オリオン 2     29句

オリオン  シリウス

作品
作者
掲載誌
掲載年月
オリオンヘ白き光の一矢かな 鈴鹿呂仁 京鹿子 201811
オリオンヘ直線の闇更けて来し 山田六甲 六花 201812
あり余る闇北海のオリオンは 山田六甲 六花 201812
オリオンは北の大地を傾けり 山田六甲 六花 201812
白老やオリオンの闇ふんだんに 山田六甲 六花 201812
オリオンに気づかれぬやう海深く 辻水音 201903
寒星やむかし毎日オリオンズ 高木嘉久 201903
付け睫毛瞬く先のオリオン座 波戸辺のばら 201904
風の無きオリオン仰ぎ除夜詣 廣畑育子 六花 201904
風の無きオリオン仰ぎ除夜詣 廣畑育子 六花 201904
オリオンの真下寒河の響きけり 夏生一暁 馬醉木 201905
寒オリオン地球は水ををこぼさざる 山田六甲 六花 202002
飛行機の灯が過ぎてゆくオリオン座 藤井美晴 やぶれ傘 202002
オリオンに落ち行きさうぞ冴返る 山田六甲 六花 202003
両手挙げ子はオリオンを取るしぐさ 有賀昌子 やぶれ傘 202003
オリオンをヘリコプターの灯がよぎる 藤井美晴 やぶれ傘 202003
オリオンの今立ち上がる霜夜かな 吉田順子 202003
オリオンや恋知りそめし指のさき 中島陽華 202005
オリオンの右肩幽し夜の更けて 滋野暁 末黒野 202006
オリオンを飲み込んでをる水たまり 中西厚子 202102
葛飾の南の空にオリオン座 安藤久美子 やぶれ傘 202103
群青の空に白帆やオリオン座 六車佳奈 風土 202104
オリオンが傾ぐ何時かは来る訣れ 浜田はるみ 202105
オリオンに傾いてゐし我が故郷 山田六甲 六花 202202
オリオンや無言の涙に別れ来て 塩貝朱千 京鹿子 202203
オリオンの方形緩ぶ春の夜 峰崎成規 202204
風しづかオリオンしづか夜の鳩舎 小田嶋野笛 末黒野 202204
オリオンを見つけたる君輝けり 小林友子 末黒野 202205
オリオンやどれも首垂れショベルカー あさなが捷 202205
オリオンの凍星命終へんとす 稲畑廣太郎 ホトトギス 202212
オリオンに誘ひ出されし寝待月 稲畑廣太郎 ホトトギス 202309
オリオンの天頂に座す帰り道 稗田寿明 202302
寒明の空あけわたすオリオン座 今橋眞理子 ホトトギス 202307
オリオン→1

 

2023年11月11日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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