夏布団   56句

夏布団ふわりとかかる骨の上   日野草城   人生の午後

夏蒲団  夏掛

作品
作者
掲載誌
掲載年月
夏用の巻蒲団宿籠堂 麻生當子 199909
相談の結果今日から夏布団 池田澄子 船団 200009
夏布団干すに日和の定まらず 桑垣信子 いろり 200011
夏蒲団孫が泊りに来るといふ 柳生千枝子 火星 200111
夏布団泪のあとが子の頬に 吉岡久江 火星 200111
夏蒲団保育園より持ち帰る 青池亘 百鳥 200209
夜明けまで股に挟みし夏蒲団 林富男 ぐろっけ 200210
夏布団二枚重ねのきのふ今日 延川五十昭 六花 200310
青い目の人形眠らす夏蒲団 丸井巴水 京鹿子 200410
夏布團のひ孫ときをり大欠伸 北村香朗 京鹿子 200411
足元に置いてあるだけ夏蒲団 井上輝男 築港 200510
手繰り寄せ手足投げ出す夏蒲団 名和美枝子 八千草 200511
夏蒲団さへも足蹴にしたること 稲畑汀子 ホトトギス 200606
夏蒲団てふ剥ぐためのものであり 稲畑汀子 ホトトギス 200606
目が覚めて何処へ行つたか夏蒲団 稲畑汀子 ホトトギス 200606
夏蒲団掛けて落着く子の寝息 稲畑汀子 ホトトギス 200606
肌触り確かめて買ふ夏蒲団 稲畑汀子 ホトトギス 200606
まず手が伸び足が出てくる夏蒲団 鈴木多枝子 あを 200610
両側の桟敷に並ぶ夏布団 鈴木石花 風土 200709
寝乱れし足がまさぐる夏蒲団 四戸和彦 八千草 200712
夏布団干し神楽坂裏に住む 大西八洲雄 万象 200808
夏布団さらりとかけて夜鷹聞く 斉藤小夜 風土 200809
夏布団畳みて旅の終りけり 徳丸峻二 風土 200809
夏蒲団肋骨冥くありにける 栗栖恵通子 200810
わが病む夏の蒲団を妻は仕立てをり 瀧春一 深林 200901
いつの間に裏返りゐて夏蒲団 堀内一郎 あを 200908
片足の夏蒲団よりあそび出て 市村健夫 馬醉木 200910
叱咤飛ぶ夏合宿や貸ふとん 井八重子 末黒野 200911
夏蒲団けふより寝相無制限 山崎青史 ろんど 201008
寝姿の嵩のうすさよ夏蒲団 栗原公子 201009
腹にだけ掛けし真青の夏布団 久世孝雄 やぶれ傘 201012
夏布団夢の国から逃げたがる 安居正浩 201108
皺だらけの夏布団お似合ひだよ ことり 六花 201111
身のうちにさざ波来たり夏布団 吉清和代 万象 201211
夏蒲団平らに妻の息絶えし 木村享史 ホトトギス 201303
老母の寝姿うすし夏布団 鈴木セツ 201409
母が泊りに来る夏布団つくろひし 安住敦 春燈 201606
快眠にいざなはれゆく夏蒲団 稲畑汀子 ホトトギス 201607
夏蒲団ぐらゐは蹴つてゐて元気 稲畑汀子 ホトトギス 201607
夏蒲団たよりなきかな夢も見ず 谷島弘康 末黒野 201610
兄妹飽きず飛込む夏布団 赤座典子 あを 201707
夜もすがら軽さ馴染まぬ夏布団 伴秋草 末黒野 201709
病院にすべてを委ね夏蒲団 柴田志津子 201809
夏蒲団蹴って被ってまた蹴って 林田麻裕 201809
夏蒲団被ってすぐに地震来る 林田麻裕 201809
おさなごの蹴っては絡め夏布団 松井季湖 201809
お平らに夏座布団をすすめけり 篠田純子 あを 201810
蒲団干す母の匂ひをそつと嗅ぎ 小林朱夏 201812
夏蒲団心もとなき程軽し 伊藤由良 末黒野 201909
夜は音の絶ゆる田舎家夏蒲団 足立典子 雨月 201909
古民家の風よく通る夏蒲団 足立典子 雨月 201909
夏蒲団右足の爪ひつかかる 藤井美晴 やぶれ傘 201910
はらからの集ふ日の嵩夏蒲団 山田佳乃 ホトトギス 201911
夏蒲団蹴り孫の足伸びゆけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 202007
夏蒲団ほどの重さの夢を見し 大久保白村 ホトトギス 202011
百歳の師の温顔や夏蒲団 山田閏子 ホトトギス 202112
鯉遠く撥ねてをりけり夏布団 沼田巴字 京鹿子 202206

 

2022年6月30日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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