夏 隣     101句

水盤に剣山のこし夏隣り  堀場美智子

夏近し  夏隣

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
天地に水韻高し夏隣 小澤克己 遠嶺 199807  
俎もかぐはしきもの夏隣 林翔 199907  
朴の木のまはりは雨の夏隣 小澤克己 遠嶺 199907  
目覚ましの電池入れ替ふ夏隣 金國久子 遠嶺 199907  
巡礼の肩にこぼれ日夏隣 関口幹雄 遠嶺 199908  
墓地買つて一草庵の夏隣 中野哲子 六花 200107  
窓辺での夜間飛行や夏隣 土岐明子 遠嶺 200108  
夏隣エンジェルフィッシュ観るボート 大村真佐子 遠嶺 200110  
夏隣かかとが2つ大地まで 稲用飛燕 船団 200110  
跳ねあげし水の光彩夏隣 小澤克己 遠嶺 200207 大井町
沖天に力ある星夏隣 小澤克己 遠嶺 200207  
万祝着親子で染むる夏隣 松崎鉄之介 200207  
開け放つ窓に潮風夏隣 今井松子 遠嶺 200208  
夏隣河口に白帆揃ひけり 花島陽子 遠嶺 200208  
草庵を抱く大樹や夏隣 宮倉浅子 遠嶺 200208  
水底に光輪動く夏隣 天野きく江 200208  
ふつくらと炊けてむすびへ夏隣 大村真佐子 遠嶺 200209  
嶺々を越す雲の怒濤や夏隣 小澤克己 遠嶺 200210  
箱膳の思ひ出よぎる夏隣 林友次郎 遠嶺 200210  
勇壮な琉球をどり夏隣 芳賀雅子 遠嶺 200308  
尼御前の仕種きびきび夏隣 東野鈴子 雨月 200308  
中国語の留守番電話夏隣 安田美恵子 帆船 200405  
木の影に犬が繋がれ夏隣 酒井十八歩 草の花 200406  
リューマチの手術する友夏隣 安部里子 あを 200406  
天窓に雲のとどまる夏隣 山口幸子 200407  
一幹の松の太腰夏隣 小澤克己 遠嶺 200407  
夏隣大河の口のぎらぎらす 間島あきら 風土 200407  
抱かれて神の稚子行く夏隣 樋口桂紅 草の花 200407  
茶房からジャズの音洩るる夏隣 岡本崇 200407  
浦安に雲湧きやすし夏隣 佐々木よし子 200407  
腕白もみがきのかゝり夏隣 藤田宣子 ぐろっけ 200407  
山河の青き充足夏隣 長屋璃子 火星 200408  
飛騨匠墨縄ピンと夏隣り 福田かよ子 ぐろっけ 200408  
園丁のひそと働く夏隣 坪井洋子 200501  
先生のヨガの二の腕夏隣 中野京子 200508  
雨後の樹のひときは揺れて夏隣 小林恵子 遠嶺 200508  
夏隣る早瀬の石を家づとに 瀧春一 菜園 200509  
裂いて織る木綿のシーツ夏隣 高橋あゆみ 200510  
夏隣新居一信届きけり 岡本眸 200605  
床の間に玻璃の花生け夏隣 赤座典子 あを 200606  
藁屋根を落つる風さへ夏隣 瀧春一 常念 200606  
大足波郷大耳湘子夏隣 伊藤白潮 200606  
スリッパの奥にビー玉夏隣 掛井広通 200607  
名のありし星座脈打つ夏隣 掛井広通 200707  
人影の日増に青み夏隣 上林孝子 200707  
うつちやりの稽古ひたすら夏隣 藤井寿江子 馬醉木 200710  
夏隣稽古力士の髭乱る 永峰久比古 馬醉木 200710  
丘陵の星のささめく夏隣 大曽根育代 遠嶺 200808  
竹箍の醤びかりも夏隣 千田敬 200906  
三河黒松直立の夏隣り 遠藤真砂明 200907 岡崎
ビー玉に透く泡粒も夏隣 片山博介 春燈 200907  
家中の力ーテン洗ふ夏隣 柳沢典子 酸漿 200907  
駿馬みな尾を振り上げて夏隣 遠藤和彦 遠嶺 200908  
坂道はペダルそのまま夏隣 掛井広通 201006  
御茶壷道中往き来の美濃路夏隣 永島雅子 春燈 201007  
葉隠れの鳥声さがす夏隣 吉村さよ子 春燈 201007  
衛視立つ議事堂前や夏隣 立原誠子 酸漿 201008  
くぼみたる俎板削る夏隣 柴田志津子 201107  
魚群れて流れにひかる夏隣 廣瀬雅男 やぶれ傘 201107  
日に弾く水車の飛沫夏隣 浅野恵美子 酸漿 201107  
空白の日記にペン置く夏隣 中山静枝 201108  
蹲踞の水かげろふや夏隣 三枝邦光 ぐろっけ 201108  
打ち寄する波音高き夏隣 成田なな女 春燈 201109  
引く波のくすぐる足裏夏隣 神谷さうび 末黒野 201204  
ファーブルは子の愛読書夏隣 田下宮子 201206  
女子会のメニューそれぞれ夏隣 遊橋惠美 風土 201207  
雨後の川にごりてひかる夏隣 天野美登里 やぶれ傘 201211  
鎌倉に栗鼠の目につく夏隣 中村嵐楓子 春燈 201307  
夏隣父直球を浴びどほし 湯橋喜美 201406  
ジャケットの深き折目や夏隣 横山さくら 春燈 201406  
堀割の水たつぷりと夏隣 柴田志津子 201407  
汚れ物洗ふ妻亡し夏隣 野沢しの武 風土 201407  
三日振りの髭剃り外出夏隣 野沢しの武 風土 201412  
気に圧され揮毫者目守る夏隣 吉村さよ子 春燈 201507  
封筒の内側青し夏隣 栗原公子 201507  
ベランダの鉢置き換へる夏隣り 廣瀬雅男 やぶれ傘 201507  
自転車に乗りて湘南夏隣 宮澤靖子 末黒野 201508  
髪切つて装ひかるき夏隣 遠藤清子 末黒野 201508  
夏隣草花の苗選びあふ 大嶋洋子 春燈 201508  
風立ちて差し潮匂ふ夏隣り 廣瀬雅男 やぶれ傘 201607  
駅弁の酢の味立ちぬ夏隣 上月智子 末黒野 201709  

 

2018年5月2日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。