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作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
境内に闇がどすんと祭果つ 原友子 201302  
祭り櫓大きな空を従へて 広渡敬雄 201303  
うぶすなの祭太鼓は臍で聴く 秋山白兎 伝統俳協 201304  
電気街寄りもし神田祭かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201305  
背広脱ぎ神田祭の出立ちに 稲畑廣太郎 ホトトギス 201305  
不機嫌な馬をなだめる葵祭 亀田やす子 ははのこゑ 201306  
先導の蹄軽やか賀茂祭 石川かおり 201307  
祭礼の提灯ともる端居かな 根橋宏次 やぶれ傘 201309  
青空に噴水届けソーラン祭 園部早智子 ろんど 201309  
豆絞りきりりと締めて夏祭 増田甚平 ろんど 201309  
はぐれじとはぐれて祇園祭かな 山田六甲 六花 201309  
昔の名坂に残りて祭町 今井千鶴子 ホトトギス 201310  
さりげなく祭にまぎれ一女優 今井千鶴子 ホトトギス 201310  
市歌をもて祭囃子としたるかな 後藤比奈夫 ホトトギス 201310  
夏祭三尺帯の子が揃ひ 宮崎左智子 201310  
次男坊はいつも添へもの祭笛 林紀夫 春燈 201310  
赤楢の真緑なりしそーらん祭 園部早智子 ろんど 201310  
相の川渡りて武州夏祭 増田甚平 ろんど 201310  
地下出口吐かるるままに祭人 古沢幸次 ろんど 201310  
水郷の祭囃子の舟揺らふ 村上禮三 201310  
耳輪はづし貴船祭も終りけり 遠山みち子 201310  
木の間より笛の音聞こゆ夏祭 行川秀雄 末黒野 201310  
鉾町に雨呼ぶ屏風祭りかな 田村すゝむ 風土 201310  
三十万の御霊に誓ふ平和祭 小林和子 風土 201310  
金盥納戸より出す祭の夜 宮内とし子 201310  
波しぶき立つ舟だまり祭来る 小林成子 火星 201310  
ゆふかぜのささげの丈や祭笛 小林成子 火星 201310  
祭待つ舟しづかなる幣の揺れ 小林成子 火星 201310  
紅筆をひとつ買ひけり祭笛 西畑敦子 火星 201310  
橋に竿立て祭提灯点さむと 大橋晄 雨月 201310  
祭団扇貰ひて心弾むかな 大橋晄 雨月 201310  
祭近き神輿の綺羅を拝しけり 出口貴美子 雨月 201310  
実盛祭火の粉散り鉦鳴り続く 安部守正 雨月 201310  
家々の灯を消し集ふ実盛祭 安部和子 雨月 201310  
祇園祭人混み合うて華やかに 辰巳あした 雨月 201310  
水仕の手措けば幽かに祭太鼓 安田とし子 ぐろっけ 201310  
人違ひしたりされたり鉾祭 山野美賛子 ぐろっけ 201310  
世話人の弁当が着く祭かな 田中藤穂 あを 201310  
通過して葵祭の日でありし 安原葉 ホトトギス 201311  
先達の土まみれなる祭足袋 能勢俊子 馬醉木 201311  
夏祭の淡き初恋語りぐさ 山内タカ子 201311  
磯止めや祭の松を伐り出して 岩木茂 風土 201311  
祭神の厳かな闇夏木立 岩木茂 風土 201311  
祭来る玉蜀黍に髭の出て 岩木茂 風土 201311  
祭過ぐアサギマダラは沖へ翔ち 岩木茂 風土 201311  
陰干しの袴の祭り疲れかな 岩木茂 風土 201311  
祭来る龍の帯締め囃子衆 田中佐知子 風土 201311  
如とありし師の墨痕や夏祭り 谷岡尚美 201311  
祭闌け地軸を揺するキリコかな 阿部眞佐朗 201311  
戦利品のやうに祭りの団扇かな 石田きよし 201311  
御祭礼ごみを集むる人のゐて 三輪慶子 ぐろっけ 201311  
町衆の顔の明るさ祭獅子 三輪慶子 ぐろっけ 201311  
祭囃子息切り下校せしことも 荒木稔 ぐろっけ 201311  
杉本家明かりつつしみ屏風祭 三浦喜久子 ぐろっけ 201311  
祭果て大川死せる如きかな 大橋晄 雨月 201311  
旅西へ祇園祭を通過せり 安原葉 ホトトギス 201312  
二階へと粽投げ込み里祭 石川かおり あい 201312  
丈長の法被なびかせ祭衆 石川かおり あい 201312  
濃紺の空へ祭の木遣唄 橋場美篶 末黒野 201312  
村祭白粉刷きし子等戯れる 相沢有理子 風土 201312  
夏祭り太鼓の音の地に響く 池田よし子 やぶれ傘 201312  
海色のヨーヨーを釣る祭かな 雨村敏子 201312  
献燈に灯の入る参道宵祭 今井忍 ぐろっけ 201312  
閻王の笑顔さびしき祭かな 瀧春一 花石榴 201312 谷中長久院
宇治川に祭主の祝詞爽やかに 山口キミコ あい 201401  
カバン中祭りの余韻ありにけり 杉原ツタ子 201401  
朝の眼に祭りが来るよ花カンナ 一門彰子 船団 201401  
ちよぼ口のわらべ山車引く浦祭 山口登 末黒野 201401  
祭り来る山車の太鼓の遠近し 伊藤マサ子 ぐろっけ 201401  
里祭野狐台てふ町に果て 荒井千瑳子 201401  
ひよつとこの隠れたばこや夏祭 今瀬一博 201401  
日本に褌のあり夏祭 今瀬一博 201401  
頼りなく化粧ふ男の子や里祭 山崎靖子 201401  
米俵担ぎてゴール里祭 甕秀麿 201401  
時なしの日がな太鼓や里祭 江木紀子 雨月 201401  
浦祭渚の鳥居凛と立ち 寺岡ひろし 雨月 201401  
浦祭切り裂きゆける救急車 寺岡ひろし 雨月 201401  
後退りするとき揃ふ祭獅子 笹村政子 六花 201401  
祭の子何を買うたるかは見せず 木村享史 ホトトギス 201402  
村祭背広の皺の落ち着かず 吉田葎 201402  
祭好き女も樽酒酌み交わす 今井忍 ぐろっけ 201402  
祭鮨飽きたる子らに塩むすび 今井忍 ぐろっけ 201402  
玉垣に幟干されて祭果つ 今井忍 ぐろっけ 201402  
御輿かつぐ男捩れる村祭 志方章子 六花 201402  
支へ合ふ暮しや祭笛高き 久保久子 湖心 201402  
天地やいつもどこかに祭笛 鴨下昭 201403  
雉鳩の尾羽に祭囃子かな 本多俊子 光のうつは 201404  
口琴の音の風にそひ天使祭 本多俊子 光のうつは 201404  
村祭記憶のままの笛の音 坂根宏子 野山の道 201404  
妻と見る四大祭の華やかさ 難波篤直 201404  
釣瓶投げ入れて水汲む宇治茶祭 難波篤直 201404  
箱中にコード・ソケット祭来る 山本耀子 絵襖 201404  
この町の一筋祭はじまりし 稲畑汀子 ホトトギス 201405  
祭笛乗せてくる風消す風も 稲畑汀子 ホトトギス 201405  
江戸つ子で神田生れや祭来る 稲畑汀子 ホトトギス 201405  
ともかくも祭提灯見て通る 稲畑汀子 ホトトギス 201405  
毛抜鮨神田祭に来てさがす 水原秋櫻子 馬醉木 201405 『藍雁』
道ふさぐ祭囃子についてゆく 栗原京子 201405  
祭り笛ひと月かけて指動く 中島玉五郎 201406  
果ててなほ喧嘩の匂ふ三社祭 布川直幸 201405  
浅草の横丁息づく祭かな 布川直幸 201405  
真つ暗なとこにも人声三社祭 布川直幸 201405  
三社祭横丁満たす酒の息 布川直幸 201405  
祭くる米を唐櫃に満たしめて 丸山佳子 京鹿子 201406  
筑摩祭鍋釜かづく乙女たち 橋本靖子 201407  
祭衣の親子の昼寝隅田川 上原重一 201407  
祭待つ神田浅草日本橋 山本喜朗 雨月 201407  
夜須礼の祭笛吹く京の子ら 伊藤和子 201407  
寿司を食ふ祭囃子を聴きながら 上原重一 201407  
三社祭神輿集結三十余 上原重一 201407  
祭武者の先手を打ちてつばくらめ 丸尾和子 雨月 201407  
二時よりの祭りに先づは飲茶かな 橋本靖子 201407  
筑摩祭鍋釜かづく乙女たち 橋本靖子 201407 米原・鍋冠祭
通り雨馬上毅然と賀茂祭 横田矩子 201408  
椎大樹祭巡行図の貼られ 池田光子 風土 201408  
湖よりの風に煽られ筑摩祭 国包澄子 201408  
総領の肩で風切る村祭 高木典子 雨月 201408  
青梅の太り天神祭くる 山田春生 万象 201408 湯島天満宮大祭
胸躍る祭は皆を結びつく 江島照美 201408  
人形の如く担がれ祭稚児 高木典子 雨月 201408  
あみ込みの髪形にして夏祭 塩路彩奈 璦別冊 201408  
奇祭とて白塗り稚児に茶わん山車 伊藤和子 201408  
兜煮をどんと置きたる祭かな 遠藤真砂明 201408  
賑はひに馴染めぬ性よ祭笛 高橋泰子 201408  
祭酒浴びて駆け出す草鞋かな 高木典子 雨月 201408  
祭馬列を逸れては戻さるる 渡辺数子 火星 201408  
往還の列そぼ濡れて賀茂祭 田中珠生 馬醉木 201408  
背伸びして葵祭のわらべ見る 渡辺数子 火星 201408  
路地裏の闇をにぎはす祭笛 岡野ひろ子 201408  
髪きりり結うてこれより三社祭 岡真紗子 201408  
夕支度祭り太鼓の響きをり 塩千恵子 201408  
狩衣の童女上目に鍋祭 中村ふく子 201408  
名にし負ふ三社祭の喧騒に 堀田こう 雨月 201408  
風に聞く佃祭のプロローグ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201408  
祭笛遠くに聞きて船下り 塩千恵子 201408  
祭神は天鈿女命やかきつばた 橋添やよひ 風土 201408  
赤帽のマーチングバンド新樹光 井口淳子 201408 加賀百万石祭
九頭竜の濁り膨るる祭かな 池田光子 風土 201408  
みどりさす祭まへなる神馬の瞳 橋添やよひ 風土 201408  
湖よりの風に煽られ筑摩祭 国包澄子 201408  
雨となる葵祭の絵巻かな 渡辺数子 火星 201408  
葵祭牛車軋みて賀茂堤 高木典子 雨月 201408  
御持たせの蛸のたいたん祭笛 山田美恵子 火星 201409  
町川に夕汐のぼり祭笛 小林愛子 万象 201409  
地を掴むやうに脱がれし祭足袋 大谷昌子 馬醉木 201409  
対岸の人を呼びたる祭かな 高倉和子 201409  
川風に弾む二抽子祭足袋 林八重子 馬醉木 201409  
帰漁船祭花火に祓はれつ 綿谷ただ志 馬醉木 201409  
一笛に神を呼び出す陰祭 原田しずえ 万象 201409  
鉾祭稚児は凛々しく千度の儀 横田矩子 201409  
望郷や夏の祭典笛太鼓 大西よしき ろんど 201409  
風を跳び炎天を蹴るソーラン祭 佐瀬晶子 ろんど 201409  
夏祭太鼓一打ちより始む 市川伊團次 六花 201409  
三枝祭笹百合の香の先導す 上辻蒼人 風土 201409  
祭笛戸籍抄本とりにゆく 鴨下昭 201409  
祭待つぶつ切り蛸の一斗樽 南うみを 風土 201409  
曳き帰る田んぼの道の祭馬 笹村政子 六花 201409  
ゆで卵むきつつ遠き祭笛 宮崎左智子 201409  
愛染さん祭控へて大わらは 坂根宏子 201409  
後ろより袖を引かるる祭かな 山田六甲 六花 201410  
池の面に亀首伸ばす祭笛 曽根満 万象 201410  
神木の大楠動く祭笛 岩下芳子 201410  
神木に初の墨引き祭果つ 曽根満 万象 201410  
顎強き魚の旨しよ祭来る 蘭定かず子 火星 201410  
お木曳き祭よいさよいさと街揺らす 曽根満 万象 201410  
放電しリセットしたる祭あと 和田政子 201410  
火祭の浄衣に汗の淋漓たり 佐藤貞子 雨月 201410  
穂孕みに夕風通す祭笛 能村研三 201410  
夏祭ブリキ金魚に小舟の帆 宮田香 201410  
夏祭り孫の誕生待ち遠し 中井弘一 201410  
富士愛鷹山顔を揃へりお木曳き祭 曽根満 万象 201410  
肌脱ぎて祭の顔を作りけり 三宅文子 春燈 201410  
祭帯けんくわ結びの跳ねたがる 大沢美智子 201410  
延々と鶏のがら煮て夏祭 田辺博充 201410  
天平の舞厳かに前祭 山口キミコ 201410  
夏祭うかれ幼の背に躍り 大川暉美 末黒野 201411  
祭来て吼へる牛鬼かほ真赤 宮地静雄 末黒野 201411  
東京の夕凪にくる祭かな 熊谷ふみを ろんど 201411  
ももいろの鉢巻洗ふ祭あと 雨村敏子 201411  
風神も雷神も来よ祭笛 雨村敏子 201411  
祭りあと鴉集まるところかな 白石正躬 やぶれ傘 201411  
鉾祭馬上の稚児の眠りをり 青木朋子 201411  
並べある祭提灯絵金かな 近藤紀子 201411  
牛車きてそれらしくなる時代祭 鈴鹿仁 京鹿子 201411  
若衆の腰浮かし漕ぐ祭舟 大内マキ子 万象 201411  
夏祭をんな働くテント裏 齊藤哲子 201411  
町筋に色溢れをり宵祭 三木千代 201411  
あらかたは平成の巫女祭髪 三木千代 201411  
おほらかに弥栄祈る祭り酒 元橋孝之 京鹿子 201411  
東京音頭乗つて手拍子街祭 中村三郎 京鹿子 201411  
火祭の山へ踏み入る焔かな 雨宮桂子 風土 201411 吉田火祭
路地抜くる風に匂や宵祭 野坂民子 馬醉木 201412  
吉田火祭風は富士へと火を煽つ 大場弘子 末黒野 201412  
祭笛この辻までは江戸の内 松田明子 201412  
奈良町は申を祭れる夕明り 杉浦典子 火星 201412  
祭の灯同じ暗さで家つなぐ 堀内一郎 堀内一郎集 201412  
祭溜るいつもうしろに運河の帯 堀内一郎 堀内一郎集 201412  
村祭逸る園児の鼓笛隊 山口誠 馬醉木 201501  
指笛に肩うごきだす浦祭 能勢俊子 馬醉木 201501  
公家落とす時代祭の暴れ馬 高谷栄一 201501  
火祭や怒声と火の粉飛び散りぬ 飯田美千子 201501 (鞍馬の火祭)
母が吹くまつりの後の祭笛 小野 寿子 201501  
火祭の掛け声火の粉舞ひ上がる 中島昌子 201501  
二千人の影動き出す時代祭 竹中一花 201501  
子規さん忌誌齢千号祭の日 土屋草子 ろんど 201501  
引退を秘めて翁の祭笛 和田うめ 京鹿子 201501  
時代祭御車に坐す清女紫女 横山昭子 雨月 201502  
旅に出て祭の渦に呑まれたり 栗原京子 201502  
大和より稚魚取り寄せし祭かな 栗原京子 201502  
もやひ結び教はる子等や浦祭 上月智子 末黒野 201502  
時代祭光陰の糸手繰り寄せ 横山昭子 雨月 201502  
時代祭長刀持てる巴殿 横山昭子 雨月 201502  
在郷の意気高々と祭旗 金子つとむ ろんど 201502  
村祭警笛鳴らし電車過ぐ 秋田典子 六花 201502  
祭笛いつもとほくに聞こえけり 戸栗末廣 201503  
祭髪二人駆けゆく交差点 稲畑廣太郎 ホトトギス 201505  
祭見のけんくわをさめる巡査かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201505  
わが句歴三社祭に始まれり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201505  
又次の計画立ててゆく祭 稲畑汀子 ホトトギス 201505  
わが母は江戸つ子三社祭来る 稲畑汀子 ホトトギス 201505  
快晴や三社祭といふ人出 稲畑汀子 ホトトギス 201505  
雑踏も三社祭の一部分 稲畑汀子 ホトトギス 201505  
街ぢゆうに静かな疲れ祭あと 布川直幸 201505  
おもふさまふりてあがりし祭かな 久保田万太郎 春燈 201505 『久保田万太郎句集』
北斎の龍生き生きと祭笛 岩月優美子 グピドの瞳 201506 祭→1

 

2015年6月20日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。