松明け      26句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
第三の顔とはよけれ松明けて 保坂加津夫 いろり 200002
松明けて心のはりのどこへやら 大平保子 いろり 200102
松明けの人誘ひ出す日差かな 宮津昭彦 200103
松明けて学生寮の灯が揃ふ 重本文子 百鳥 200404
松明けの空存分に一つ星 今瀬一博 200405
松明けてオレンジ色の授乳室 服部早苗 200504
松明けて退院許可に小躍す 田中みのる 火星 200604
松明けて沖日吹き込む長谷通り 田中貞雄 ろんど 201004
松明けの路地を曲れば寄せ太鼓 橋本良子 遠嶺 201005
多賀大社先食台に松明けて 赤木和代 201005
松明けの厩へ帰る神馬かな 有本南陵 ろんど 201104
松明けるホツトケーキの妻の昼 布川孝子 京鹿子 201205
ひとり飲む白湯のあまさや松明けぬ 藤原若菜 春燈 201303
塗椀の薄紙も古り松明けぬ 笠井敦子 201304
いの門もはの門も松明けにけり 山田六甲 六花 201402
松明けに百四歳や大往生 斉藤裕子 あを 201503
松明けて紙飛行機を飛ばしけり 瀬島洒望 やぶれ傘 201603
松明けてなにやかにやのなにのこと 中川久仁子 201603
松明けて隣人転居風去来 七郎衛門吉保 あを 201603
松明けて紙飛行機を飛ばしけり 瀬島洒望 やぶれ傘 201603
松明けてなにやかにやのなにのこと 中川久仁子 201603
松明けの持ち手馴染まぬ花鋏 辻響子 201903
のり弁に赤いウインナ松明ける 辻水音 201904
松明けの浅草神谷バーに飲む 萩原渓人 やぶれ傘 202006
松明の長次郎寿司雨上り 山田六甲 六花 202102
松明やサーカス小屋の靡く旗 平田きみ 末黒野 202104

 

2022年1月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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