かりがね 2   11句

かりがねに乳はる酒肆の婢ありけり  飯田蛇笏  山廬集

  かりがね

作品
作者
掲載誌
掲載年月
かりがねや濠より暮るる城下町 山本右近 万象 201602
かりがねや低めに締めし無地の帯 新谷フクヱ 末黒野 201602
かりがねやずしりと二十四万語 中川句寿夫 ここのもん 201705
かりがねや常念岳の星濃やかに 徳井節子 馬醉木 201811
かりがねの空忘れたる無縁坂 夏生一暁 馬醉木 201901
恵方とはかりがねの列渡る道渡る道 倉林はるこ' 202001
湖目指すかりがねが列組み直す 山口優子 202011
かりがねや訪ふ国府の万葉碑 鈴木齊夫 202012
かりがねに帰る沼あり夕の道 大坂正 末黒野 202112
かりがねや寄進瓦に書く願ひ 田中佐知子 風土 202201
かりがねや遥か遠流の島灯り 鈴木齊夫 202212
かりがね→ 1

2023年11月26日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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