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寒雲・凍雲     52句

父逝くや凍雲闇にひそむ夜を   飯田蛇笏

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
凍雲を剱岳はらへり句碑びらき 水原春郎 馬醉木 199901  
凍雲や帆船は帆を固く巻き 密田真理子 199906  
凍雲の銀のふちどりみくじ引く 浜麻衣子 六花 200004  
凍雲へ賽銭にぶき音かへす 辻井桂子 俳句通信 200004  
寒雲に刻める龍の爪の跡 金澤明子 火星 200004  
寒雲に隠るきのふの雑木山 小野寺節子 風土 200004  
晩年に見る凍雲の血の滲み 能村登四郎 羽化 200110  
古書店に入る凍雲を嗅ぐように 守谷茂泰 海程 200112  
あかつきや凍雲光りつつ目覚め 長山あや 円虹 200203  
夭折の耕二浩一余寒雲 能村研三 200203  
凍雲や特急列車走り去る 与川やよい 遠嶺 200204  
凍雲の一歩も動ぜざる故郷 宮原みさを 花月亭 200208  
凍雲の一ト日居坐り峡部落 宮原みさを 花月亭 200208  
凍て雲や青竹の枝落しをる 植木戴子 200303  
凍雲の隙間より洩る日矢まぶし 板倉幸子 築港 200304  
海指して黒き寒雲急ぎゆく 榎本孤星 築港 200304  
ばらばらと寒雲海に消えゆけり 榎本孤星 築港 200304  
寒雲の動かず初志を貫けり 鈴木良戈 200307  
凍雲のわづかな動き桜島 中元英雄 河鹿 200404  
凍雲が葛城の峰押へをり 板倉幸子 築港 200404  
凍雲や診察を待つ固き椅子 板倉幸子 築港 200404  
凍雲や六本木ヒルズ人人渦 中野英歩 八千草 200407  
凍て雲の一枚沼の白びかり 森屋慶基 風土 200411  
凍雲の中をジエツト機とどろいて 川口弘子 築港 200503  
凍雲をはらひし朝や母を焼く 小澤克己 遠嶺 200503  
凍雲やきしきし歩む駅の道 石田邦子 遠嶺 200503  
凍雲の割れて日の差す相模灘 宮川迪夫 遠嶺 200504  
凍雲の一片崩し鶴翔る 長谷川子 馬醉木 200504  
凍雲に虹の消えては生れては 稲畑汀子 ホトトギス 200601  
寒雲や足踏み出せば景揺るる 太田佳代子 春潮 200602  
凍雲に身を翻す宮の鯉 城尾たか子 火星 200603  
凍雲へ切株貌を晒しをり 井上道子 百鳥 200604  
凍雲や山は削られつつ無音 服部早苗 200605 武甲山
凍雲や鉄工場に火花散る 酒井美津 遠嶺 200605  
凍雲の去りつつ海を広げけり 内山けい子 200801  
天蒼し凍雲抜けし離陸機に 泉田秋硯 200803  
凍雲に届けとコール肝被害 楯野正雄 200803  

 

2008年12月22日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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