十二月 2     271句

十二月あのひと刺しに汽車で行く   穴井太

師走 霜月

作品
作者
掲載誌
掲載年月
世話物の孝夫に泣くも十二月
山田弘子
春節
199503
ペンキ屋の服の汚るる十二月
青木光子
築港
200302
喪の服を着る事多し十二月
森本信子
築港
200302
行列に顔なき顔や十二月
朱間繭生
銀化
200302
小気味よき鋏の音や十二月
佐藤章恵
雲の峰
200302
幣神杜幣新しき十二月
阿部悦子
酸漿
200302
里山の空の日月十二月
竹田巳子子
酸漿
200302
年ごとに時間の加速十二月
仙石君子
雨月
200303
筋ずれし寝圧しのズボン十二月
園多佳女
雨月
200303
鰹節うまく削れて十二月
小宮山勇
遠嶺
200303
引越しの黒髪束ね十二月
桜井和子
遠嶺
200303
なほ学ぶこころのありて十二月
長志げを
遠嶺
200303
十二月八日忘れず生き延びて
阿部一彦
築港
200303
四Eの靴履き潰し十二月
渡部伸一郎
百鳥
200303
十二月捨印強く押しにけり
武田眞砂
百鳥
200303
使ひ古る物差の反り十二月
奥名正子
帆船
200303
階段が疲れを知らす十二月
塚本五十鈴
200303
十二月八日青竹の伐り出され
伊藤多恵子
火星
200303
十二月大根井筒に積まれあり
加藤君子
火星
200303
水音のぴたりと止みし十二月
堀博子
火星
200303
点滴の瓶を睨んで十二月
木山杏理
京鹿子
200303
風呂敷の四隅を結ぶ十二月
大庭三千枝
200303
半眼に眠る伊吹や十二月
平居澪子
六花
200303
人まばら写真講座の十二月
林裕美子
六花
200303
十二月我が家ヘ飛んで帰りたし
田中章子
酸漿
200303
足軽く句会に行けり十二月
大内恵
酸漿
200303
鼻の差といふ勝負あり十二月
長田等
200304
畳針突き刺す十二月八日
長田等
200304
ものごとを笑うて済ます十二月
鳴海清美
六花
200304
携帯のはぐれてゐたる十二月
物江昌子
六花
200304
十二月の峠谷底まで見えて
和田敏子
雨月
200304
十二月八日老斑増やして健
大井貞一
京鹿子
200304
再発の入院それも十二月
吉村ひさ志
ホトトギス
200305
心電図吊るし始まる十二月
吉村ひさ志
ホトトギス
200305
捨て水に湯気の添ひゆく十二月
森洋子
200304
燈台に白く日が射し十二月
長沼紫紅
200304
十二月能登からの波あらあらし
長沼紫紅
200304
広告塔塗り替えられて十二月
横溝千代
八千草
200306
自転車の小回利いて十二月
今村文江
帆船
200311
又一人若きが召され十二月
稲畑廣太郎
ホトトギス
200312
早世を悼む心に十二月
稲畑廣太郎
ホトトギス
200312
小豆梨くれなゐ尽す十二月
阿部ひろし
酸漿
200312
十二月葬儀屋の荷に竹箒
山尾玉藻
火星
200312
石嗅ぎて動かぬ犬や十二月
山田六甲
六花
200312
十二月刻とどめゐる野辺送り
宇都宮滴水
京鹿子
200401
十二月八日波止場に鳩の影
渡邊千枝子
馬醉木
200402
赤松に日の新しき十二月
渡邊千枝子
馬醉木
200402
畝立てし畑の黒ずむ十二月
遠野萌
200312
大樽を据ゑたる闇も十二月
柴田佐知子
200312
耳立つて口が動いて十二月
栗栖恵通子
200402
団子屋に出来たて団子十二月
恒川絢子
対岸
200402
十二月八日の句座へ服を選る
青砥真貴子
200401
目裏の乾けり十二月八日
神蔵器
風土
200402
十二月の水くらくらと高瀬川
坂本俊子
200402
樹から樹へ光をつなぐ十二月
手嶋節子
200402
薬学部の薬膳料理十二月
中村葉子
帆船
200402
庭師来て松との会話十二月
青木康信
帆船
200402
人に厭きて十二月の河馬を見る
堀内一郎
あを
200402
芋粥炊く十二月八日負の記憶
鎌倉喜久恵
あを
200402
大股のビジネス歩き十二月
泉田秋硯
200403
一望に稜線霽れて十二月
渕脇登女
200403
十二月ブーツの闊歩音硬く
藤見佳楠子
200403
片袖を抜いて物売る十二月
有島夛美
河鹿
200403
見ぬふりも生活の一つ十二月
高橋瑛子
河鹿
200403
円柱をのぼる三毛猫十二月
竹内悦子
200403
十二月八日日捲めくるのみ
木下野生
200403
深海の底の魚や十二月
植松美根子
200403
レシートに財布膨らむ十二月
川瀬さとゑ
雲の峰
200402
十二月鹿にたてがみありにけり
城孝子
火星
200403
船上にお茶漬食みし十二月
丸山照子
火星
200403
観音のほこりきらきら十二月
吉田康子
火星
200403
せきれいの小走り更に十二月
井口初江
酸漿
200402
奥志摩の波おだやかに十二月
小山漂葉
酸漿
200402
姉妹にて墓参すませり十二月
梅田秀子
酸漿
200403
渋柿と鴉知りをり十二月
山村修
酸漿
200403
十二月らしき日よりと予報官
中谷喜美子
六花
200403
十二月宙に靴浮く飾り窓
百瀬虚吹
風土
200403
浅草に遊び詣や十二月
今井千鶴子
ホトトギス
200404
肝臓のオーバーヒート十二月
峰尾秀之
200404
にはとりのもんどりうつて十二月
小澤克己
遠嶺
200404
十二月旅の帽子を今日買はな
村田文一
遠嶺
200404
十二月草大文字の東山
岩崎憲二
京鹿子
200403
薄墨の記憶を五つ十二月
鳴海清美
六花
200404
水替のホースを担ぐ十二月
井上信子
200403
泣き面にルージュはみ出す十二月
吉田明子
200403
説明を翻す医師十二月
田村園子
200403
土竜塚寺苑にふえて十二月
田中よしとも
酸漿
200404
十二月記憶の底の八日かな
田中よしとも
酸漿
200404
切り身にて売らるる大魚十二月
遠野萌
200404
墓石の苔のみどりよ十二月
和智秀子
酸漿
200406
まだ若き昼の月あり十二月
和智秀子
酸漿
200406
十二月八日未明の雪熄みをり
野沢しの武
風土
200408
十二月一日遊び人集ふ
稲畑廣太郎
ホトトギス
200412
乗り継ぎて継ぎて十二月の祝ぎへ
稲畑廣太郎
ホトトギス
200412
今日といふ一日一日を十二月
鈴木榮子
春燈
200412
満九十三歳十二月二日
宮城白路
風土
200412
字が下手になるがうれしや十二月
山田六甲
六花
200412
煮ふくめて煮つめて十二月逝かす
中村房枝
六花
200412
十二月八日忘れてしまひけり
堀内一郎
あを
200412
蜘蛛の巣を逆光に見る十二月
篠田純子
あを
200501
十二月猫とゆったりふたりかな
安部里子
あを
200502
十二月八日男湯混みにけり
定梶じょう
あを
200502
十二月戦へ進みし回顧の日
芝宮須磨子
あを
200502
魚屋の鱗しぶきや十二月
柴田佐知子
200412
湖に鳥の影濃き十二月
高倉和子
200412
十二月八日廃品束ねけり
荒木武太郎
対岸
200503
探りをる鞄のなかの十二月
長岡新一
200503
藤の実の割れてちらばる十二月
榎本文代
万象
200503
蓋括り売らるる土鍋十二月
鷹羽狩行
200501
観音の千の手羨し十二月
史あかり
ぐろっけ
200103
偏屈なコルク栓抜く十二月
田中倫代
ぐろっけ
200303
ディケンズを読み直してる十二月
内藤三男
ぐろっけ
200403
眉描いて己励ます十二月
三浦澄江
ぐろっけ
200403
天翔る鷄十二月三十二日
佐藤喜孝
青寫眞
200304
十二月八日ラヂヲ體操元気なり
佐藤喜孝
青寫眞
200304
むらさきしきぶの根元ごちゃごちゃ十二月
佐藤喜孝
青寫眞
200304
捨てるもの捨てかねてゐる十二月
橘沙希
月の雫
200404
自販機に見舞花買ふ十二月
信太清重
帆船
200502
白線の亀裂の多き十二月
小川初恵
帆船
200502
失せ物がひよつこり顔出す十二月
鏡山千恵子
帆船
200502
忘れたり忘れられたり十二月
丸山佳子
京鹿子
200501
虹色に空朝焼けて十二月
大房帝子
酸漿
200402
月星の日周運動十二月
鈴木勢津子
200503
火柱もの立ち上る十二月
水野恒彦
200503
十二月九絵をつついてをりにけり
谷口佳世子
200503
門先に獣皮干しある十二月
岩月優美子
200503
思はざる出費つぎつぎ十二月
岩永草渓
築港
200502
十二月電卓を打つ事務整理
竹山みや子
築港
200503
僧一団山を下り来る十二月
足立典子
雨月
200503
洗ひ屋が来て家洗ふ十二月
高橋照子
雨月
200502
一病にかまけられずや十二月
青垣和子
雨月
200502
辨慶の口上に泣く十二月
向江醇子
ぐろっけ
200403
胸を張り遠い木となる十二月
成井侃
対岸
200502
十二月海豚と遊ぶ指の先
吉田康子
火星
200502
まづ犬のカット日印す十二月
高橋芳子
火星
200503
美しき指の仏や十二月
福西礼子
火星
200503
いつぽんの木としてゆれり十二月
宇都宮滴水
京鹿子
200502
十二月八日の夜の長湯かな
青山丈
200503
十二月八日の飯を白く炊く
岡本眸
200501
レシートの溜まる財布や十二月
山本かずみ
百鳥
200503
穴掘つて何を埋めむ十二月
鳴海清美
六花
200504
新しき味噌樽開ける十二月
左高冨美
六花
200504
百済観音の背筋の艷も十二月
神蔵器
風土
200502
何の日か忘れて十二月八日
宮城白路
風土
200502
十二月やせたる母の裁ち鋏
信崎和葉
六花
200503
ややこしき連絡の来て十二月
林裕美子
六花
200503
電脳にわが脳敗れ十二月
林翔
200502
日溜りの水なきプール十二月
近藤栄治
200502
赤色の目立ちし花舗や十二月
北川キヨ子
200503
夫に買ふソムリエナイフ十二月
平野加代子
春燈
200502
包装の解かれずにあり十二月
足立幸信
200504
電飾に青色加へ十二月
足立幸信
200504
ころんでも泣けない大人十二月
迫口君代
河鹿
200503
十二月八日を海は忘れない
川崎光一郎
京鹿子
200503
見返りの坂の由来や十二月
浦川哲子
200503
十二月一葉新札ふところに
田中藤穂
200503
西海の渦潮速し十二月
松永ハツエ
200503
羽織るもの鏡の前に十二月
川口松生
200504
十二月歪みを直しきれぬまま
吉宇田知英子
200507
まだ明日も予定ありけり十二月
稲畑汀子
ホトトギス
200512
十二月八日銃後はうつくしく
堀内一郎
あを
200512
剃られゐる頭の夢や十二月
山田六甲
六花
200601
万力に螺子ありにける十二月
栗栖恵通子
200602
十二月八日の念ひとこしなへ
水原春郎
馬醉木
200602
早食ひも自照のひとつ十二月
能村研三
200602
ははの智恵奥の手として十二月
柴田雪路
200602
十二月八日亡き母叫(おら)ぶなり
松村多美
四葩
200602
カレンダー軽やかに揺れ十二月
寺岡享
対岸
200602
十二月いつしんに松映す水
山尾玉藻
火星
200602
赤松の根元あかるき十二月
杉浦典子
火星
200602
心のみ一人歩きや十二月
高橋ふじ
酸漿
200602
ふと仰ぐ花水木の実十二月
長澤健子
酸漿
200602
表札の母の名外す十二月
北島上巳
酸漿
200602
十二月經木の端を紐に裂き
佐藤喜孝
あを
200602
十二月八日と暫しむかひあふ
赤座典子
あを
200602
地下鉄のけんくわわんわん十二月
篠田純子
あを
200602
十二月人の転がる交叉点
篠田純子
あを
200602
敷物の縁につまづき十二月
芝尚子
あを
200602
姿見の真ん中に紐十二月
吉弘恭子
あを
200602
十二月八日レノンの曲探す
次井義泰
200603
十二月開戦の日の喇叭冴え
有田蟻太
200603
阿六櫛の木端の嵩も十二月
古川京子
万象
200603
十二月艀に国旗はためける
浜口高子
火星
200603
ハイヤーで山へ入りけり十二月
城孝子
火星
200603
空也寺に女等のこゑ十二月
城孝子
火星
200603
竹やぶの雪に踏み入り十二月
戸栗末廣
火星
200603
鯉揚げし泥に水脈あり十二月
深澤鱶
火星
200603
白々と南京黄櫨の十二月
深澤鱶
火星
200603
瓜坊も独り立ちして十二月
村上和子
ぐろっけ
200603
言ひ訳をしては買ひ物十二月
赤木真理
ぐろっけ
200603
将あかぬ老骨鞭打つ十二月
城下明美
ぐろっけ
200603
十二月八日島より火山弾
迫田白庭子
百鳥
200603
海原を焦がす日の出や十二月
関まさを
酸漿
200603
わが齢忘れ働く十二月
岡久枝
酸漿
200603
モジリアニのひとふりかへる十二月
神蔵器
風土
200603
十二月八日の白湯のあまかりき
小野寺節子
風土
200603
マツチの火水に沈めし十二月
杉本薬王子
風土
200603
十二月第九を歌ふ口口口
杉本薬王子
風土
200603
しやぶしやぶの蟹に華咲く十二月
橋添やよひ
風土
200603
看板の蟹脚もがく十二月
近藤幸三郎
風土
200603
十二月立つてる夫を使ひけり
横田晶子
風土
200603
間違つてフアツクス届く十二月
須藤美智子
風土
200603
大空をゆく風の音十二月
椋本一子
雨月
200603
即決を強ひられてゐる十二月
西村操
雨月
200603
胃カメラを呑みたることも十二月
笹村政子
六花
200603
十二月喜怒哀楽のはかなくて
平居澪子
六花
200603
十二月八日今でも千住かな
青山丈
200603
行事欄はみ出してゐる十二月
秋千晴
200604
熱気帯ぶる議場の声や十二月
邑橋節夫
遠嶺
200606
聖堂を天降る音や十二月
能村研三
200611
大波に灘うら返る十二月
柴田佐知子
200612
馬磨く横顔ばかり十二月
柴田佐知子
200612
漁師ごと島の古りゆく十二月
柴田佐知子
200612
海底に骨や青磁や十二月
柴田佐知子
200612
身を削ぎて売らるる魚や十二月
高倉和子
200612
空井戸に青竹の蓋十二月
鷹羽狩行
200701
竹やぶはみどりの林十二月
鷹羽狩行
200701
雉鳩のこゑに急かさる十二月
福盛悦子
雨月
200701
十二月古き栞のやぶさかに
宇都宮滴水
京鹿子
200701
南国の畦あをあをと十二月
阿部ひろし
酸漿
200701
椿よく咲くよの声や十二月
阿部ひろし
酸漿
200701
ポピーたちはや踊りをり十二月
阿部ひろし
酸漿
200701
疊のない蕎麦屋の二階十二月
佐藤喜孝
あを
200701
窓まどに朝の息吹や十二月
東亜未
あを
200701
十二月の隣りは闇と思ひけり
堀内一郎
あを
200701
鰐口のぐあーんぐあーんと十二月
田中藤穂
あを
200701
鳴かせては押し込むコルク十二月
秋葉雅治
200702
十二月八日元栓固締めす
井原美鳥
200702
点滅のトナカイ壁に十二月
宮島宏子
200702
溜池に町の灯にじむ十二月
浜口高子
火星
200702
学校の松うつくしき十二月
城孝子
火星
200702
おとづるる鳩居て暮るる十二月
村越化石
200702
小鳥屋に雀来てをり十二月
原田敦子
酸漿
200702
病人のまたのわがまま十二月
泉田秋硯
200703
フェルメールの青の電飾十二月
高根照子
200703
硫黄島の映画に無然十二月
有田蟻太
200703
十二月火の粉まつはるごときかな
市場基巳
200703
口広の瓶より落ちし十二月
中野京子
200703
十二月終りに清浄歓喜団
竹中一花
200703
カラオケの軍歌十二月八日過ぐ
生方義紹
春燈
200703
青空は生きる眩しさ十二月
遠藤真砂明
200703
チェロ弾きに黒き椅子あり十二月
杉浦典子
火星
200703
はらからの声たしかむる十二月
戸栗末廣
火星
200703
雀らの寄る木伐られし十二月
西畑敦子
火星
200703
駐輪の尻揃へあり十二月
蘭定かず子
火星
200703
十二月八日首まで湯に浸り
高橋澄子
200703
十二月同時に言葉かけ合へり
瀬下るか
200703
十二月涙で終るミュージカル
倉持梨恵
200703
玄関のドアに目のある十二月
相良牧人
200703
エレベーターに赤児の匂ひ十二月
高田令子
200703
それぞれのイルミネーシヨン十二月
竹久みなみ
風土
200703
ひたすらに寝たき日のある十二月
松田都青
京鹿子
200703
十二月賀状欠礼今日も又
岩崎憲二
京鹿子
200703
句に遊ぶ平和よ十二月八日
磯野しをり
雨月
200703
シャンパンの中の星々十二月
いしだゆか
遠嶺
200703
草の戸に山伏訪ふや十二月
佐野静子
遠嶺
200703
捨てられぬ物ばかり増え十二月
池崎るり子
六甲
200703
樅の木にクレーン車来ている十二月
今井忍
ぐろっけ
200703
鶺鴒のポピーに遊ぶ十二月
牧原佳代子
酸漿
200703
十二月読むべき本を別に積み
桑島啓司
200704
糶びとの指がもの言ふ十二月
高橋千美
京鹿子
200704
今年酒十二月八日を忘れゐる
河内桜人
京鹿子
200704
褒められて配る野菜や十二月
高倉恵美子
200704
一日は人悼むため十二月
山田弘子
ホトトギス
200705
こだはりのメダルに挑む十二月
角直指
京鹿子
200705
焦げ臭き海光十二月八日
高橋さえ子
200705
竹やぶに日射し鎮もる十二月
前田陶代子
200705
所在なく咲くたんぽぽや十二月
阿部ひろし
二の杉
200710
丹波よりとどく黒豆十二月
阿部ひろし
二の杉
200710
十二月八日の兄弟喧嘩かな
土井田晩聖
万事
200711
十二月 3      

 

2021年12月2日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。