いぬふぐり 2  19句

東京へ歩いてゐるやいぬふぐり   岸田稚魚   負け犬

犬ふぐり  いぬふぐり

作品
作者
掲載誌
掲載年月
いぬふぐり夫とゆつくり歩きけり 藤原若菜 春燈 202105
さきがけて野に空の彩いぬふぐり 中村紀美子 春燈 202105
いぬふぐり湖畔の春を足元に 浜福惠 風土 202105
青空を大きく受けていぬふぐり 石黒興平 末黒野 202105
踏場なきほどに沼辺のいぬふぐり 相川健 202110
いぬふぐり地球の鼓動伝はり来 稲畑廣太郎 ホトトギス 202112
いぬふぐり地球の鼓動伝はり来 稲畑廣太郎 ホトトギス 202202
いぬふぐり程の勇気を持たんとす 辻美奈子 202204
新しき靴フィットしていぬふぐり 須賀敏子 あを 202204
地にありて空の瑠璃色いぬふぐり 木村梨花 春燈 202205
羽田への飛行機光るいぬふぐり 溝越教子 春燈 202205
いぬふぐりかなり歩いていぬふぐり 安藤久旋子 やぶれ傘 202205
抜け道の階くづれいぬふぐり 菅野日出子 末黒野 202205
いぬふぐりきのふと違ふけふの径 今村千年 末黒野 202205
朝日子につぎつぎ目覚めいぬふぐり 南うみを 風土 202205
汽水湖のあをめる日なりいぬふぐり 小原芙美子 風土 202205
稲荷社へ斜面明るくいぬふぐり 森田節子 風土 202205
キャリアカーの置きある畦のいぬふぐり 眞田忠雄 やぶれ傘 202208
空色の星を散らせりいぬふぐり 畑田久美子 202210
いぬふぐり →1

2023年4月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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