作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
白い日がいま冬雲に入るところ | 藤井美晴 | やぶれ傘 | 202003 |
ちぎれたるのが薄れゆく冬の雲 | 瀬島洒望 | やぶれ傘 | 202003 |
冬雲の連山に影写しをり | 田尻勝子 | 六花 | 202004 |
冬雲に一羽の鳶の消えにけり | 永田万年青 | 六花 | 202004 |
冬雲雀空の高みを知らぬまま | 藤生不二男 | 六花 | 202004 |
ふんだんに青空のあり冬雲雀 | 門伝史会 | 風土 | 202004 |
日本列島漂着したる冬の雲 | 菅谷たけし | 沖 | 202004 |
冬雲の肩にずしりと乗つかりて | 近藤紀子 | 槐 | 202005 |
冬の雲海まで馬柵の伸びてをり | 岸洋子 | 空 | 202006 |
太陽を時に零して冬の雲 | 稲畑汀子 | ホトトギス | 202011 |
冬雲を押し上げ火山灰の静寂かな | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 202012 |
冬の雲鱗崩れてゆく仔細 | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 202012 |
立冬の雲曳く機影幽かなる | 高木邦雄 | 末黒野 | 202102 |
星雲にならんとしたる冬の雲 | 高橋将夫 | 槐 | 202102 |
竹囃す冬雲宇津ノ谷峠かな | 間島あきら | 風土 | 202102 |
戦死てふ兄の名を呼ぶ冬の雲 | 田中臥石 | 末黒野 | 202103 |
楠並木冬雲ひとひら遊ばせて | 塩貝朱千 | 京鹿子 | 202201 |
冬雲と白煙交叉仁王像 | 七郎衛門吉保 | あを | 202202 |
冬の雲重くたゆたふ運河かな | 小嶋恵美 | 春燈 | 202203 |
冬の雲重たく載せて伊吹山 | 森清堯 | 末黒野 | 202203 |
冬雲のじつとなにかに耐へてゐる | 沼田桂子 | 春燈 | 202204 |
雑踏や趣きのある冬の雲 | 中西厚子 | 槐 | 202204 |
冬雲を押し返さむと今朝の富士 | 森清堯 | 末黒野 | 202205 |
冬の雲・冬雲 1 |
2022年12月21日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。
ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。