冬 構 1  146句

桜木や菰張まはす冬がまへ   支梁   炭俵

冬構  冬囲

作品
作者
掲載誌
掲載年月
喪の家の物音もなき冬構 山田弘子 春節 199503
プワゾンを耳に一滴冬構 望月和子 船団 199907
知命より男の顔ぞ冬構 広渡敬雄 遠賀川 199909
冬構より抜け出して旅心 稲畑汀子 ホトトギス 199911
冬構防風林は疲れ見せ 稲畑廣太郎 ホトトギス 199911
ルミナリエ飾り神戸の冬構 稲畑廣太郎 ホトトギス 199911
蝦夷の道一直線に冬構 稲畑廣太郎 ホトトギス 199911
藁灰をつくる民宿冬構 中川濱子 ぐろっけ 200002
山国の星にむかひて冬構 遠藤若狭男 200004
山ひとつ向かうは京や冬構 岡田万壽美 俳句通信 200101
口固く結びてゐたり冬構 村越化石 200102
伽羅の木に手を入れてをる冬構 岡井省二 200105
寒月を噛めばシトラスミント味冬構え 能城檀 船団 200105
冬構しかと塩硝長者の居