時 鳥 3     41句

往くのみの戦のありし時鳥    伊藤通明

杜鵑  ほととぎす  時鳥

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
時鳥聞かぬ旅路を淋しめり 稲畑汀子 ホトトギス 201506  
時鳥鳴き渡りたる雨もよひ 稲畑汀子 ホトトギス 201506  
木霊して清明塚の時鳥 山田六甲 六花 201506 安倍晴明塚
風音に絞り出されし時鳥 稲畑廣太郎 ホトトギス 201507  
時鳥火の気無き炉のほのぬくき 田中佐知子 風土 201507  
時鳥入山ノートの湿りかな 田中佐知子 風土 201507  
時鳥独り林道引き返す 石井秀一 風土 201508  
とどまれば直鳴きくれぬ時鳥 岡田史女 末黒野 201509  
山宿の日暮のしじま時鳥 大橋弘子 末黒野 201509  
時鳥暗くや終日終夜 中村月代 末黒野 201509  
病棟の深きしじまや時鳥 木村傘休 春燈 201509  
名物の厄除だんご時鳥 貫井照子 やぶれ傘 201512  
露天湯や山気ふるはす時鳥 和田慈子 末黒野 201604  
走り根の階なす山や時鳥 小林朱夏 201605  
水の香に暮るる奈良井や時鳥 徳井節子 馬醉木 201608  
手つかずの闇を濡らすや時鳥 大森道生 春燈 201608  
憚りや午前三時の時鳥 松本三千夫 末黒野 201608  
樹々深くなりたる谷戸や時鳥 川村亘子 末黒野 201608  
口論に割つて入りたる時鳥 内山照久 201608  
嶺よりの霧に声張る時鳥 林八重子 馬醉木 201609  
永らへて里の音いとし時鳥 宮地静雄 末黒野 201609  
山霧のかたまりゆける時鳥 藤生不二男 六花 201609  
時鳥監視哨碑の穹ふかく コ井節子 馬醉木 201610  
光堂へ降りみ降らずみ時鳥 森清堯 末黒野 201610  
啼きつ翔ぶ小雨の中の時鳥 小倉純 末黒野 201610  
明智門入るやたちまち時鳥 前田美恵子 201706  
時鳥鳴いて三丹国境 稲畑廣太郎 ホトトギス 201706  
廃線に残る鉄橋時鳥 瀬島酒望 やぶれ傘 201708  
ただ事と思へず真夜の時鳥 和田紀夫 201709  
沼風に朝のかをり時鳥 鎌田光恵 201710  
しばらくは自転車止めて時鳥 奥太雅 万象 201710  
木道をゆくやあとさき時鳥 平沢恵子 春燈 201712  
時鳥の次の声待つ渓深し 山咲和雄 末黒野 201804  
のぼせもんホトホト那珂の時鳥 中島陽華 201807  
時鳥風の囁き友として 稲畑廣太郎 ホトトギス 201807  
時鳥ふたたび三たび三瓶山 稲畑汀子 ホトトギス 201807  
時鳥夜のしじまを破りをる 中西厚子 201809  
平成の次は乱世か時鳥 赤松有馬守破天龍正義 六花 201809  
庵治石を真つ二つに切る時鳥 江見巌 六花 201810  
時鳥今も慕ひて光秀忌 吉田節子 ホトトギス 201811  
読み継いで真夜となりたり時鳥 青木朋子 201812 時鳥→ 1

 

2019年5月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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