広 島 2      22句

広島や卵食ふ時口ひらく   西東三鬼

広島  長崎  

作品
作者
掲載誌
掲載年月
広島の方角へ脱ぐ麦藁帽 渡部ひとみ 船団 201812
広島忌便りとだへし友のこと 菅野日出子 末黒野 201812
熊蝉の万の声明広島忌 柴崎富子 白地 201909
空つぽの大観覧車広島忌 半谷洋子 201910
胡椒擂り潰し広島忌の夕べ 増成栗人 201910
広島忌御霊の滴星しぐれ 出利葉孝 201911
鎮魂の祈り捧げむ広島忌 東木洋子 春燈 201911
岩雲の朝を動かず広島忌 森清堯 末黒野 201911
手を入れてぬか漬ぬるき広島忌 池田光子 風土 202001
広島のメロン京に住む子に届けたし 川崎雅子 京鹿子 202002
広島忌鐘に車中の黙祷す 間島あきら 風土 202010
静かに祈る平和アピール広島忌 河添久子 202011
広島忌被爆ピアノの歌に和し 小林清子 末黒野 202011
子と父と眺むる空や広島忌 宮之原隆雄 末黒野 202012
広島の訛を添へて牡蠣とどく 菅野日出子 末黒野 202103
オバマ氏と同じ折鶴広島忌 加藤良子 春燈 202107
日米で同じ折鶴広島忌 加藤良子 春燈 202107
ただ青き川の流るる広島忌 平佐悦子 202110
手を置きて知る土の熱広島忌 井原美鳥 202110
祷るより詑びる広島原爆忌 五十畑悦雄 202110
甘噛みのポストは今も広島忌 和田照海 京鹿子 202110
箸止めて妻と黙祷広島忌 梅田武 末黒野 202112
広島 →1

 

2022年8月6日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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