糸 瓜 2  14句

今日の空水の音して糸瓜垂れ    原裕

糸瓜  糸瓜水

作品
作者
掲載誌
掲載年月
大いなる糸瓜ひとつの糸瓜棚 廣瀬雅男 やぶれ傘 202010
糸瓜なほかの早世に寄り添へる 内藤静 風土 202012
離れ部屋に古き鏡台へちま水 有賀昌子 やぶれ傘 202101
花糸瓜色に始まる立ち話 出牛進 202101
大人になってからが長い糸瓜垂る 井上菜摘子 京鹿子 202109
子規庵や主を偲ぶ糸瓜柵 佐々木澄子 末黒野 202111
水溜めてためて糸瓜の残されし 内藤静 風土 202112
糸瓜よけつつ先生の近付き来 高橋まき子 風土 202112
揺れもせで糸瓜は長さ競ひけり 笹村政子 六花 202112
朝夕に糸瓜見てをり生きてをり 善野行 六花 202112
糸瓜棚抜けてしんみりしたる風 善野行 六花 202112
ぶら下がる糸瓜揺らして通りけり 有賀昌子 やぶれ傘 202201
糸瓜忌や床に宇宙を描きたる 伊吹之博 京鹿子 202201
糸瓜咲く公民館に車なし 藤波松山 京鹿子 202201
糸瓜 →1

 

2022年8月27日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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