作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
越えるべき柵見あたらず春の馬 | 星野早苗 | 船団 | 200106 |
肩越しに顔を出したる春の馬 | 高橋将夫 | 槐 | 200205 |
鬣にふれてみたしと春の馬 | 早崎泰江 | あを | 200407 |
鬣の靡く飛越の春の馬 | 赤木和代 | 笹 | 201006 |
春の馬きれいな風を聴いてをり | おーたえつこ | 瓔 | 201609 |
春風や柵に預くる馬の首 | 河原敬子 | 空 | 201804 |
蹄鉄に錆兆す馬春浅し | 深川淑枝 | 空 | 201807 |
春の雪野より戻りし馬匂ふ | 深川淑枝 | 空 | 201807 |
近々と白馬のにおい春の闇 | 原ゆき | 船団 | 201811 |
春光に濡れる鼻先馬場の馬 | 中山未奈藻 | 集 | 201902 |
陽を受けしたてがみの艶春の馬 | 秋川泉 | あを | 201904 |
杣出しの馬が鈴振る春の泥 | くどうひろこ | 沖 | 201906 |
たてがみを梳かす春風親子馬 | 石澤昭代 | 京鹿子 | 201907 |
早春や俄かに跳ぬる牧の馬 | 宮内とし子 | 沖 | 202004 |
静寂や顔上げ走れ春の馬 | 秋川泉 | あを | 202005 |
牧駆ける馬のたてがみ春疾風 | 石塚清文 | やぶれ傘 | 202006 |
春月の雫浴びけむ駿馬の背 | 片山博介 | 春燈 | 202105 |
春霖や眼差遠く神馬佇つ | 金光浩彰 | 沖 | 202106 |
野を駆ける春駒に駄馬なかりけり | 高橋将夫 | 槐 | 202107 |
ひづめやはらか早春の神馬かな | 村田あを衣 | 京鹿子 | 202201 |
2022年4月5日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。
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