半夏生草      43句

半夏生草   片白草

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
夕闇に最も白し半夏生草 八木岡博江 酸漿 199909  
奥庭は白き浄土や半夏生草 田中藤穂 「水瓶座」 200002  
深爪のほてりに風の半夏生草 柴田朱美 京鹿子 200108  
半夏生草荒地の残る寺の奧 田中藤穂 あを 200408  
夕暮の庭に明るし半夏生草 大野ツネ子 酸漿 200510  
半夏生草魂の通りしあとなりき 中野京子 翁草 200710  
白虹が葉を染めたるか半夏生草 吉村昭雄 八千草 200801  
遣り水に音なき流れ半夏生草(はんげしょう) 大竹淑子 風土 200809 平安神宮
引いてゆく闇に下り立ち半夏生草 中野京子 200809  
三枚の便筆たたむ半夏生草 天野正子 200810  
金網で区切りたる畑半夏生草 坂上香菜 200909  
半夏生草日毎に化粧ととのふる 家塚洋子 酸漿 200910  
隣より入りきて白し半夏生草 岡田房子 酸漿 201010  
丸池のほとり明るし半夏生草 石井邦子 酸漿 201010  
古井戸に蓋のしてある半夏生草 國保八江 やぶれ傘 201110  
竹寺の静寂の深く半夏生草 堺昌子 末黒野 201110  
曇天の池を明るく半夏生草 岡本ヨシエ 末黒野 201204  
宗匠に一輪剪れる半夏生草 竹内悦子 201209  
半夏生草戸ごとに小さき橋かけて 佐々木みどり 馬醉木 201209  
本堂の裏の遣水半夏生草 菅野日出子 末黒野 201210  
さざ波にかげのありけり半夏生草 大島英昭 やぶれ傘 201210  
夕方の道ばたに半夏生草 藤井美晴 やぶれ傘 201211  
堰すべる水音近し半夏生草 森清堯 末黒野 201310  
池へ引く水路の冥し半夏生草 岡野里子 末黒野 201311  
半夏生草束にして売る道の駅 坂根宏子 野山の道 201404  
信念は変わらぬままよ半夏生草 宮田香 201409  
伸庵のお薄一服半夏生草 橋本靖子 201409  
おぼつかなき園児自転車半夏生草 和田郁子 201409  
今朝は白いっぱいに咲き半夏生草 野口榮子 ろんど 201409  
木道の補修の音や半夏生草 石黒興平 末黒野 201410  
福さがす半夏生草揺るる辺に 高橋道子 201509  
古民家の床の間に挿す半夏生草 加藤静江 末黒野 201510  
半夏生草ふはとオペラ座の怪人 岩月優美子 201609  
そよりともせず昼過ぎの半夏生草 藤井美晴 やぶれ傘 201609  
木道に雨粒弾け半夏生草 森清信子 末黒野 201610  
半夏生草古りし社に紙垂の揺れ 有賀昌子 やぶれ傘 201610  
おどろげな河童出づるか半夏生草 松本文一郎 六花 201610  
震災の石垣に咲く半夏生草 溝渕弘志 六花 201709  
半夏生草わが魂とあそびける 鈴木直充 春燈 201709  
半夏生草湖への風に揺れつづく 天野美登里 やぶれ傘 201807  
染め残し半夏生草白の美し 樺山翠 雨月 201809  
みつせ川その先にある半夏生草 中貞子 201809  
闇に浮くかに白ゆるる半夏生草 竹内文夫 六花 201810  

 

2019年6月28日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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