作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
葉ぼたんを植ゑて佳き日と思ふなり | 松沢久子 | いろり | 200102 |
葉ぼたんに波長の合はぬ物干され | 丸山佳子 | 京鹿子 | 200103 |
自転車の籠の葉ぼたん四角なり | 大東由美子 | 火星 | 200203 |
葉ぼたんの渦の影濃く駆込み寺 | 渡井佳代子 | 狩 | 200207 |
葉ぼたんの花となりけり暮の春 | 芝尚子 | あを | 200306 |
葉ぼたんの裏を覗きしまでのこと | 宇都宮滴水 | 京鹿子 | 200402 |
葉ぼたんの傾ぐ向き向き父百へ | 淵脇護 | 河鹿 | 200404 |
葉ぼたんのなほ華やかに茎立てり | 西屋敷峰水 | 河鹿 | 200406 |
遊歩道にちぢれ葉ぼたん盛りなす | 西畑敦子 | 火星 | 200504 |
葉ぼたんの茎立ち始む花時計 | 浜和佳子 | 百鳥 | 200506 |
葉ぼたんの花と闌けゆく思いあり | 中野哲子 | 六花 | 200507 |
葉ぼたんの山日ゆつくり集めをり | 城孝子 | 火星 | 200602 |
葉ぼたんや心の角にある円さ | 宇都宮滴水 | 京鹿子 | 200802 |
葉ぼたんの廻りすぎたる彩となる | 宇都宮滴水 | 京鹿子 | 200802 |
葉ぼたんに朝日あふるる無人駅 | 中山静枝 | 峰 | 200903 |
大葉ぼたんお賞め申して返事なし | 丸山佳子 | 京鹿子 | 201002 |
葉ぼたんに氷あづきのやうな雪 | 竹内弘子 | あを | 201105 |
葉ぼたんの繊密の渦のゆるみ初 | 国包澄子 | 璦 | 201304 |
葉ぼたんや引き返せない迷ひ道 | 片山煕子 | 京鹿子 | 201304 |
葉ぼたんや母性渦巻きはじめたる | 佐藤千恵 | 京鹿子 | 201603 |
葉ぼたんの渦の芯より京ことば | 北村梢 | 京鹿子 | 202001 |
茎立の葉ぼたん昨日より今日へ | 廣畑育子 | 六花 | 202006 |
2023年1月28日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
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