えのころ草      77句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
昼寝覚ゑのころ草が総揺れに 山尾玉藻 火星 199810  
勧請縄尽れゑのころ草尽れ 大橋敦子 雨月 199901  
霊山のゑのころ草の無辺かな 小林喜一郎 199911  
ゑのころや町猫といふ猫歩く 柳生千枝子 火星 199912  
ゑのころの百坪ほどの吹かれやう 廣畑忠明 火星 199912  
ゑのころの一たば子より預かりぬ 柳生千枝子 火星 199912  
紫のゑのころ草や野路の坂 梅田秀子 酸漿 200001  
ゑのころの枯れしを飾る喫茶店 岡本明美 俳句通信 200001  
ゑのころのくすぐつたくて月夜かな 稲田眸子 200005  
一面のゑのころ好きな方を向き 西塚成代 六花 200011  
舟小屋の風抜け易し狗尾草 石井則明 200011  
ゑのころや岩間に潮の吹くことも 有本恵美子 200011  
ゑのころ草真相すこしづつずれて 佐山文子 200012  
狗尾草笑ふ赤子に歯が二つ 中島徳子 酸漿 200012  
野辺送りえのころ草の活けてあり 木戸波留子 いろり 200111  
ゑのころの生ふるにまかす庵なり 綿谷美那 雨月 200201  
えのころに風立ちそめて雨上る 岩瀬操舟 円虹 200201  
ゑのころの賑はひにける朱雀門 木野本加寿江 火星 200201  
ゑのころの上来る風の匂ひけり 島田和子 風土 200301  
檻による鴉ゑのころ赤のまま 吉弘恭子 築地吟行 200310  
くすぐつたきゑのころ草の中にをり 鈴木多枝子 あを 200311  
ゑのころに市場の水の流れきし 山尾玉藻 火星 200311  
口笛を吹きつつ活ける狗尾草 神長裕子 200312  
ひつたくりゑのころぐさが騒ぎだす 森津三郎 京鹿子 200312  
ゑのころぐさ猫のみやげに二三本 芝尚子 あを 200312  
百花園ゑのころ草を鉢植ゑに 佐藤斗星 200312  
ゑのころの照り揃ひたる鴨場跡 飯塚雅子 200401  
ゑのころと吹かれ青春はるかなり 岡本眸 200410  
緑陰に老女のこゑのころころと 須佐薫子 帆船 200411  
しづかとはゑのころ草のむらがれる 羽原青吟 草の花 200411  
ゑのころの枯るるべくあり透けゐたり 岡本眸 200503  
ひと群のゑのころ草へ夕日の金 柳生千枝子 火星 200511  
ゑのころ草の水平思考旅はじめ 坂本敏子 京鹿子 200601  
気負ふなとゑのころ草の穂波かな 村田菊子 遠嶺 200606  
飛びたくて風待つ日々やゑのころ草 浜田栄子 京鹿子 200701  
えのころ草たくさん摘んで猫嫌い 衣斐ちづ子 200705  
燃えのころ畦火に寄りてあたゝまる 瀧春一 200706  
ゑのころや最近の猫おとなしい 稲畑廣太郎 ホトトギス 200709  
ゑのころの風の向うの芋嵐 山尾玉藻 火星 200710  
ゑのころの大振り小振り父子のごと 小林清之介 風土 200711  
ゑのころやどう歩いても迷はぬ日 青山丈 200809  
尾草は踊り上手よ抜かずおく 木村茂登子 あを 200810  
風ふふむゑのころ草のひと処 安藤久美子 やぶれ傘 200811  
迎火のゑのころ草を刈つて干す 鈴木とおる 風土 200811  
ゑのころの没り日の中に透きとほる 大島英昭 やぶれ傘 200811  
とりどりに吹かれゑのころ秋暑し 城孝子 火星 200812  
ゑのころの一穂手草に磴のぼる 小山尚子 雨月 200812  
ゑのころの穂の光芒に夕日あり 花岡豊香 酸漿 200812  
ゑのころの揺るるといへることもなく きくちきみえ やぶれ傘 200901  
えのころの穂に鈴なりの水の玉 加藤みき 201001  
蕪村忌のゑのころに咲く霜の花 山尾玉藻 火星 201001  
ゑのころに隠れて水の迅さかな 生田作 風土 201001  
草萌えのころの佐保路に迷ひたし 豊田都峰 土の唄 201002  
道の端に狗尾草と有田草 有賀昌子 やぶれ傘 201002  
磯畑ゑのころ草の朝日浴ぶ 大信田梢月 万象 201002  
犬も猫も寄らぬゑのころ風寄せて 松本三千夫 末黒野 201011  
雨雫山車にかしぎしゑのころ草 荒井和昭 201101  
ゑのころのうしろ姿をまぶしめる 大山文子 火星 201111  
ゑのころや漁網繕ふ漢たち 平野みち代 201112  
悉くゑのころ草の祈りかな 有本南陵 ろんど 201201  
あひ揺れてゑのころ草はあひ触れず 定梶じょう あを 201211  
夕陽浴ぶる金えのころや無人駅 浅岡麻實 末黒野 201211  
すすきの子ゑのころの子と滑り来る 久米なるを 201301  
音信不通のゑのころ草と赤のまま 瀬川公馨 201301  
ゑのころの野は金色の夕ベかな 山口裕子 万象 201301  
秋の風ゑのころ草のそのあたり 木村茂登子 あを 201310  
ゑのころに囁くごとく風過ぐる 佐藤山人 201312  
雨止んでえのころ草に風柔し 荒木治代 ぐろっけ 201312  
ゑのころを持たせベンチのおむつ替 平野みち代 201312  
潮の香の満つゑのころの停車場 高田令子 201411  
ゑのころ草触れつつひぐれならしゆく 豊田都峰 京鹿子 201411  
ゑのころを手に二三本髭をとこ 佐々木秀子 201501  
ゑのころのみめよき枯れを手折れども 成田美代 201503  
ゑのころや肩幅ほどの蜑の路地 深川淑枝 201611  
地震の地のゑのころ草としで吹かれ 岩岡中正 ホトトギス 201612  
ボンジョルノゑのころ草が線路脇 森なほ子 あを 201801  
畦道の真ん中ゑのころ草通り 田中とし江 201801  

 

2018年8月30日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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