麦 酒     41句

里の子等庭に見てゐる麦酒酌む   富安風生

麦酒  ビール

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
二十歳は猛禽麦酒ごくりと一杯目 塩見恵介 船団 199903  
喉深く祖父となりたる麦酒飲む 朝妻力 俳句通信 199908  
甘露忌やワイン麦酒の世となりて 庄中健吉 199910  
青島の麦酒にて旅始まれり 脇本千鶴子 200002  
麦酒飲む瀬音の上の板に坐し 朝妻力 俳句通信 200008 京都・貴船
やはり晴女でありぬ麦酒持ち 朝妻力 俳句通信 200108 松坂へ
麦酒酌むいちにちぶんの死を祝ひ 亀田愚風 銀化 200108  
握手して片言交じり麦酒注ぐ 山口庸子 ぐろっけ 200112  
地麦酒の夜のうらぎり蛍烏賊 森理和 あを 200205  
麦酒酌む月の棚田を奢らしめ 小野寺節子 風土 200208  
此の辺が落し所か麦酒乾す 丸山大手門 帆船 200208  
ガード下電車が揺らす麦酒の卓 広渡紀子 200208  
七人の敵の一人と黒麦酒 渡辺嘉幸 帆船 200209  
麦酒干すベガにもつとも近き席 今村恵子 200210  
すつかりこけ顔へ夏越の黒麥酒 堀内一郎 あを 200309  
夕暮れは麦酒の色に遊園地 瀬下るか 200710  
注ぎ足しの麦酒に酔うてをりにけり 山田六甲 六花 200806  
缶開けて注ぐ麦酒の泡涼し ことり 六花 200907  
麦酒注ぐ漢のそばのリュックかな 片岡啓子 遠嶺 200908  
一つ灯や髪かきあげて麦酒抜く 黒川俊郎 200908  
新麦酒今宵満たさん備前焼 鎌田悟朗 ろんど 200909  
人の世の縁の不思議麦酒酌む 布川直幸 201007  
乾杯も酌むも一人の麦酒の夜 布川直幸 201007  
南座をなぞへに麒麟生麦酒 佐藤凉宇子 ろんど 201009  
沈黙に耐へられず干す麦酒かな あさなが捷 201012  
恐縮は麦酒を注ぐ泡加減 丸井巴水 京鹿子 201109  
一日の力仕事に麦酒注ぐ 苑実耶 201112  
父の忌の供ふる麦酒大ジョッキ 鈴木礼子 末黒野 201210  
麦酒試飲ほろ酔のまま帰路のバス 森理和 あを 201210  
砂利を踏む麦酒の酔が顎にも 吉弘恭子 あを 201210  
チェコよりのアロマホップの麦酒試飲 吉弘恭子 あを 201210  
時に吹く微風麦酒の歩をはやむ 吉弘恭子 あを 201210  
大国魂神社奉納薦麦酒 吉弘恭子 あを 201210  
中年の悪の愉しさ黒麦酒 竪山道助 風土 201211  
麦酒ほす下戸の家系に生れしが 徳田千鶴子 馬醉木 201509  
銀盃をキンキンにして麦酒の夜 井上石動 あを 201509  
麦酒飲む夫は傘寿をすぎにけり 國保八江 やぶれ傘 201510  
おほかたは諦めてゐる麦酒かな 高倉和子 201511  
麦酒泡髭に咲かせて憂さ晴らす 丸井巴水 京鹿子 201609  
生麦酒帰巣本能失せがちに 甲州千草 201708  
敗戦日祖母は麦酒を喇叭呑み 山田六甲 六花 201708  

 

2018年6月18日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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