秋の蝶 5  57句

松の木に吹あてられな秋の蝶   舟泉   曠野集

秋の蝶  秋蝶

作品
作者
掲載誌
掲載年月
晴れわたる道に畑に秋の蝶 大島英昭 やぶれ傘 202002
紐はつて畝を立てけり秋の蝶 秋山信行 やぶれ傘 202002
増水の跡ある土手に秋の蝶 本田武 やぶれ傘 202002
秋の蝶風に遅れて漂へり 武藤節子 やぶれ傘 202002
横断歩道優先的に秋の蝶 大内幸子 六花 202002
水琴窟の音より生まれ秋の蝶 岩永みはる 追伸 202003
秋の蝶残り少なき日を求め 沼田巴字 京鹿子 202009
秋の蝶吹かるるままに紛れけり 稲畑汀子 ホトトギス 202010
秋の蝶忌日の色の縺れ合ひ 稲畑廣太郎 ホトトギス 202010
風の輪のオブジェをくぐる秋の蝶 吉岡知香 京鹿子 202010
山椒食みお礼に舞ふや秋の蝶 七郎衛門吉保 あを 202010
象潟や西施の像に秋の蝶 延川五十昭 六花 202011
秋の蝶水捌けのよきあひだがら 井上菜摘子 京鹿子 202011
ゆつくりと歩く速さに秋の蝶 森高武 風土 202011
同い年又一人逝く秋の蝶 星野椿 ホトトギス 202012
旅千里一花に憩ふ秋の蝶 鈴木齊夫 202012
秋の蝶森の昏きに迷ひ来ぬ 森清信子 末黒野 202012
城壁にすがるものなし秋の蝶 太田良一 末黒野 202012
秋の蝶飛びたきところまで飛べず 斉藤マキ子 末黒野 202012
三千夫師の墓に日矢差し秋の蝶 橋場美篶 末黒野 202012
まなかひをふつと横切る秋の蝶 伊藤由良 末黒野 202012
秋の蝶追ひ風受けてすれちがふ 出口誠 六花 202012
歌垣の山裾を縫ふ秋の蝶 柴田佐知子 202101
秋の蝶砂場の端に子が座り 大崎紀夫 やぶれ傘 202101
揚げ舟のあたりよくくる秋の蝶 大崎紀夫 やぶれ傘 202101
秋の蝶傘を干したるあたりより きくちきみえ やぶれ傘 202101
日の暮をふらついてゐる秋の蝶 白石正躬 やぶれ傘 202101
黄落に見紛ふごとき秋の蝶 ふなかわのりひと 202101
本堂の仏にまみゆ秋の蝶 藤生不二男 六花 202101
袴腰鐘楼に舞ふ秋の蝶 廣畑育子 六花 202101
吹き上る風に煽らる秋の蝶 延川五十昭 六花 202101
這ふやうに畦をひらひら秋の蝶 石原健二 やぶれ傘 202101
行く秋の蝶や低きへ日溜りへ 岡井マスミ 末黒野 202102
柔らかき風鐸の音秋の蝶 佐藤喬風 末黒野 202104
秋の蝶発たせてスマホ再起動 井上菜摘子 京鹿子 202109
秋の蝶水恋ふ高さありにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 202109
失せ物を探すが如く秋の蝶 辻美奈子 202110
葬る地の千の翳縫ふ秋の蝶 鈴鹿呂仁 京鹿子 202110
遊郭のありし跡かも秋の蝶 須賀敏子 あを 202110
秋の蝶とは縺れ易解け易 稲畑廣太郎 ホトトギス 202111
結界を越ゆれば霊気秋の蝶 太田良一 末黒野 202111
屋敷から出てまた戻る秋の蝶 白石正躬 やぶれ傘 202111
石仏が石屋の前に秋の蝶 渡邉孝彦 やぶれ傘 202111
身の丈を風に計りし秋の蝶 村田あを衣 京鹿子 202111
時止まる真昼の庭や秋の蝶 太田佳代子 春燈 202112
秋の蝶沓脱石に影落とす 大川暉美 末黒野 202112
空白の刻旅にあり秋の蝶 小林共代 風土 202112
海を見る人に近づく秋の蝶 森高武 風土 202112
鳥辺野へ先の夢追ふ秋の蝶 鈴鹿呂仁 京鹿子 202112
釈迦堂のまはり離れず秋の蝶 鷺山珀眉 京鹿子 202112
一頭は山の高みへ秋の蝶 谷田明日香 風土 202201
醜草に翅を休めて秋の蝶 森清信子 末黒野 202201
颯と来て颯と消えたり秋の蝶 臼居澄子 末黒野 202201
秋の蝶竹の走り根つやつやと 大島英昭 やぶれ傘 202201
美辞麗句見え隠れたる秋の蝶 門井千歩 京鹿子 202201
探しゐる休み処や秋の蝶 布施由岐子 末黒野 202204
青天の投げ銭ライブ秋の蝶 北城美佐 202207
秋の蝶 →1

 

2022年8月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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