秋 草 2       100句

秋草を活けかへて又秋草を    山口青邨

秋の草  秋草

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
余白より縹渺の風秋草図 梅村すみを 200301  
名も知らぬ秋草のあり山の径 加賀富美江 遠嶺 200302  
秋草の蒔絵にしばし天守閣 林日圓 京鹿子 200302  
秋草を活け中心の生れたる 稲畑汀子 ホトトギス 200310  
秋草の廻り出したり盆燈籠 平間裕子 対岸 200310  
秋草の七つ揃ひしめでたさよ 鷹羽狩行 200312

秋草美俊氏の

第16回村上鬼

城賞の受賞を

祝して

秋草のとりどりの色供へけり 津久井キヌイ 対岸 200312  
秋草に大き目の壺探しけり 小浜史都女 百鳥 200312  
秋草や複式学校ありし村 高倉恵美子 200312  
秋草や青銅の鈴太刀飾り 林日圓 京鹿子 200401  
秋草に備前の壺の艶めきぬ 磯みどり 遠嶺 200402  
木道に秋草の名を拾ひけり 原田喜久子 八千草 200403  
秋草を摘みきて挿すや荘の卓 小石秀子 酸漿 200406  
活けられし秋草の名を問はずとも 稲畑汀子 ホトトギス 200409  
秋草の道をたどりて化地蔵 水田清子 200409  
朝の雨秋草に降り駅に止む 宮津昭彦 200410  
秋草を野にあるやうに挿しにけり 窪田粧子 馬醉木 200411  
秋草を大きく活けて北の宿 伊藤以玖子 対岸 200411  
林火の忌秋草と水手向けなむ 村越化石 200411  
秋草や番外札所指す標 伊藤総司 雲の峰 200411  
秋草を摘み来て宿に叱られし 内藤ゑつ ゑつ 200411  
秋草や一茶を今も容れぬ里 池田俊二 草の花 200412  
詩仙の間の庭の秋草愛でにけり 久保田雪枝 雨月 200412  
季語に負けさう秋草のなかの道 松本淳子 対岸 200412  
秋草や水に映れるものしづか 櫛原希伊子 百鳥 200412  
秋草の丈胸高に游がす手 加藤峰子 200501  
秋草や髪白くしてわれ老いぬ 原田竜子 河鹿 200501  
秋草を手折りし雲の迅さかな 吉澤恵美子 春燈 200501  
秋草や工業団地まだ空地 福山至遊 200501  
旅めくや秋草触るる路地歩き 糸井芳子 200503  
秋草を掴みて地震にしやがみけり 菅沼義忠 200505  
秋草に句碑の歳月尋ねばや 稲畑廣太郎 ホトトギス 200509  
秋草の輪廻は句碑の歳月に 稲畑廣太郎 ホトトギス 200509  
秋草に守り抜かれし汀子句碑 稲畑廣太郎 ホトトギス 200509  
もたらせし山の秋草活け忌日 稲畑汀子 ホトトギス 200509  
山荘の秋草に皆去り難く 稲畑汀子 ホトトギス 200509  
投げ入れといふ秋草に影生れ 稲畑汀子 ホトトギス 200509  
打水に秋草なればひた青し 瀧春一 菜園 200509  
いとし子も秋草の庭も置きて征けり 瀧春一 菜園 200509 吉田謡哉君出征
秋草や傘の雨音ひとしきり 岡本眸 200510  
秋草の靡くや古事記日本書紀 岩月優美子 200511  
秋草やバケツあふるる貰ひ水 西山美枝子 酸漿 200511  
風少しつけ秋草の活けられし 西教文江 築港 200511  
生けられて秋草淡くそよぎけり 豊田博子 築港 200511  
写真展秋草活けて句を添へて 高木昌子 築港 200512  
珠州焼の壺に秋草峡の宿 高木昌子 築港 200512  
廃漁港へ秋草の柵二度越えぬ 松崎鉄之介 200601  
秋草に風よび幼な子はをどる 福岡もも 百鳥 200601  
秋草や鼻の欠けたる道祖神 今中道子 200602  
秋草の一枝添へて猫の棺 斉藤陽子 雨月 200602  
秋草に夢のやうなる客ありぬ 瀧青佳 ホトトギス 200603  
朝凉のひと秋草を挿しにけり 瀧春一 常念 200606 輕井澤
秋草の引けば蹤きくるあはれかな 岡本眸 200609 向島百花園吟行
舞ひ終へて秋草へ帯ほどきけり 前田貴美子 万象 200610  
秋草を桶いっぱいに禰宜の来る 山尾玉藻 火星 200611  
蛇の秋草をけぶらす音すなり 中山純子 万象 200612  
秋草に負傷者役の運ばれ来 高田令子 200612  
秋草に座し膝上の電子辞書 藤井佐和子 200612  
秋草に跼み畑仕のおろそかに 山本漾子 雨月 200612  
秋草の小暗き深み細流奏づ 滝川あい子 雨月 200612  
秋草を握り自転車二人乗り 杉浦典子 火星 200612  
秋草に日当つてをりクロワッサン 杉浦典子 火星 200612  
秋草の色に触れゆく島日和 今里満子 火星 200612  
秋草の百花にあそび飢ゑすこし 金田きみ子 200612  
秋草に埋もるるほどの標かな 高倉和子 200612  
はなれ瞽女の墓に秋草乱れ咲く 手島伸子 雨月 200701  
秋草を絵手紙にして知らせけり 筒井八重子 六花 200701  
演壇に秋草「種田山頭火」 橋本良子 遠嶺 200702  
秋草を引き寄せ句帖手離さず 水田むつみ ホトトギス 200703  
秋草の活けて背高きもの多く 稲畑汀子 ホトトギス 200708  
秋草を活け壺の口隠れけり 鷹羽狩行 200710  
秋草や十二支を彫る鐘楼堂 曽根治子 風土 200712  
丈高き秋草ばかり迷ひけり 荒井和昭 200712  
去る秋草城人生の午後 新関一杜 京鹿子 200712  
ルーブルに蒔絵秋草競ひ咲く 林日圓 京鹿子 200712  
秋草の文字にひゞきにいやされて 木村茂登子 あを 200712  
秋草を小分けに活けて山の駅 小泉万里子 200712  
秋草に秋草めいて坐りけり 服部早苗 200712  
秋草を生けし画室に夕日影 中村昭子 酸漿 200712  
秋草や剥落もまた蔵の顔 布川直幸 200801 真壁蔵の町
秋草や少し崩れて門瓦 布川直幸 200801 真壁蔵の町
秋草活け生糸屋誇る箱階段 山田をがたま 京鹿子 200801  
秋草や浮橋に風吹き渡り 真保喜代子 200802  
秋草に彩られても悼みても 稲畑汀子 ホトトギス 200808 中越地震記念復興
笠寺の秋草を壺に溢れしめ 稲畑汀子 ホトトギス 200809 祝 笠寺五百号
野を過り手に秋草の二三本 稲畑汀子 ホトトギス 200809  
空港の秋草をのみ子の描ける 伊藤白潮 200810 在家
秋草を活けてオープンハウスかな 鈴木照子 200811  
秋草を輪ごむで束ね明日も晴 加藤峰子 200812  
秋草を摘めば旅愁のやうなもの 笠井敦子 200812  
秋草の起伏楽しや「蘭亭序」 小澤克己 遠嶺 200812

「江戸東京博物館

北京故宮書の

名宝展

秋草を小瓶に挿して友を待つ 高尾幸子 遠嶺 200812  
秋草取りあんぱん一個配られて 仁平則子 200812  
相聞歌読み秋草の野をい行く 磯野しをり 雨月 200812  
抱一の秋草にあふ山の宿 清水淑子 炎環 200901  
関跡を秋草囲ひ風囲ひ 布川直幸 200901 勿来の関
みちのくの秋草のかげ踏みし旅 稲畑汀子 ホトトギス 200909  
秋草を供へたるより道連に 稲畑汀子 ホトトギス 200909  
秋草は村里離れ乱れ咲き 新関一杜 京鹿子 200909  
秋草の秘色ちりばむ伊吹山 伊藤敬子 200909 秋草 →3

 

2019年9月5日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。