明早し     10句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
明早しまず戸を開けて風探す 後藤とみ子 ぐろっけ 199911
明早しこけしの首のCOCUと鳴り 三神あすか ヒッポ千番地 200005
刷り上げしインキの匂ひ明早し 梅田泰正 ぐろっけ 200010
文豪のゆかりの宿の明早し 寺内佶 遠嶺 200209
一代をくくる遺言明早し 有島扇水 河鹿 200410
妻恋へば深夜放送明け早し 徳田正樹 河鹿 200508
亡き友と話し通して明け早し 野沢しの武 風土 201008
四十のお揚げを開く明早し 石森理和 あを 201707
まんじりと看取りの一夜明早し 三椚淳 202009
明早しまんまるまるの月のあり 秋川泉 あを 202010

 

2023年6月20日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。