ゆく秋 2   21句

行く秋のざらざらとして猫の舌    坪内稔典

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
行く秋の夫の遺影に語りかけ 植村よし子 雨月 201403  
ゆく秋の尾を振る金魚の鈴が鳴る つじあきこ 201412  
行く秋や「ありがたう」てふ言に尽く 四條進 201412  
行く秋や喜怒哀楽の失せし夫 塩千恵子 201412  
行く秋の瀬波を裾に磨崖仏 渡会昌広 馬醉木 201501  
行く秋やとことん迄は酔へぬ齢 佐藤山人 201501  
行く秋のひと日を遊ぶ文士村 岡真紗子 201501  
行く秋の日差しを求め秋の蝶 小川玉泉 末黒野 201501  
行く秋や翁の杖の細きこと 大橋晄 雨月 201501  
行く秋や鯉影引きて枳殻邸 大橋晄 雨月 201501  
逝く秋の偏差値に沁む窓ひとつ 鴨下昭 201501  
行く秋や格天井の花づくし 中島昌子 201501  
行く秋の富士を雲間にあづま旅 伊東和子 201501  
行く秋や庭師の葉刈ひたむきに 久保晴子 雨月 201502  
行く秋をアサギマダラは声もたず 火箱ひろ 201612  
行く秋の石もて石を打ちにけり 三上程子 春燈 201701  
行く秋を赤城・榛名に惜しみけり 鈴木静恵 春燈 201701  
行く秋や川向かうより鶏の声 宮井知英 201701  
行く秋の川風を聞く芭蕉像 鈴木良戈 201702  
行く秋の窓みがきをり角力部屋 岡本敬子 万象 201702 両国
行く秋の体重計にそつと乗る 秋山信行 やぶれ傘 201702  
逝く秋や連結はなす一輌車 村田あを衣 京鹿子 201703  

2017年10月14日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。