湯豆腐 1         244句

湯豆腐やいとぐち何もなかりけり    石原八束

作品
作者
掲載誌
掲載年月
湯豆腐の昼の湯気あげ南禅寺 鷹羽狩行 199901
呑む人の湯豆腐突いて遊びおり 阿辺一葉 海程 199902
湯豆腐や酒中の約の覚束な 能村登四郎 芒種 199911
湯豆腐に酒は丹波と決めてゐし 稲畑廣太郎 廣太郎句集 199912
湯豆腐の煮くずれ掬ふ雪明り 中川濱子 ぐろっけ 200001
湯豆腐をすくふ指先しなやかに 甲州千草 200002
こんがら童子湯豆腐の角吹いている 星野早苗 空のさえずる 200002
湯豆腐や裏に瀬の鳴る吉野建 星野秀則 馬醉木 200002
湯豆腐のかたさも仮の姿かな 貝森光大 六花 200002
湯豆腐に旅の疲れを癒やしけり 森裕子 円虹 200003
あの列は目指すのれんめ湯豆腐屋 武田正子 ぐろっけ 200003
再会のあとの湯豆腐齢澄む 綾部あや 海程 200005
湯豆腐や智に働けば角が立つ 山本喜朗 雨月 200005
議論終え湯豆腐あつししかし食う 塩見恵介 虹の種 200005
湯豆腐やともあれ命得し父と 小菅暢子 200101
湯豆腐を掬ふ貴女を救ふかに 松本康司 銀化 200101
湯豆腐の座をゆづりあふ師弟かな 長田等 200102
湯豆腐や彼の世に来よと夫未だ かとうゆき 銀化 200102
湯豆腐に眼鏡はずして吹きさます 足利徹 ぐろっけ 200102
湯豆腐のことりことりと小さき愛 岩田育左右 遠嶺 200103
湯豆腐屋三島手の鍋揃ひけり 松崎鉄之介 200103
卓袱台に焜炉を嵌めて湯豆腐焚く 松崎鉄之介 200103
湯豆腐に削げたる箸の杉匂ふ 梅原美子 200103
湯豆腐屋の仲居揃ひの松かさね 松崎鉄之介 200104
湯豆腐の昆布洗いつ独りごと 林美智 ぐろっけ 200104
湯豆腐の夭々たるを舌が待つ 能村登四郎 200108
湯豆腐や古りし象牙の夫婦箸 古川利子 200202
湯豆腐のあとを嵯峨野に別れけり 吉田汀史 200202
湯豆腐のことこと煮えて燗もよし 松田欽吾 雨月 200202
湯豆腐にバス乗り継いで来たりけり 松本恭昂 火星 200202
湯豆腐や日々今日ひと日似て非なる 朱間繭生 銀化 200202
湯豆腐にはねつかへりの血の気あり 山室キミ子 銀化 200202
湯豆腐や解けし時差にある睡魔 本郷桂子 円虹 200203
湯豆腐のをどりはじめに箸合はす 加藤はま子 200203
湯豆腐や一件落着せし夫婦 山本涼 銀化 200203
湯豆腐や星の話は佳境たり いしだゆか 遠嶺 200203
湯豆腐に話のはずむ女客 塚村素代 いろり 200203
したたかに酔うて湯豆腐崩しけり 長谷川守可 百鳥 200203
湯豆腐や対岸の灯を窓に置き 有江つたゑ 200204
湯豆腐の湯気の向かうに二尊院 勝野薫 ぐろっけ 200204
言ひ出せぬまま湯豆腐を突き崩す 藏本博美 ぐろっけ 200204
湯豆腐のそろそろ煮えて話止む 北畠明子 ぐろっけ 200205
花の冷え南禅寺みて湯豆腐食ぶ 磯野たか 風土 200207
湯豆腐や生きて割箸使ひをり 嵯峨根鈴子 火星 200207
湯豆腐を掬うて明日の嶺が見ゆ 小澤克己 小澤克己句集 200209
星が渦巻き湯豆腐のぐらぐらと 高橋将夫 200301
湯豆腐の薬味それぞれ好みあり 及川あつ子 築港 200302
湯豆腐や夫の小さな嘘見抜き 高垣和恵 雨月 200302
湯豆腐や鍋に巷の波がしら 橋本喜夫 銀化 200302
湯豆腐や小窓をつたふ湯気雫 辰巳陽子 雲の峰 200302
湯豆腐やぼちぼち酒の歎き節 泉田泉一 200303
湯豆腐のゆらりと踊る夜の卓 石岡祐子 200303
湯豆腐や極めて白き子のこころ 落合由季女 雨月 200305
湯豆腐や逢わず忘れず声便り 森一枝 八千草 200307
湯豆腐の湯気に消えたる東山 稲畑汀子 ホトトギス 200312
湯豆腐の薬味に工夫ありにけり 稲畑汀子 ホトトギス 200312
山頭火の句碑見て朝の湯豆腐食ふ 松崎鉄之介 200312
湯豆腐の踊り出したり小座蒲団 徳田干鶴子 馬醉木 200401
湯豆腐や誰からか句を作り出す 岡本眸 200401
あとひとり待つ湯豆腐の煮えてきし 釜井瞳子 対岸 200402
湯豆腐や日暮れの近き緋毛氈 鍬形幸子 百鳥 200402
湯豆腐や肩書つきし子の名刺 佐藤瑛 帆船 200402
湯豆腐の話夢中に煮えつまる 塩川雄三 築港 200402
湯豆腐や間近に広き南禅寺 本荘初枝 築港 200402
寺町の宵のにぎはひ湯豆腐屋 水田清子 200402
湯豆腐や楽しき一夜安房の宿 水田清子 200402
湯豆腐のくづれし頃は無口なり 高橋瑛子 河鹿 200403
狂言や湯豆腐するりとそれにける 中島陽華 200403
短編や湯豆腐好きの主人公 大串章 百鳥 200403
湯豆腐やいまだ核心には触れず 藤井智恵子 百鳥 200403
湯豆腐や瓦斯(がす)青白き炎噴き 木村てる代 雲の峰 200403
湯豆腐や松の向かうの南禅寺 岸野常正 草の花 200403
湯豆腐の角がお玉をはみ出せる 筒井圭子朗 ぐろっけ 200403
湯豆腐や京の夕闇深くせり 加藤京子 遠嶺 200404
湯豆腐や妻と二人の誕生日 徳田正樹 河鹿 200405
湯豆腐の震度三ほどゆれて煮ゆ 細川知子 ぐろっけ 200411
湯豆腐や回覧板に赤子の名 小池津や子 帆船 200501
湯豆腐や志もつ者同士 山本喜朗 雨月 200502
湯豆腐に備前徳利を用意せり 石田嘉江 200502
湯豆腐を熱し熱しと京に居り 佐藤よしい 風土 200502
湯豆腐を掬ひとりたる蓮華かな 佐原正子 六花 200502
湯豆腐や強気弱気の人と居り 石山惠子 遠嶺 200502
湯豆腐や夫婦はいつも片思ひ 石田きよし 200502
湯豆腐のいかにもうぶな店で酌む 渡辺隆 遠嶺 200503
湯豆腐は二人に大きすぎる鍋 倉持梨恵 200601
湯豆腐やあてどなき旅思ひたち 西田久子 四葩 200602
湯豆腐に舌焼きいのちまだあるぞ 細川コマヱ 雨月 200602
湯豆腐に正座ゆるゆる崩しゆく 大西和子 ぐろっけ 200602
湯豆腐や隣りてお国言葉など 遠野萌 200602
湯豆腐や父の口ぐせ真似てみて 赤木真理 ぐろっけ 200603
湯豆腐やまた降つて来し夜半の雨 藤岡紫水 京鹿子 200603
湯豆腐といふ造形に入り込む 天野きく江 200603
湯豆腐や夜はしみじみと物の音 西口万佐子 200603
湯豆腐に心ほぐるる夕べかな 園田その子 河鹿 200604
湯豆腐や佳き刻分くる友のゐて 赤池英津子 遠嶺 200604
花冷や京の湯豆腐囲みをり 田中きよ子 酸漿 200609
湯豆腐や酒が持薬の万太郎 上野進 春燈 200702
湯豆腐はふつふつ恋は無重力 大島翠木 200702
湯豆腐を吹く母と子と顔を寄せ 松原智津子 万象 200703
けんかしてまた湯豆腐のなかにをり 篠藤千佳子 200703
湯豆腐やまた会ふ日など聞かずとも 大井邦子 ぐろっけ 200703
湯豆腐や父に客ある奥座敷 石原光徳 酸漿 200704
湯豆腐やいのちのはてのうすあかり 久保田万太郎 春燈 200711
湯豆腐に息かよひあふ恋の味 澤田緑生 馬醉木 200802
湯豆腐や悌偲ぶ陰の箸 島田山流 春燈 200802
湯豆腐の鍋の小鉢もゆれ動く 渡辺暁 酸漿 200802
湯豆腐や錦繍帶びし渓望み 河本利一 200803
湯豆腐や言はで事足る夫なりき 長沼恒子 馬醉木 200803
湯豆腐や猫は人より猫が好き 佐藤喜孝 あを 200803
湯豆腐のぐらり思案の解けゆく 八田マサ子 馬醉木 200804
湯豆腐や死を忘れたる嫗たち 吉村摂護 200806
湯豆腐の湯気を師恩と思ふべし 鈴木直充 素影 200811
嵐山を盾に湯豆腐屋の活気 稲畑廣太郎 ホトトギス 200812
湯豆腐をとらへて語りはじめけり 塙告冬 ホトトギス 200812
我がための湯豆腐踊りはじめたり 浜口高子 火星 200902
湯豆腐に息吹いて家しづかなり 前川明子 200902
湯豆腐に大吟醸を少しづつ 布川直幸 200903
湯豆腐に芯あり石に心あり 高橋将夫 200903
湯豆腐の湯気の家族のほほ赤し 鈴木陽子 炎環 200903
湯豆腐の湯気にほどけし意固地かな 鈴木陽子 炎環 200903
湯豆腐や講釈ながき人とゐし 小梅順 炎環 200903
南禅寺湯豆腐に旅しめくくる 鈴木とおる 風土 200903
湯豆腐の急くこともなく浮いて来し 重見久子 火星 200903
湯豆腐や一人に大き鍋なりし 谷寿枝 酸漿 200903
湯豆腐や小糠雨降る夜となる 國保八江 やぶれ傘 200903
湯豆腐の相席が縁馴染みけり 片岡久美子 200904
湯豆腐のゆるる一瞬掬ひけり 大谷茂 遠嶺 200905
んと母の匙の湯豆腐押しやる児 ことり 六花 200911
湯豆腐やあるかなきかの浮き沈み ことり 六花 200912
湯豆腐やながらふほどに味深し 村上克哉 201001
湯豆腐を崩し埒なき愚痴を吐く 塩路隆子 201002
湯豆腐やのらりくらりと躱されて 窪田粧子 馬醉木 201002
湯豆腐や自虐の七味振り掛けて 小山田子鬼 201002
湯豆腐やひとりぼつちのちりれんげ 岡野イネ子 春燈 201002
湯豆腐や浅草小の同窓会 小俣剛哉 雨月 201003
湯豆腐に舌づつみうつ夫はなし 内藤順子 酸漿 201003
湯豆腐の少しふくれて揺れはじむ 立村霜衣 ホトトギス 201004
湯豆腐に子規恋ひ募るほの灯り 高根照子 201004
湯豆腐の身によきことを数へあげ 秋田建三 201004
湯豆腐や話とぎれて二人なり 東芳子 酸漿 201004
湯豆腐や手相に出たる苦労性 水原春郎 馬醉木 201101
湯豆腐は黙ってうなずくばかりなり 貝森光洋 六花 201101
湯豆腐の煮えごろ掬ふ風の夜 宇治重郎 201102
湯豆腐の踊り始めて打ち解ける 藤見佳楠子 201102
湯豆腐を好める夫に白髪かな 竹内悦子 201102
湯豆腐や難解ごとの多かりき 齋藤厚子 201102
湯豆腐を孤高の猫と食べにけり 芝尚子 あを 201102
湯豆腐や市井に老いて恙無く 田中春子 雨月 201103
湯豆腐に思ひ出手繰るふたり住 大松一枝 201104
湯豆腐の白の揺れたる丹波焼 山田佳乃 ホトトギス 201105
湯豆腐の湯気傾きて消えにけり きくちきみえ やぶれ傘 201105
湯豆腐や嵯峨野の水のよろしきと 池田倶子 雨月 201106
湯豆腐のゆらりと動き初めたる 十川たかし 201202
湯豆腐もコースに入れて嵯峨野旅 小池清司 かさね 201202
湯豆腐に常より熱く語りけり 瀬戸峰子 春燈 201202
湯豆腐や今の幸せかみしむる 棗怜子 春燈 201202
句会果て夕餉はひとり湯豆腐を 林美智 ぐろっけ 201202
湯豆腐や単身赴任重ねけり 市橋香 ぐろっけ 201202
淡雪の如き湯豆腐嵯峨に泊つ 小澤菜美 201203
湯豆腐や雉の剥製煤けをり 浜口高子 火星 201203
湯豆腐を掬ひ空論ゆゑ飽きず 丸井巴水 京鹿子 201203
湯豆腐の通り抜けたる切除の胃 河内桜人 京鹿子 201203
湯豆腐に下戸も一献輪となりて 野口喜久子 ぐろっけ 201203
句会果て夕餉はひとり湯豆腐で 林美智 ぐろっけ 201203
湯豆腐や淡くなりたる老の日々 博多永楽 雨月 201203
湯豆腐に深谷の葱の色加ふ 清海信子 末黒野 201204
湯豆腐の湯気の向かうの倅かな 小林和世 末黒野 201204
湯豆腐の鍋にとつくり同居せり 橋本修平 かさね 201207
湯豆腐に老いの艶ある聞き巧者 酒井秀郎 返り花 201211
湯豆腐やちよつと面倒見過ぎかも 千田百里 201301
湯豆腐や土鍋の底の罅模様 宮田香 201302
湯豆腐や素直な気持まだありし 吉田政江 201302
湯豆腐のをどり初めたる土鍋かな 高橋定峰 末黒野 201302
湯豆腐や昨日のことに拘らず 松本周二 かさね 201302
湯豆腐吹く晩年の最中なり 犬塚李里子 201302
湯豆腐を囲み親しさ増しゆける 大橋晄 雨月 201302
湯豆腐や掴みどころのなき人と 川村清子 馬醉木 201303
湯豆腐や大吟醸に頬をそめ 伊勢きみこ 火星 201303
湯豆腐や土鍋のひびの美しき 二宮一知 万象 201303
湯豆腐にお酒はうまし腹温む 菊地崇之 かさね 201303
湯豆腐を吹きしがらみもなき暮し 森岡正作 201303
湯豆腐や会話のをどる湯気の中 板倉安正 201304
湯豆腐の桶に見とれし京の旅 松本恒子 ぐろっけ 201304
湯豆腐や家族増えしを喜びぬ 大西八洲雄 万象 201304
湯豆腐や友あのころの顔になる 伊吹之博 京鹿子 201304
湯豆腐や面と向かへば言へぬこと 関根揺華 201305
湯豆腐や主客どちらも耳遠き 松田泰子 末黒野 201305
湯豆腐や知命の子にも頼らるる 瀧春一 花石榴 201312
湯豆腐にたつのの醤油てふ至福 稲畑廣太郎 ホトトギス 201312
湯豆腐の湯の中で舞ふロンドかな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201312
湯豆腐や酒ほどほどといふ決意 稲畑廣太郎 ホトトギス 201312
温泉を入れて湯豆腐食べにけり 溝渕弘志 六花 201401
湯豆腐の膳に父なく銚子なし 荻野嘉代子 春燈 201401
湯豆腐やのこる命の玉のごと 神蔵器 風土 201401
新妻が湯豆腐好きを持て余 常田創す 201401
湯豆腐や考の慈顔の浮ききたる 神田恵琳 春燈 201402
湯豆腐を好みし母も夫もなく 中道愛子 201402
一人用鍋に湯豆腐煮立ちけり 瀬島洒望 やぶれ傘 201403
湯豆腐に振つて善光寺の七味 根橋宏次 やぶれ傘 201403
湯豆腐の煮えくり返りゐるかけら 根橋宏次 やぶれ傘 201403
湯豆腐やふる里の山白からむ 今井弘雄 春燈 201403
湯豆腐や大山祇神の水を引き 内藤静 風土 201403
「湯豆腐」や暖簾の丈のさりげなく 山本町子 風土 201405
湯豆腐の一さじ分の幸に酔ふ 市川伊團次 六花 201406
湯豆腐や励まし臍に落ちていく 吉田葎 201406
嵯峨野湯豆腐いっさいの魚臭断つ 竹内弘子 あを 201501
湯豆腐やぽつりと語る遠き恋 藤丸誠旨 春燈 201502
湯豆腐を所望したるを少し悔い 神蔵器 風土 201502
湯豆腐や擣衣いろに林泉暮れて 白井友梨 馬醉木 201502
湯豆腐の奉行のしぐさ見ていたる 小林はじめ 六花 201502
かと言って湯豆腐だけでは物足らず 佐津のぼる 六花 201503
湯豆腐と言へば懐し南禅寺 本多正子 雨月 201503
湯豆腐に夫婦やうやく老いむとす 後藤比奈夫 ホトトギス 201504
湯豆腐にまたも浮かびぬ夫の顔 宮越久子 201504
湯豆腐や就活のこと恋のこと 杉本薬王子 風土 201505
湯豆腐や少し優しい話など 中村三郎 京鹿子 201505
湯豆腐の湯気消えてゆくあたりかな 大崎紀夫 虻の昼 201510
湯豆腐の肌理よ味よと言ひ募る 山口ひろよ 201602
湯どうふはもめんが好きで山に雪 定梶じょう あを 201602
湯豆腐や子より贈らる長寿箸 川崎良平 雨月 201603
湯豆腐や川辺吹きゆく風の音 白石正躬 やぶれ傘 201604
湯豆腐や傘寿卒寿と夢のまに 高橋将夫 201604
まだ芯に冷たさ残る湯豆腐よ 高橋将夫 201604
湯豆腐の湯気忘れじの蔵王かな 中島陽華 201604
湯豆腐や真四角に切る理系女子 岩下芳子 201604
湯豆腐や遠く聞こえるシューベルト 有松洋子 201604
湯豆腐や励まされゐて孤独なり 安居正浩 201801
湯豆腐や家族のぬくみしみじみと 城戸ひろみ 雨月 201803
湯豆腐の湯気の向かうに南禅寺 中村洋子 風土 201803
湯豆腐を言葉少なき夫婦食ふ 溝渕弘志 六花 201803
湯豆腐や夫との暮しこぢんまり 森清信子 末黒野 201803
湯豆腐や無口な夫と摂る夕餉 永井惠子 春燈 201803
湯豆腐の湯気の隔てる二人かな 志方章子 六花 201804
湯豆腐や句心つなぐ喜寿米寿 平野無石 201811
湯豆腐→2      

 

2021年12月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。