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植田 3   32句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
夕つのる風に植田のしじら波 小張志げ 春燈 200907  
水攻めの城跡囲む植田かな 須賀允子 万象 200907  
くもり日や植田はやくもうすみどり 阿部ひろし 酸漿 200907  
裏庭も植田明りの信濃かな 上田恵美子 馬醉木 200908  
山迫る柳生の里の植田かな 笠井清佑 200908  
ひたち野の夕映え滲む植田かな 吉沢陽子 200908  
幽かなる雨音誘ふ植田かな 小林宙太 炎環 200908  
たつぷりと水面の光る植田かな 辺見狐音 炎環 200908  
植田道画眉鳥の声かろやかに 網野茂子 酸漿 200908  
行き返り植田縫ひゆくボランテイア 小野寺節子 風土 200908  
そよぎては抗ふちから植田かな 相良牧人 200908  
雲切れて日輪宿す植田かな 永島雅子 春燈 200908  
一望の植田果てまで人を見ず 泉田秋硯 200909  
裏は植田前は大きな日本海 坂上香菜 200909  
通勤の今日より植田道となり 村田文一 遠嶺 200909  
野良着干す植田の中の停留所 米田正弘 200909  
夕風の立ち始めたる植田かな 丑久保勲 やぶれ傘 200909  
遠山を植田に映す越後かな 秋山信行 やぶれ傘 200909  
まほろばの丹の列柱や植田風 浜口高子 火星 200909  
白鷺の王者の如く立つ植田 園多佳女 雨月 200909  
水音に老いの早起き植田見に 水谷靖 雨月 200909  
千枚田雨に耀ふ植田ぶり 中里カヨ 酸漿 200909  
一枚の休田見ゆる植田かな 平照子 酸漿 200909  
お札所の森の浮べる植田かな 上崎暮潮 ホトトギス 200910  
濃く淡くみどりのそよぐ植田かな 青木政江 酸漿 200910  
合鴨の入りし植田の賑へり 松元末則 酸漿 200910  
榛の木の影も愚直に植田風 水谷洋子 十進法 200911  
水張つて大地つなぎし植田かな 古林阿也子 200911  
植田にも余り苗にも同じ風 村上幸子 京鹿子 201001  
雨注ぐ植田千枚見下せり 大内恵 酸漿 201001  
老鶯や植田千枚声を張り 大内恵 酸漿 201001  
ふと出づる口笛郷の植田道 三橋玲子 末黒野 201004 植田→1

2016年5月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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