梅雨の月 2      15句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
つかの間の雲幾度も梅雨の月 菅野日出子 末黒野 201910
重信の俳句難し梅雨の月 小原紀子 末黒野 201910
梅雨の月濁りし川を照らしけり 武藤節子 やぶれ傘 201911
点滴の音なき音や梅雨の月 本郷 公子 京鹿子 202001
いちにちに何度名を呼ぶ梅雨の月 はしもと風里 202009
両性の憂ひを宿す梅雨の月 高橋将夫 202009
書に更けてベッドにそそぐ梅雨の月 菅野日出子 末黒野 202011
つかの間の川の上なる梅雨の月 白石正躬 やぶれ傘 202109
ささくれへ馬油たつぷり梅雨の月 阪倉孝子 202109
順調にはかどりし帰途梅雨の月 橘正義 春燈 202110
茅葺のベロ藍の空梅雨の月 鈴鹿呂仁 京鹿子 202207
痛む身に生ある証梅雨の月 本郷公子 京鹿子 202208
橋三つ渡つて来る梅雨の月 坂本依誌子 春燈 202209
風渡る歩道橋から梅雨の月 竹内文夫 やぶれ傘 202210
ほろ酔ひの唄おぼつかな梅雨の月 小田嶋野笛 末黒野 202210
梅雨の月 →1

 

2023年7月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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