つづれさせ 2       20句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
蕉庵の歴史を綴るつづれさせ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201809
仕舞湯に真底ほぐれつづれさせ 徳井節子 馬醉木 201811
風のこゑ追ふかに鳴いてつづれさせ きくちきみえ やぶれ傘 201901
山車蔵より出さるる一基つづれさせ 横山昭子 雨月 201902
推敲の吾を急かせてつづれさせ 是松三雄 末黒野 201902
読みをはるころにひと雨つづれさせ 根橋宏次 やぶれ傘 201911
大久保から東中野とつづれさせ 佐藤喜孝 あを 201912
脈さぐり当つる指先つづれさせ 松井志津子 201912
色あする社殿の彫りやつづれさせ 木村みどり 春燈 201912
つづれさせ老いの用意を急かさるる 河崎國代 春燈 201912
住み古りし仮設にありてつづれさせ 赤川誓城 ホトトギス 202002
洞窟に住むてふ龍やつづれさせ 長尾タイ 末黒野 202004
浦神へ素足詣でやつづれさせ 橋添やよひ 風土 202012
畑より部屋に入るやつづれさせ 江見巌 六花 202101
林泉の径のつづらやつづれさせ 森清堯 末黒野 202102
夜の静寂解いてゆきしつづれさせ 稲畑廣太郎 ホトトギス 202109
つづれさせ誰にも遇はぬ筈の道 大島英明 やぶれ傘 202111
つづれさせ講座この頃オンライン 仁上博恵 202112
池へ引く水路の昏しつづれさせ 岡野塁子 末黒野 202201
猛犬も猛母も居らずつづれさせ 亀田虎童子 あを 202206
口紅に減り癖のありつづれさせ 谷口摩耶 202210
北斎の墓へ囁くつづれさせ 増成栗人 202212
うっすりと雨にまぎれてつづれさせ 佐藤竹僊 あを 202301
つづれさせ →1

 

2023年10月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。

 
2023年10月7日