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作品
作者
掲載誌
掲載年月
凧揚げの幼き姉妹風を読む 玉川悠 遠嶺 200204
春の雷壱岐の鬼凧買ひをれば 石鍋みさ代 春耕 200204
連凧の天辺まはりはじめたる 杉浦典子 火星 200204
いいかげんに降りたらどない奴凧 松山律子 六花 200204
三角凧大サーカスの屋根越えて 勝野薫 ぐろっけ 200204
天までも昇る勢ひ奴凧 肥田美枝子 200204
KITTY凧半纏木の枝先に 勝野薫 ぐろっけ 200205
手も顔も労働の色凧日和 水谷ひさ江 六花 200205
風掴む凧をあやつる子の視線 森津三郎 京鹿子 200205
凧合戦記憶の外の広場かな 水谷ひさ江 六花 200205
親子四人それぞれ凧を競ふ午後 森津三郎 京鹿子 200205
凧の空優雅地上の修羅場かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 200205
凧囃す笛に太鼓に喇叭かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 200205
凧揚がる空の縮んでゆきにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200205
凧揚げに興じてをりぬ天安門 水谷ひさ江 六花 200205
凧空に並び進軍喇叭かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 200205
紫禁城歴史を手繰る凧の糸 水谷ひさ江 六花 200205
飛火野の凧の手応へ子に渡す 伊藤重美 雲の峰 200206
大凧のうしろを凧の落ちてゆき 望月周 百鳥 200207
鬼凧をかかげる工場梅雨乾き 田中章子 酸漿 200207
赤き凧揚がつてをりぬ蒸し餃子 杉浦典子 火星 200207
空に凧くぬぎ林はうすみどり 船山博之 百鳥 200207
凧 →1

 

2023年4月21日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。