サングラス 4       34句

サングラス傘寿より世の面白く    小瀧實

作品
作者
掲載誌
掲載年月
男には懐かぬ猫よサングラス 岩永はるみ 春燈 202009
サングラス家近づけば外しけり 田嶋洋子 春燈 202009
九州を覆ふ雨雲サングラス 七郎衛門吉保 あを 202009
聞き慣れぬ烏語に外すサングラス 柿沼盟子 風土 202010
鬱屈の日々出番なきサングラス 土井ゆう子 風土 202010
信号変つたワゴンサングラス 大内幸子 六花 202011
サングラス掛ければ孫の遠ざかる 稲畑廣太郎 ホトトギス 202107
サングラス外しミサヘの一歩かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 202107
サングラス僕はレイバン君グッチ 稲畑廣太郎 ホトトギス 202107
長男にのこる童顔サングラス 川高郷之助 202107
日差し落ち頭に上げるサングラス 石原健二 やぶれ傘 202108
サングラスはづせば見える常識論 村田あを衣 京鹿子 202108
買ひ言葉納める心地サングラス 河嵜祐二 202109
サングラスの知人に軽く会釈され 丑久保勲 やぶれ傘 202109
サングラスかけ心眼のダンディズム 鷺山珀眉 京鹿子 202109
サングラス掛けるチャンスも無く米寿 関喜久子 202109
明眸を隠しマスクとサングラス 落合絹代 風土 202110
とほき日の近づいて来るサングラス 門伝史会 風土 202110
サングラス仕舞ひ金剛床に佇つ 岡本尚子 風土 202110
足るを知る暮らしや旧きサングラス 赤石梨花 風土 202110
縁の色変へて双子のサングラス 津川かほる 風土 202110
何処となく悪人めくやサングラス 中上葭子 春燈 202110
サングラス己が世界にゐる痛み 亀井福恵 京鹿子 202112
サングラス外しくぐりぬ大手門 林いづみ 風土 202208
冗談に託す本音やサングラス 町山公孝 202208
サングラス取ればタモリは森田君 竪山道助 風土 202209
サングラス外し判官贔屓かな 能村研三 202209
ふるさとに戻りて外すサングラス 三好千衣子 202209
濃い色のサングラスして眠る人 小池一司 やぶれ傘 202210
サングラス似合ふ主犯の運のつき 鈴木としお 春燈 202210
隠しごと下手な男のサングラス 菅原健一 202210
サングラスこのままどこへ出かけよか 山田ゆきこ 202210
サングラス卒寿のモガは図書館へ 沼崎千枝 末黒野 202211
サングラスはづして道を尋ねけり 高橋均 やぶれ傘 202212
サングラス→ 1

 

2016年5月22日 更新

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。