蕎麦の花 3   57句

月光のおよぶかぎりの蕎麦の花   柴田白葉女   遠い橋

作 品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
そばかすの女立つ蕎麦の花のそば 八木健 八木健俳句集 201509  
蕎麦の花丸太の椅子に蕎麦を待つ 國保八江 やぶれ傘 201510  
風遊ぶ地平線まで蕎麦の花 神宮きよい 馬醉木 201511  
花蕎麦のあふれ咲く野に驢馬つなぐ 塩貝朱千 京鹿子 201511  
やはらかな風よりやさし蕎麦の花 安居正浩 201511  
蕎麦咲くや噴煙淡き浅間山 池田節 春燈 201512  
蕎麦の花村を閉ざさむばかりなり 相良牧人 201512  
山裾の薄暮に映える蕎麦の花 青野安佐子 201512  
蕎麦の花風の持て成す裏筑波 和田政子 201512  
木曽川の流れ豊かや蕎麦の花 長尾タイ 末黒野 201512  
復興へ耐ふるみちのく蕎麦の花 及川信二 末黒野 201512  
赤城山夕日に染まる蕎麦の花 竹生田勝次 風土 201512  
掛軸に大き白象蕎麦の花 竹内悦子 201610  
人の住む家見当らず蕎麦の花 黒坂紫陽子 馬酔木 201611  
スイツチバツクいよよ天まで蕎麦の花 高野春子 京鹿子 201611  
妙高の裾明るうす蕎麦の花 佐藤三男 万象 201612  
ここよりは有馬街道蕎麦の花 阪上多恵子 雨月 201701  
花蕎麦のさ揺れ誘ふ旅情かな 向井芳子 春燈 201701  
旧街道明るくしたる蕎麦の花 内海保子 万象 201701  
蕎麦の花この道行かば村を出る 深川淑枝 201701  
立山の風は曲者蕎麦の花 稲畑廣太郎 ホトトギス 201709  
越中の風に磨かれ蕎麦の花 稲畑廣太郎 ホトトギス 201709  
紅花の甕にあふるる蕎麦処 菊池洋子 やぶれ傘 201709  
雨山路横にひそかに蕎麦の花 石原健二 やぶれ傘 201710  
花蕎麦や湯宿の足袋に滑り止め 赤座典子 あを 201711  
どこまでも伊吹の裾野蕎麦の花 福山幸雄 馬醉木 201711  
蕎麦の花遥かに青き八ヶ岳 沼崎千枝 末黒野 201712  
埴輪館訪ひて夫婦や蕎麦の花 田中臥石 末黒野 201712  
蕎麦咲いて男はひとりジンギスカン 笹村恵美子 201712  
溝蕎麦は水漬ける花や妻籠宿 林八重子 馬醉木 201712  
山風に研がるる蕎麦の花真白 小森泰子 馬醉木 201712  
花蕎麦の白を重ねて咲きみだる 東秋茄子 京鹿子 201801  
蕎麦の花こぼれ咲く道農学部 隅田惠子 雨月 201802  
竹槍を持たせられし蕎麦の花 柴田志津子 201806  
北国の山裾揺する蕎麦の花 吉澤恵美子 春燈 201812  
信濃路や紅を交へて蕎麦の花 中西恒弘 201812  
輪唱のやうな風湧く蕎麦の花 菊地光子 201812  
五箇山にかかる昼月蕎麦の花 升田義次 馬醉木 201812  
蕎麦咲くや棚田の畦の幾曲り 柴崎甲武信 春燈 201812  
月山を彼方に置きて蕎麦の花 尾野奈津子 春燈 201812  
蕎麦の花咲く村白い風の村 火箱ひろ 201901  
山に日の残り畑は蕎麦の花 天野美登里 やぶれ傘 201901  
會津武士眠らせ蕎麦の花月夜 山中志津子 京鹿子 201901  
山の影山に映して蕎麦の花 横田敬子 201905  
連翹の咲く角を入り蕎麦どころ 大島英昭 やぶれ傘 201907  
鉄瓶の蕎麦湯とろりと余花の雨 大沢美智子 201907  
深大寺蕎麦打つひびき朴の花 大島寛治 雨月 201909  
雨の中飛ぶ鳥もをり蕎麦の花 鈴木愛子 201911  
ケベックにフランスの風蕎麦の花 七郎衛門吉保 あを 201912  
風白く吹き抜け蕎麦の花畑 佐津のぼる 六花 201912  
雲の影走るや蕎麦の花ま白 櫛橋直子 雨月 201912  
手折りたる手よりこぼるる蕎麦の花 桜井知恵子 雨月 202001  
蕎麦の花すがに広がる小野の道 善野行 六花 202001  
山越えの風が風よぶ蕎麦の花 桐本美惠子 馬醉木 202001  
蕎麦咲いて日矢たわたわと佐久平 深川淑枝 202003  
山裾といへる広さに蕎麦の花 嶋田一歩 ホトトギス 202003  
名水といふ流れあり蕎麦の花 嶋田一歩 ホトトギス 202003 蕎麦の花→1

 

2020年8月28日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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