七五三 1   176句

ワッワッと自転車に乗り七五三    京極杞陽

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
帰国してもう日本の子七五三
山田弘子
春節
199503
草履にも挿頭にも鈴七五三
三浦美穂
199811
衣擦れの音のはじめの七五三
杉浦典子
火星
199901
御刀研ぎ処あり七五三
神蔵器
風土
199901
ぽつくりがしんがりを行く七五三
蓮尾あきら
風土
199902
ノンと言ふ帰国子となり七五三
辻雅子
ぐろっけ
199902
家を出てもう背に負はれ七五三
田口千恵子
199903
七五三小型カメラと千歳飴
吉岡世志子
船団
199903
七五三の帯紐とけば川の自由
大木石子
海程
199904
出世魚出世せぬ魚七五三
山田六甲
六花
199911
ケンタッキーおじさんを撫で七五三
千田百里
巴里発
199911
七五三細きうなじの願ひ事
武岡東西
俳句通信
199912
父無し子無事息災に七五三
近藤憙治
船団
199912
この村の観音日和七五三
大橋敦子
雨月
200001
甲乙なく光となれり七五三
神蔵器
風土
200001
孔雀の眼濡るる日のあり七五三
村岡悠
200002
拾ひたる温き土くれ七五三
山西雅子
200002
親子して茶髪の似合ふ七五三
関正夫
酸漿
200002
敷松葉雨の匂へる七五三
加瀬美代子
200002
青空に祝はれてゐる七五三
八木下巌
200002
着飾つて口重くなる七五三
吉原一暁
200003
もう一つ父の手が欲し七五三
阿部寒林
200010
くれなゐの橋の八景七五三
神蔵器
風土
200101
七五三の娘が来て遊ぶ村雨堂
中川濱子
ぐろっけ
200101
木履にきざはし高き七五三
杢子安子
200102
病院に子の七五三見せに来る
兼子栄子
酸漿
200102
父若き家族写真や七五三
前川みどり
春耕
200102
こんな日にもう戻れない七五三
黒川悦子
ホトトギス
200103
七五三鈴の祓ひの三五調
品川鈴子
船出
200104
偲ぶ日もなつかしむ日も七五三
稲畑汀子
ホトトギス
200111
腰上げを深く取りたる七五三
保坂加津夫
いろり
200111
七五三衣しめごろも着せる前から匂ふなり
望月晴美
200201
除幕せしばかりの句碑に七五三
棚山波朗
春耕
200201
賜はりしよき日を宮へ七五三
永田あき
酸漿
200201
金色の黄葉が舞へり七五三
内田和子
酸漿
200201
末の子の我慢強さよ七五三
山田弘子
円虹
200201
とつとつと鳩の付きくる七五三
高野清風
雲の峰
200201
神の子となりおごそかに七五三
渡部義次
雲の峰
200201
七五三父の背中に深眠り
河合笑子
あを
200201
おしつこの場所みつからぬ七五三
藏本博美
ぐろっけ
200201
山の子の柿稲架くぐる七五三
岸のふ
馬醉木
200202
七五三火打ちに揺るる髪飾
柴田久子
風土
200202
七五三祝ぐやおのころ島に生れ
今井妙子
雨月
200202
ひとり子をかくも飾りて七五三
大堀鶴侶
雨月
200202
七五三大漁旗を飾りけり
太田土男
百鳥
200202
七五三近所の人に見てもらふ
小田玲子
百鳥
200202
禰宜に傘差しかけられし七五三
関薫子
百鳥
200202
宮島の鹿のおじぎや七五三
影山わこ
百鳥
200202
抱き上げて絹の匂ひの七五三
岩松八重
六花
200202
ジーパンの母に連れられ七五三
岡本たか子
春耕
200202
飛石に雨後の照あり七五三
高橋愛子
200202
肩車されて得意な七五三
河野友子
六花
200202
お転婆がおちよぼ口して七五三
信崎和葉
六花
200202
本人はどうでもよくて七五三
北畠明子
ぐろっけ
200202
三人目は娘を願ひ七五三
鎌田篤
雨月
200203
大方は父に抱かれて七五三
永本純子
200203
帯解きてわがまま戻る七五三
長田秋男
酸漿
200204
綿菓子の口髭知らず七五三
田中武彦
六花
200204
七五三欠伸のままを撮られをり
平尾隆士
ぐろっけ
200204
山裾の小さな宮居七五三
稲畑汀子
ホトトギス
200211
脱げさうなこつぽり鳴らし七五三
稲畑汀子
ホトトギス
200211
八幡に十の願ひや七五三
鎌倉喜久恵
あを
200212
自力にて神鈴鳴らす七五三
塩川雄三
築港
200301
生駒神社
帯の枷草履の枷や七五三
塩川雄三
築港
200301
七五三朱の回廊を神妙に
福原信子
築港
200301
にこやかに未来豪傑七五三
泉田秋硯
200302
利家の刀ほしいと七五三
高根照子
200302
病棟に鈴音こぼし七五三
松内佳子
百鳥
200302
七五三献花の厚物咲揃ふ
坂口三保子
ぐろっけ
200302
中山寺鉦を叩けり七五三
坂口三保子
ぐろっけ
200302
桃割れの頬にケチヤツプ七五三
山口庸子
ぐろっけ
200302
着飾りし父母を家来に七五三
隅田享子
200303
この子等の頃の日本や七五三
竹下陶子
ホトトギス
200311
祓はれて上眼使ひの七五三
久保東海司
200312
七五三祈祷待ちゐる長き列
粟生光明寺
築港
200401
七五三こまつしやくれてをりにけり
粟生光明寺
築港
200401
飴袋引きずり歩む七五三
大関とし子
築港
200401
木履を脱いで抱かるる七五三
大関とし子
築港
200401
大前にすやすや眠る七五三
小澤友江
築港
200401
七五三重き衣裳によろめけり
小澤友江
築港
200401
七五三禰宜一人づつ名を呼べり
小澤友江
築港
200401
枯葛のきらきら吹かる七五三
山尾玉藻
火星
200401
顔よりも大きリボンや七五三
小石秀子
酸漿
200401
微笑みてことば少なや七五三
永見嘉敏
酸漿
200401
高らかに祈祷呼出し七五三
福澤乙
酸漿
200401
七五三日蔭は苔の匂ふなり
岡本眸
200401
紅の口とんがり気味の七五三
青和子
200402
七五三さんさん五五に集まりし
高橋将夫
200402
他人の児を抱かせてもらふ七五三
近藤幸三郎
風土
200402
七五三青空抜けてしまひけり
鈴木良戈
200402
七五三うぐひす張りの気になりて
大和あい子
百鳥
200402
七五三山の祠に詣でをり
斉藤利男
百鳥
200402
正装の親が緊張七五三
木藤ヒデ子
築港
200402
お下がりも無頓着なり七五三
阿部一彦
築港
200402
七五三祈祷まつ子の真顔なり
福田千代子
築港
200402
神苑に美容室あり七五三
福田千代子
築港
200402
七五三結びの神へ曽孫つれて
二村蘭秋
雨月
200402
弟の祖父ぶりたのし七五三
堀田こう
雨月
200402
七五三子よりも母の気のそぞろ
斉藤陽子
雨月
200402
病室に祖母尋ね来る七五三
石川元子
酸漿
200402
七五三帰りは靴に履替へし
林敬子
酸漿
200402
七五三祈祷の列は五〇〇番
田中敏文
ぐろっけ
200402
晴着の子にて突っかけの七五三
田中敏文
ぐろっけ
200402
筥迫は母のおさがり七五三
中島霞
ぐろっけ
200402
シャンソンの流るる茶房七五三
村林久子
遠嶺
200403
七五三鯛の目玉をねだりけり
藤原照子
余韻
200403
近道の神社抜け道七五三
稲畑汀子
ホトトギス
200411
境内は結婚式と七五三
稲畑汀子
ホトトギス
200411
着崩れを直すテントも七五三
稲畑汀子
ホトトギス
200411
手になにか隠してをりぬ七五三
中村房枝
六花
200412
磴駆けて双手は翼七五三
大沢美智子
200501
七五三山見ることを覚え初む
大串章
百鳥
200501
七五三迷子の祖父を探しゐる
大串章
百鳥
200501
言葉にも体温ありて七五三
丸山佳子
京鹿子
200501
管の鈴が鳴るなり七五三
山田圓子
築港
200501
七五三巫女緋袴を翻す
渡辺倫子
築港
200501
よちよちと弟縦いて七五三
渡辺倫子
築港
200501
拝殿の奥の日溜り七五三
渡辺倫子
築港
200501
参拝の仕方教はる七五三
一ノ瀬千恵
築港
200501
一族に埋もれて歩む七五三
前田久子
築港
200501
織る糸に思ひ託すや七五三
中元英雄
河鹿
200502
七五三母若ければ祖母もまた
矢島久栄
200502
髪飾り絶えず揺れをり七五三
秋千晴
200502
奥能登のさざ波日和七五三
中山純子
万象
200502
七五三羽織の鷹が跳ねて来し
山内なつみ
万象
200502
参道は子等の花道七五三
池上和子
築港
200502
巫女のもつ風船あまた七五三
丸山照子
火星
200502
七五三松茸買うて帰りけり
吉田康子
火星
200502
簪は母ゆづりなる七五三
吉田多美
京鹿子
200502
車より犬の出て来る七五三
冨田正吉
200502
七五三祝詞に泣いてしまひけり
成澤桂助
百鳥
200502
七五三ディズニーの歌上手な子
石川英利
百鳥
200502
愛犬に押し倒さるる七五三
中里とも子
百鳥
200502
アルバムに加ふ手形や七五三
中里とも子
百鳥
200502
七五三犬にお辞儀をさせてをり
田中敬子
百鳥
200502
産土神へ畷づたひや七五三
広瀬長雄
200502
七五三神鳩も入れ撮られけり
沼口蓬風
河鹿
200503
七五三孫が晴れ着をみせにくる
岩崎憲二
京鹿子
200503
七五三羽織袴に背は誠
森津三郎
京鹿子
200503
負の遺産増やして七五三派手に
福山至遊
200503
信心の人等の中の七五三
今井千鶴子
ホトトギス
200504
転びても花びらのごと七五三
今井千鶴子
ホトトギス
200504
とびきりの乙名おとなめく笑み七五三
山元志津香
八千草
200505
七五三狛犬の目の細くなり
中川智恵子
200505
七五三行きは手鞠の跳ねるごと
小川龍雄
ホトトギス
200507
転ぶ子はよく転びけり七五三
小川龍雄
ホトトギス
200507
姫君にあまたのお供七五三
清水ゆみ子
200510
まけぎらひ稲荷へ七五三詣
品川鈴子
ぐろっけ
200510
七五三両手遊んでをりにけり
稲畑汀子
ホトトギス
200511
母の手と父の手替り七五三
稲畑汀子
ホトトギス
200511
七五三より解かれたるばかりかな
稲畑汀子
ホトトギス
200511
どうしてもじつと出来ない七五三
稲畑汀子
ホトトギス
200511
普段着も輝いてをり七五三
稲畑汀子
ホトトギス
200511
七五三帯の端を以て笛袋
品川鈴子
ぐろっけ
200511
ぽつくりを外輪に踏んで七五三
森澤とほる
春燈
200601
七五三老も呼ばれて撮られけり
小泉豊流
酸漿
200601
一族はをんな腹なり七五三
篠田純子
あを
200601
父母の掌の中に手を七五三
木村茂登子
あを
200601
早蕨の道より入る七五三
竹中一花
200602
東京に山見ゆる日や七五三
有村明子
百鳥
200602
七三に髪を撫付け七五三
中條ひびき
百鳥
200602
お下りのかしこまりたる七五三
大海いつ子
百鳥
200602
スーツ着て父似の長子七五三
廣瀬初枝
雨月
200602
みささぎの水ひかりゐし七五三
城孝子
火星
200602
神さぶる道の暗きを七五三
河崎尚子
火星
200602
神鶏の尾を曳き駈くる七五三
伊藤多恵子
火星
200602
七五三簪並ぶ美容院
大西まりゑ
酸漿
200602
参道を泣きつつ歩く七五三
北島上巳
酸漿
200602
大名も姫も闊歩の七五三
伊勢ただし
ぐろっけ
200602
おみくじは小吉でよし七五三
五ヶ瀬川流一
六花
200602
三つ星のフランス料理七五三
河本利一
200603
境内に動く彩り七五三
嶋田摩耶子
ホトトギス
200603
磐座へ跣参りや七五三
酒井忠正
百鳥
200603
金婚よ七五三よと写真館
大槻右城
ホトトギス
200607
七五三くづれ芝生に転がれり
稲畑廣太郎
ホトトギス
200611
七五三母が眠たくなつてをり
稲畑廣太郎
ホトトギス
200611

2019年11月15日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。