新 涼 4   100句

新涼や女に習ふマンドリン    日野草城

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
新涼や阿波伊予讃岐駆け抜けて 稲畑廣太郎 ホトトギス 200508  
席決めてやうやく山の新涼に 稲畑汀子 ホトトギス 200508  
旅疲れ解く新涼の朝かな 稲畑汀子 ホトトギス 200508  
新涼の朝の雨音聞く目覚め 稲畑汀子 ホトトギス 200508  
新涼や真鯉はおのが影の上 鷹羽狩行 200508  
新涼や畳の縁の曲がりやう 近藤公子 200510  
いたどりの新涼さやぐ花の色 阿部ひろし 酸漿 200510  
新涼や病よろしき神の前 大橋敦子 雨月 200510  
新涼の水を水車がもてあそぶ 八染藍子 200511  
ブーメラン投げて新涼引き寄せり 天野きく江 200511  
新涼の老杉にある気迫かな 方谷村幸子 200511  
新涼や心通へる友の文 荒井慈 春燈 200511  
新涼の風に触れむと髪カット 曽根咲子 200511  
新涼や放生池の由緒書 青木久子 遠嶺 200511  
新涼の鹿にワルツの歩調かな 目黒慧 遠嶺 200511  
新涼の湖の上ゆく飛行船 星井千恵子 遠嶺 200511  
新涼の小函に鳴らす琴の爪 柴田雪路 200511  
新涼やレタスに垂らすオリーブ油 門脇なづな 対岸 200511  
新涼や小間に無事是貴人掛け 鈴木石花 風土 200511  
新涼や行き会ふ人に気を貰ふ 谷寿枝 酸漿 200511  
新涼に祝言の有り諏訪大社 渡辺玄子 酸漿 200511  
新涼や熱きスープのみどり色 田中正子 百鳥 200511  
新涼やさらりとまとふバスローブ 吉村一郎 百鳥 200511  
新涼の草木染め展賑はへり 梅村五月 栴檀 200511  
新涼の三和土にみどりの虫骸 梅村五月 栴檀 200511  
新涼の青きたそがれ島小松 伊藤希眸 京鹿子 200511  
新涼や水なめらかに鯉泳ぎ 福盛悦子 雨月 200511  
新涼や足軽やかに人力車 河村靖子 築港 200511  
新涼や煮炊はじめの点火音 冨田正吉 200511  
新涼や一駅歩く気にさせる 須賀敏子 あを 200511  
新涼や立話の輪にはひりこむ 赤座典子 あを 200511  
新涼の水飲み落とす喉の奥 徳田正樹 河鹿 200512  
新涼や父似の眉を描き足しぬ 古賀美喜恵 河鹿 200512  
新涼や産声高き峡の里 小牧弘治 河鹿 200512  
新涼や花屋の前をよぎる時 松山正江 河鹿 200512  
新涼や眠りは水のごとく引き 片山由美子 200512  
新涼や子を先だててほろほろ鳥 戸田和子 200512  
新涼や卓上のパン香ばしき 清水ミツコ 200512  
新涼の身にそふ起ち居夕灯し 舩越美喜 京鹿子 200512  
新涼や貝の形の石拾ふ 山路紀子 風土 200512  
新涼や彩雲高く流れゆく 池田加代子 風土 200512  
新涼のことばとび交ふ水汲み場 梅村五月 栴檀 200512  
新涼や日の斑散りばめ子規の庭 足立のり子 栴檀 200512  
新涼や土黒々と子規の庭 足立のり子 栴檀 200512  
新涼の赤松の肌艶めけり 氏家知子 栴檀 200512  
新涼やプラットホームの端の端 三輪慶子 ぐろっけ 200512  
新涼や和服の歩巾保ちゐる 三輪慶子 ぐろっけ 200512  
新涼のわが身に添ふや竹箒 八木柊一郎 ぐろっけ 200512  
新涼の濠深く街分かちをり 染谷晴子 200512  
出航の楽新涼の水脈を曳き 沼口蓬風 河鹿 200601  
新涼や水族館の大水槽 徳田正樹 河鹿 200601  
新涼や咲かせて花の名は知らず 西谷良樹 春燈 200601  
新涼やかるく押しだすマヨネーズ 岬雪夫 200601  
新涼の輪ゴムを踏みし土ふまず 鎌田政利 京鹿子 200601  
帆を高くして新涼を占めて航く 松本鷹根 京鹿子 200601  
新涼や深き息してマリアの前 荒井千佐代 200601  
新涼や床几に憩ふ旅心 関戸文子 酸漿 200602  
新涼の水道道路や桂の樹 真木早苗 八千草 200602  
新涼のとまどひ蟻も我もかな 木村享史 ホトトギス 200603  
新涼を呼ぶひとひらの雲走り 保田晃 ホトトギス 200603  
蕉翁に新涼の閼伽奉る 吉年虹二 ホトトギス 200603  
新涼の身にそふ灯影ありにけり 久保田万太郎 春燈 200603  
新涼や磨き細りは皓歯にも 鷹羽狩行 200607  
新涼にビル膨らんでゐる都心 稲畑廣太郎 ホトトギス 200608  
新涼に流れを変へし目黒川 稲畑廣太郎 ホトトギス 200608  
影といふ新涼降らす松であり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200608  
新涼や命運ときに潔き 後藤一秋 ホトトギス 200608  
新涼といふは朝の間なりしこと 稲畑汀子 ホトトギス 200608  
山国の新涼とこそ降り立ちぬ 稲畑汀子 ホトトギス 200608  
新涼を広げ桂の葉を広げ 稲畑廣太郎 ホトトギス 200609  
新涼の嵐伴ひ来りけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200609  
神鈴といふ新涼の音色かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 200609  
新涼や光まとひて嬰生まる 金丸まさ子 四葩 200609  
新涼の小函指貫イヤリング 鈴木榮子 春燈 200610  
雨後新涼樹下に奉納土俵あり 能村研三 200610 白河勉強会
新涼の川ふたつ越え母に会ふ 小林朱夏 200610  
新涼や声かけてゆく貸ボート 蓮尾あきら 風土 200610  
新涼の夜空彩る花火かな 岡田麻枝 酸漿 200610  
新涼や細身に架けて島の橋 鷹羽狩行 200611 尾道
新涼や手のひらにとる化粧水 伊藤早苗 200611  
新涼の夫が指折りしてゐたる 城孝子 火星 200611  
新涼の涼計らむと靴を脱ぐ 千田百里 200611  
新涼の衿に封切り化粧水 諸岡和子 200611  
ペン胼胝の新涼ペリカンインクの染み 鈴木榮子 春燈 200611  
耳聡くゐる新涼の橋の上 小山徳夫 遠嶺 200611  
新涼や山越阿弥陀来迎図 万城希代子 200611  
新涼やひらりと変る時刻表 那須淳男 馬醉木 200611  
新涼の鳴の小さく啼きにけり 畑絹枝 馬醉木 200611  
新涼やいつしか長湯してをりぬ 緑川啓子 馬醉木 200611  
新涼の倉敷を訪ふ美術館 神田一瓢 雨月 200611  
新涼の風吹上ぐる展望台 島崎勇作 酸漿 200611  
新涼や小錢つかんでコンビニへ 木村茂登子 あを 200611  
新涼やなまけるでなく臥しにける 浜田南風 200612  
新涼やなまけるでなく臥せにける 浜田南風 200612  
新涼や山河のすかし入り懐紙 堀江美佐子 200612  
新涼や窓に瞬くテレビの灯 前田祐治 200612  
新涼や酢飯のにほふ裏通り 徳永亜希 馬醉木 200612  
新涼や象牙の箸のふと鳴りて 宮野照子 馬醉木 200612  
新涼や日本列島総笑顔 北村香朗 京鹿子 200612  
新涼の拡大鏡と時刻表 笠井敦子 200612 新涼 5→

 

2019年9月13日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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