春 眠 2    41句

春眠を孫にふんずけられており   小沢昭一
作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
どの猫も肥えて港の春眠し 栗原京子 201503  
春眠の真中にゐつづけし左脳 佐藤恭子 あを 201504  
春眠やお伽の国へ途中下車 阪倉孝子 201505  
ビタミンカラーのサラダ春眠揺り起こす 赤岡茂子 春燈 201506  
春眠の枕にからむ明けの雨 山根征子 201507  
春眠を破る救急車の波動 岡山敦子 京鹿子 201507  
春眠を胎児とともにむさぼりぬ 平居澪子 六花 201507  
単線の駅のベンチや春眠し 宮澤靖子 末黒野 201508  
春眠に富士見逃せし車窓かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201604  
春眠を西へと運ぶ鉄路かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201604  
春眠の枕としたる蘭奢待 岩下芳子 201606  
春眠の覚めて浦島太郎かな 小張昭一 春燈 201606  
春眠や四肢も五感もなきごとく 芝田幸惠 末黒野 201606  
春眠を小さな雨の通りけり 根岸善行 風土 201607  
春眠や夢のつづきの雨の彩 犬塚李里子 201607  
春眠の詮なき夢やゆるびたる 柴田歌子 201608  
春眠の中でころころ笑う母 井上正子 童女 201701  
春眠の時も含めて一生涯 高橋将夫 蜷の道 201703  
春眠や四肢も五.感.もなきごとし 芝田幸惠 末黒野 201704  
春眠や膝に閉ぢゐる鳥図鑑 栗山みどり 201705  
山門に貘の彫刻春眠し 片山博介 春燈 201705  
春眠に渚のありて寄せ返す 七田文子 201706  
春眠の覚めて机辺の反故の数 森清堯 末黒野 201707  
春眠の心浮かるる旅の夢 廣田幸子 末黒野 201707  
あらたかに坐す春眠の飛鳥仏 平野多聞 201707  
春眠や夢の奥からベルの音 篠原敬信 六花 201707  
春眠の擒となりし一車両 河崎國代 春燈 201707  
春眠の覚めて五体のままならず 久貝芳次 末黒野 201708  
春眠の苦い葉つぱを食べる夢 おーたえつこ 201709  
春眠をひとりむざぼるゴリラかな 小池一司 やぶれ傘 201806  
春眠や隣家が回す洗濯機 小山陽子 やぶれ傘 201806  
春眠の終り辺りの鳥の声 谷口一献 六花 201806  
春眠やすとんと重力なき世界 宮内とし子 201806  
春眠の猫の齢を見せざりし 前田美恵子 201808  
春眠の覚めることなく逝かれしと 今井千鶴子 ホトトギス 201809  
春眠の覚めて手足の重さかな 山田佳乃 ホトトギス 201809  
春眠す本当の我となる日まで 松永みよこ 船団 201809  
球体のなかに球体春眠し 原ゆき 船団 201811  
春眠の途中で覚めて老かなし 木村享史 ホトトギス 201811  
春眠や漱石の書と抱き寝かな 酒井たかお 201902  
春眠に委ねし旅となりしこと 稲畑汀子 ホトトギス 201903  
春眠にゆだねし怠け心かな 稲畑汀子 ホトトギス 201904 春眠→ 1

 

 

2019年4月11日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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