暑気払    104句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
金ブラシ鍋光らせて光らせて暑気払う 岩田ひろあき 船団 199902  
老まじや娘のやさしさの暑気払ひ 大平保子 いろり 199908  
ぼつぼつと身辺整理暑気払ひ 大平保子 いろり 199908  
蝦夷人と熊汁かこむ暑気払ひ 香川はじめ 春耕 199911  
うたせ湯に肩を打たせて暑気払ひ 木戸浦衣江 199911  
ごつた煮の海賊料理暑気払ふ 村上和子 ぐろっけ 199912  
金串の熱きをもつて暑気払ひ 鷹羽狩行 200008  
水湛ふ一つの星に暑気払ふ 辻前冨美枝 200010  
一人身となりて忙しや暑気払ひ 大平保子 いろり 200010  
過ぎたるは情なかりし暑気払 島谷征良 風土 200010  
金串の熱きをもって暑気払ひ 鷹羽狩行 十三星 200105  
襁褓とや男はをとこ暑気払ひ 堀内一郎 あを 200108  
暑気払う飛騨の郡の雪中酒 ロツキイ 六花 200108  
スパゲッテイ大盛りに替へ暑気払ひ 田口千恵子 200108  
グラタンに唇焦がし暑気払ふ 小町美江子 ぐろっけ 200110  
暑気払ふぶら下がり機の五十秒 泉田秋硯 200110  
座布団をくるりと返す暑気払ひ 上原若子 200110  
耳たぶに口づけをして暑気払い 皆吉司 船団 200201  
暑気払ひ六腑に熱き鬼ごろし 白鳥義岳 帆船 200209  
無口なる男が二人暑気払 渡辺周子 雲の峰 200209  
咄家の暑気払ひ洒落駄洒落かな 大串章 百鳥 200209  
暑気払ふ皆慨世の志士となり 泉田秋硯 200211  
昏れがての山の濃淡暑気払ひ 小林輝子 風土 200211  
瀬田名物たにし飴舐め暑気払ひ 丁野弘 200307  
暑気払ひいつも片へに備忘録 林田江美 馬醉木 200309  
あつあつの味噌汁すすり暑気払ふ 池部久子 酸漿 200311  
知慧の輪を解きて明日へ暑氣はらふ 渡辺俊子 京鹿子 200311  
土産には地酒保命酒暑気払 田中敬 200402  
暑気払死なぬつもりの顔そろふ 藤原照子 余韻 200403  
暑気払ひ一気にすする鯉の肝 波多野蟻杖 200409  
暑気払ひてふ口実の小料理屋 中村克久 雲の峰 200410  
借景のT氏の畑暑気払ふ 仙入麻紀江 草の花 200410  
暑気払ひとせむ一休寺納豆を 林典子 雨月 200410  
暑気払十年ものの梅酒もて 有山紫於 雨月 200411  
ゆうれいを見たの見ないの暑気払ひ 山元志津香 八千草 200502  
暑気払ひ自づと決まる役どころ 伊藤白潮 200508  
胡麻油濃き天丼に暑気払ひ 沖祐里 200510  
僧われの暑気払とは経読むこと 古田考鵬 雨月 200510  
赤ワイン白ワイン暑気払ひとす 黒田咲子 200510  
かしましく無沙汰を埋める暑気払 赤座典子 あを 200510  
食べ終へて蝮と知りぬ暑気払 谷田部栄 万象 200510  
エレベータに防犯カメラが暑気払ふ 丸山佳子 京鹿子 200510  
暑気払ふ一刀彫の仏たち 古川洋三 遠嶺 200511  
暑気払ひ舌にとろける豚足汁 矢田邦子 栴檀 200511  
肴とりどり茶蕎麦で仕上ぐ暑気払ひ 赤座典子 あを 200609  
高らかな金管マーチ暑気払ふ 井口淳子 200611  
山かけに山葵を効かす暑気払ひ 万城希代子 200611  
蔵よりの蝮酒飲み暑気払 滝沢伊代次 万象 200707  
魚おろす出刃研ぎ澄ます暑気払ひ 木田秀子 200710  
暑気払ひとて熊の胆を送り来る 笹倉さえみ 雨月 200711  
一服の緑茶熱めに暑気払ひ 布川直幸 200711  
焼網の真つ赤に浜の暑気払ひ 成宮紀代子 200809  
松阪の本場しゃぶしゃぶ暑気払い 飯田美千子 200809  
暑気払ひサックス奏者の丸き爪 斉藤裕子 あを 200809  
暑気払ふ冷茶に塩を一つまみ 木村茂登子 あを 200809  
ふるさとの川の話も暑気払ひ 高倉和子 200809  
ジェットコースタースリル満点暑気払ひ 山口キミコ 200810  
庚申詣生姜の飴に暑気払ひ 上田明子 雨月 200810  
暑気払ふ歌劇場てふ別天地 刈米育子 200811  
暑気払ひ鰺のたたきは九十九里 勝又窓秋 200811  
スパイシーなトルコカレーの暑気払ひ 奈佐幸子 200811  
話とんで戻るをんなの暑気払ひ 木村美猫 ぐろっけ 200908  
庖丁で叩く揚げ玉暑気払ひ 堀内一郎 あを 200909  
令夫人集金したる暑気払ひ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201008  
暑気払ひ洋東西の香辛料 吉田克美 ろんど 201009  
十四代柿右衛門展暑気払ふ 浅木ノヱ 春燈 201010  
恒例の一族集ふ暑気払 渡辺裕子 酸漿 201011  
腑を巡るまるの煮凝り暑気払ひ 安本恵子 201011 まるすっぽん
特製のスープ煮込みて暑気払ひ 竹内悦子 201011  
筒切りの鯉の飴炊き暑気払い 原口頒子 ろんど 201011  
句友みな乙女の声や暑気払 上野幸枝 末黒野 201012  
声上げて熱き湯に入る暑気払 松本文一郎 六花 201101  
手料理に効かせるハーブ暑気払ひ 宮田香 201110  
次の日は分らぬ三婆暑気払ひ 的場うめ子 ぐろっけ 201110  
白金や歩き飲みして暑気払ふ 布川孝子 京鹿子 201111  
九年母の葉暑気払ひとてかがさるる 大湾宗弘 万象 201112  
一匙のVSOP暑気払ひ 長山あや ホトトギス 201112  
名目を変へて集まる暑気払ひ 赤座典子 あを 201208  
うなぎ屋に木遣の衆も暑気払 北崎展江 くりから 201209  
暑気払ひ友と持ちよる酒ビール 後藤克彦 かさね 201209  
大皿に餃子山盛り暑気払 宮田香 201209  
暑気払の酒は獺祭子規も来よ 江木紀子 雨月 201210  
難しき話は避けて暑気払 大橋晄 雨月 201210  
愛用の靴が失せたり暑気払 大坪景章 万象 201210  
子や孫と食卓囲み暑気払ひ 吉田きみえ 末黒野 201310  
もてなしの薬草ジュース暑気払 秦和子 201310  
早朝座禅組むや古刹の暑気払 山口誠 馬醉木 201311  
伸びやかな声とギターに暑気払ふ 石川かおり 福袋 201404  
紐引けば木偶の目ぎよろり暑気払ひ 坂根宏子 野山の道 201404  
フランベの炎に見入り暑気払 石川かおり 福袋 201404  
塩納豆一粒食みて暑気払ひ 中村ふく子 201409  
護摩木焚く炎を浴びて暑気払 辻香秀 201410  
二度づけはごめん串カツ暑気払 福島せいぎ 万象 201411  
無点句を忘れ句友と暑気払ひ 山咲和雄 末黒野 201511  
暑気払ひ遊印押して終ひなる 升田ヤス子 六花 201511  
病歴も酒の肴や暑気払ひ 小田嶋野笛 末黒野 201512  
暑気払ひ香辛料は目分量 畑佳与 京鹿子 201601  
暑気払ひして二日酔ひしてゐたり 楠原幹子 201609  
無口なる男二人の暑気払 谷島弘康 末黒野 201610  
南極の写真集手に暑気払ひ 松原智津子 万象 201611  
激辛のカレーもて締め暑気払 石黒興平 末黒野 201611  
暑気払ひノンアルコールの幹事役 吉田政江 201709  
何時よりの俳句談義ぞ暑気払 安立公彦 春燈 201710  
評判の厚焼卵暑気払ひ 石黒興平 末黒野 201711  
ペキンダック皮のぱりつと暑気払 宮内とし子 201810  

 

2019年6月30日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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