しゃぼん玉 2  100句

ふりあふぐ黒きひとみやしゃぼん玉   日野草城

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
しやぼん玉吹いて心をからにする 渡辺真奈美 200307  
しゃぼん玉吹きつ雨情を偲びをり 出口賀律子 雨月 200307  
石鹸玉震へて空へ飛び行けり 細原由起子 築港 200307  
しやぼん玉吹いて遊びに行けない子 平田倫子 百鳥 200307  
しやぼん玉吹いて寄り目になつてゐし 青山悠 200308  
しやぼん玉ポンと割れしと幼の句 中嶋弘子 帆船 200308  
石鹸玉地球と月と太陽と 沖増修治 百鳥 200308  
太陽を入れてそれぞれしやぼん玉 大槻右城 ホトトギス 200309  
しやぼん玉にも青雲のこころざし 長谷川春 200309  
摩天楼映してのぼる石鹸玉 山元志津香 八千草 200309  
盆踊子は闇に吹くしやぼん玉 森理和 あを 200309  
盆踊灯をはなれゆくしやぼん玉 森理和 あを 200309  
程々がよけれ弾けししやぼん玉 秋岡朝子 200310  
しやぼん玉吹いて心を空にする 渡辺真奈美 200311  
しやぼん玉吹きて分身ふやしをり 遠野萌 200311  
しやぼん玉にも屈託のありて消ゆ 高田令子 200401  
ゆつくりと猫が手を出すしやぼん玉 北嶋美都里 西の峰 200401  
妖精が操つてゐるしやぼん玉 小山徳夫 小春の山河 200401  
しやぼん玉はじけるまでの夢の色 土屋ゆたか 帆船 200405  
民芸の郷に遊びししゃぼん玉 早崎泰江 あを 200405  
重たげに空を運べるしやぼん玉 赤座典子 あを 200405  
しやぼん玉吹いて遠嶺の浮き上がる 小澤克己 遠嶺 200405  
母と子のはしやぎの中のしやぼん玉 亀ヶ谷照子 遠嶺 200405  
おほかたは父の息なりしやぼん玉 横山淑子 200405  
しやぼん玉大きく吹けば山歪む 鷹羽狩行 200405  
しやぼん玉東京の空汚れをり 岡本眸 200405  
しやぼん玉吹いて過去など吹き飛ばす 塩川雄三 築港 200405  
石鹸玉見つめる吾子も真ん丸に 井上綾 ぐろっけ 200405  
石鹸玉生れしばかりの風に乗る 中尾公彦 200406  
しやぼん玉膨らむために歪みけり 田村園子 200406  
吹きて七色かさならずしやぼん玉 長田等 200406  
人混みを縫ひ小孩シヤオハイとしやぼん玉 宮津昭彦 200406  
しやぼん玉吹かれて地獄めぐりかな 高橋将夫 200406  
ひよつとこの口象の鼻石鹸玉 加藤みき 200406  
吹きつづけたき石鹸玉放哉忌 三好守 風土 200406  
破るるに音を持たざるしやぼん玉 塩川雄三 築港 200406  
母子寮の階段上るしやぼん玉 谷山桃村 草の花 200406  
子が吹いて子の顔にくるしやぼん玉 藤田輝枝 対岸 200406  
子の声は三階あたりしやぼん玉 古賀直子 百鳥 200407  
石鹸玉頬をゆつくり萎ませる 苑実耶 200407  
しゃぼん玉高野大門くぐりゆく 丸尾和子 雨月 200407  
しやぼん玉風につまづくときこはれ 後藤政子 200407  
しやぼん玉光に死角なかりけり 矢崎すみ子 200407  
明暗のそれぞれありて石鹸玉 城石美津子 京鹿子 200408  
しゃぼん玉仁王のまへに弾けたり 丸尾和子 雨月 200408  
しやぼん玉一瞬万華鏡となる 粟津松彩子 ホトトギス 200408  
しやぼん玉世に出るときはいびつにて 田谷芳江 築港 200408  
しやぼん玉犬に吹きかけ子等はやす 辻川錫子 築港 200408  
しやぼん玉大きく吹けて母を呼ぶ 谷口外穂 200408  
幼女吹く大しゃぼん玉高揚る 花房敏 ぐろっけ 200408  
母に見せ犬にも見せてしやぼん玉 高松良子 200409  
はじけ散るまでのものなり石鹸玉 有吉桜雲 200503  
消ゆるまで次を吹かずにしやぼん玉 中村房枝 六花 200504  
しやぼん玉瞳に映つてゐる宇宙 浜田はるみ 遠嶺 200506  
一生は思ひ出づくりしやぼん玉 瀬下るか 200506  
しやぼん玉屋根かすめ去る遠き日も 林翔 200506  
吹き込みし夢の重さや石鹸玉 小松誠一 200506  
ちよつとだけ吹かせてもらふしやぼん玉 大森春子 200506  
引越して行く子がひとりしやぼん玉 大和あい子 百鳥 200506  
碧落や幼の吹けるしやぼん玉 平フミ子 酸漿 200506  
とりどりの淡き光彩しやぼん玉 長崎桂子 あを 200506  
しやぼん玉風に遊ばれ音はじく 森永敏子 河鹿 200507  
わが息の七色となりしやぼん玉 草野准子 200507  
ひとつ逸れ二階の母へしやぼん玉 白鳥彰子 200507  
うたごころ戻したく吹くしやぼん玉 土田芳月 遠嶺 200507  
天国へ大きなしやぼんだまひとつ 倉持梨恵 200507  
しやぼん玉の割れる音して牛の貌 植木戴子 200507  
七色の虹ゆらゆらとしやぼん玉 近藤てるよ 酸漿 200507  
しゃぼん玉駅の入口見えて来る 小田元 六花 200507  
ストローを離れてからのしやぼん玉 高橋将夫 星の渦 200507  
大空に潮目ありけり石鹸玉 高橋将夫 星の渦 200507  
石鹸玉飛んで納得してをりぬ 高橋将夫 星の渦 200507  
回りつつ歪みを正す石鹸玉 秋千晴 200507  
出逢ひとは生まれたてなるしやぼん玉 山内洋行 対岸 200508  
石鹸玉くるくるまはりつつ太る 武内沢仙 遠嶺 200509  
褒められて大きく吹ける石鹸玉 今井妙子 雨月 200509  
山一つ丸ごと映す石鹸玉 浅田光喜 対岸 200510  
美しき山河を映し石鹸玉 中村龍徳 200511  
しやぼん玉壊れて地球歪みけり 田中時子 八千草 200511  
石鹸玉上れ上れと子と媼 滝沢伊代次 万象 200603  
石鹸玉青き地球を包みたる 稲畑廣太郎 ホトトギス 200604  
しやぼん玉子は風になり鳥になり 小澤克己 遠嶺 200604  
競ひ合ふ肺活量としやぼん玉 秋葉雅治 200604  
それぞれに空があふれてしやぼん玉 外川玲子 風土 200604  
八十の稚気もて飛ばそ石鹸玉 伊藤白潮 200605  
しやぼん玉思ひがけない共通点 倉持梨恵 200605  
しやぼん玉あなたも私もいづれ消ゆ 北川英子 200605  
しやぼん玉遠くへ飛ばしずる休み 吉田政江 200605  
麦わらで吹きし頃はも石鹸玉 佐渡谷秀一 春燈 200606  
真つ青な地球とはこの石鹸玉 近藤喜子 200606  
天命のまま流れゆくしやぼん玉 村田文一 遠嶺 200606  
石鹸玉吹き合ふ男女恋育て 太田絵津子 200606  
しやぼん玉割れたる音を目の捉ふ 藤井佐和子 200606  
ラジコンの少年掠めしやぼん玉 近藤倫子 ぐろっけ 200606  
しやぼん玉靴脱ぎ捨つる草の丘 水谷ひさ江 六花 200606  
母の手を振り切つて追ふしやぼん玉 水谷ひさ江 六花 200606  
名を呼べば逃げゆく笑みやしやぼん玉 水谷ひさ江 六花 200606  
しやぼん玉中に歪める播磨冨士 水谷ひさ江 六花 200606  
しやぼん玉ぶつきらぼうにこはれけり 水谷ひさ江 六花 200606  
しやぼん玉それし一つは恋の使者 神蔵器 風土 200606 しゃぼんだま →3

 

 

2020年4月18日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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