聖五月 2

鳩踏む地かたくすこやか聖五月    平畑静塔

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
聖五月キャベツ少なきフルコース
飯塚ゑ子
火星
200102
喧嘩して仏頂面して聖五月
大平保子
いろり
200106
蟹の眼のおとこと歩む聖五月
上原祥子
海程
200107
雛を呼ぶ鵙に目覚めし聖五月
朝妻力
俳句通信
200107
鵙の子育て
学校にうさぎ生まるる聖五月
渡辺政子
俳句通信
200107
糠味噌を底より返す聖五月
當麻幸子
俳句通信
200107
目の前で鯉の釣れたる聖五月
石橋翠
いろり
200107
聖五月バロックの曲聞く夕ベ
林田加杜子
いろり
200107
百塔の鐘ひびきあふ聖五月
河野彩
春耕
200107
尖塔に風高巻ける聖五月
豊田都峰
京鹿子
200107
訃報欄ちらと横眼に聖五月
後藤志づ
あを
200107
オペ終了伝へる電話聖五月
松本米子
あを
200107
洗顔の水なめらかや聖五月
塩路隆子
200108
聖堂にオカリナ澄めり聖五月
西山美枝子
酸漿
200108
一本の木を植ゑにけり聖五月
幡江美智子
百鳥
200108
聖五月グラスに透る地平線
佐藤康子
遠嶺
200108
歴代の王の金馬軍聖五月
田口千恵子
200108
病みてよりにわか信者や聖五月
浜田二子
ぐろっけ
200108
湧水の底まで透けて聖五月
刈米育子
200109
壁に張るミレー自画像聖五月
前田達江
200109
ゴンドラで花嫁が着く聖五月
藤田京子
ぐろっけ
200109
退院の許可を報せる聖五月
野口喜久子
ぐろっけ
200109
汽罐車に雨の湯気立つ聖五月
加川憲一
海程
200110
ビーズ飾りの靴購ひて聖五月
久保恵子
200202
馬が来て猫が目をむく聖五月
山田六甲
六花
200206
聖五月路上に鳩と車椅子
村越化石
200207
新調の真白きスーツ聖五月
名取袿子
200208
オルガンの流るるホーム聖五月
山崎泰世
200208
聖五月犬にも罪の仔が生るる
小林かいう
200208
風は樹のふところに満ち聖五月
鷹羽狩行
200208
木もれ日は白といふ色聖五月
松田通男
200208
握りしむ嬰の拳や聖五月
川端実
遠嶺
200208
すずかけの巨樹に耳当て聖五月
上田祥子
遠嶺
200208
言の葉の正しき人や聖五月
伊藤敬子
遠嶺
200208
パレットにみどり濃みどり聖五月
山口和生
帆船
200208
泊船の漏らす楽の音聖五月
松原ふみ子
200208
献血の出来ぬ齢や聖五月
波田美智子
をりをりに
200208
ルーベンスの絵に逢ふ旅や聖五月
森下康子
200209
ブローチのデルフトブルー聖五月
井口淳子
200209
マリア像にも貝のレイ聖五月
ホボーム希子
200209

 

2014年5月16日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。