流 燈 2     31句

流燈に下りくる霧の見ゆるかな    高野素十

作 品
作者
掲載誌
掲載年月
前書・その他
流灯のあとの夜風となりにけり 大崎紀夫 虻の昼 201510  
暮るるにはすこし間のある流燈会 粕谷澄 馬醉木 201511  
流灯や徴兵令に紛れ込む 鴨下昭 201511  
流燈の消えては浮ぶ浮世なる 松田都青 京鹿子 201511  
流灯のこの世出て行く波の上 中村洋子 風土 201511  
流灯や夫引き止める術知らず 橋添やよひ 風土 201511  
流灯の三つ四ついつか寄り添ひて 柿沼盟子 風土 201511  
水よりも草にさざなみ流燈会 中田みなみ 201511  
はかれずについておいきよ流灯会 上川いつ子 201511  
煌々と流燈百が堰を落つ 久保東海司 風鈴 201512  
流燈や「イマジン」の声透きとほり 藤代康明 201511  
潮の目より動き初めたる流燈会 和田照海 京鹿子 201512  
流燈や声のとどかぬところまで 山本則男 201512  
人の世をはなれ流灯果てにけり 竹下陶子 ホトトギス 201602  
人土に流灯水に還りゆく 稲畑廣太郎 ホトトギス 201607  
流灯の祖国を想ひ手の放つ 伊吹之博 京鹿子 201610  
流灯の闇を小分けにさきつおや 熊川暁子 201611  
流燈のまたたきに言つつしめり 佐藤保子 馬酔木 201611  
流灯会大きく妻の名三ん文ん字 田村すゝむ 風土 201611  
流灯のこの手離さばいつ逢へる 田村すゝむ 風土 201611  
流灯の妻を手波で送り出す 田村すゝむ 風土 201611  
流灯のぐらりと目指す日本海 山口ひろよ 201611  
万の灯のたましひ揺らぐ流灯会 福島せいぎ 万象 201611  
遠ざかるとき流燈となりにけり 岩岡中正 ホトトギス 201701  
流灯や大きな闇に吸はれ行く 恒川清爾 万象 201701  
流灯の微笑むやうに去りゆけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201708  
流灯の微笑むやうに去りゆけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201708  
幸不幸乗せて声なし流灯会 田村すゝむ 風土 201710  
ふりかへりふりかへりゆく流灯も 有松洋子 201711  
滞る灯へ五指を添ふ流灯会 宮田千優 京鹿子 201712  
煌々と流燈百が堰を落つ 久保東海司 201802 流燈→ 1

 

2018年8月29日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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