流 氷 2   14句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
月満ちて流氷光ふちどれる 玉田瑞穂 万象 201705
流氷の上にかぎろふ海猫一羽 大内マキ子 万象 201705
君逝きてふた夜のはぐれ流氷よ 遠山陽子 201805
流氷の咆哮を聴く一夜かな 遠山陽子 201805
流氷の近づいてくる匂ひかな えとう樹里 201808
流氷の突く夜を酌めり漁番屋 山本雅子 馬醉木 201905
流氷を染めつくしたる夕日かな 一民江 馬醉木 201907
流氷の胴ぶるひして動き出す 柴崎富子 白地 201909
流氷やわれから知つて死装束 石川桂郎 風土 202001
流氷に磁気あるごとく閲ぎ合ふ 河口仁志 202004
流氷の意志ある如く沖へ出づ 杉原かほる 202005
不忍池ひび割れ目立つ流氷期 大日向幸江 あを 202103
軋み哭きして流氷の白き帯 吉田政江 202106
粥すこし流氷きそうな味がする 直江裕子 京鹿子 202205
流氷→ 1      

 

2023年2月9日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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