竜 胆 2      57句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
竜胆に霧の匂ひや岳の径 粥の味 和田郁子 201209  
独楽の澄むさまに竜胆咲きてをり 佐藤喜仙 かさね 201211  
稜線へ歩み励ます濃竜胆 菊地崇之 かさね 201211  
竜胆や濡れて届けるエア・メール 生田高子 春燈 201211  
竜胆の半ば開きの呼気吸気 黒澤登美枝 201211  
竜胆の色際立てり雨の庭 米田文彦 かさね 201212  
竜胆を一輪足して供へけり 大木清美子 201212  
竜胆の蕾む欝なる捻れ持て 柳本渓光 ろんど 201212  
大方は傾ぎて尾根の濃りんだう 藤原照子 201212  
那須の空指して長身濃りんだう 佐藤美紀 ろんど 201212  
岩かげに竜胆一輪峠口 田中清秀 かさね 201301  
安達太良の空の色なす山竜胆 佐藤いづみ ろんど 201301  
竜胆の花より届く空の色 箕輪カオル 201302  
目を洗ふ竜胆リフト終点まで 大畑善昭 201311  
竜胆とリフトの間の山気かな 甲州千草 201311  
竜胆のつぼみの濃くて有馬山 ことり 六花 201311  
旧道は山裾を巻き笹竜胆 森田尚宏 201311  
湖山の風こきまぜて濃竜胆 松本三千夫 末黒野 201311  
御神体の他言の禁や濃りんだう 吉田政江 201311  
くきくきと曲る木道蝦夷竜胆 土井ゆう子 風土 201312  
竜胆や「平家」を語る尼の声 北尾章郎 201401  
緬羊の駆くる牧場の濃竜胆 光岡れい子 万象 201401  
竜胆や「平家」を語る尼の声 北尾章郎 201401  
狭穂姫のまことすつくと竜胆草たつのぐさ 鳥居美智子 ろんど 201402  
りんどうの紫ぽっと開きけり 松本アイ ぐろっけ 201403
観音に誰が供へしか濃竜胆 上原重一 201411  
竜胆は踏まれてをらず獣道 宮井知英 201411  
背に気丈漂ふ人よ濃りんだう コ田千鶴子 馬醉木 201412  
本堂にひびく山水濃りんだう 河野亘子 馬醉木 201412  
りんどうの野にある心活けにけり 吉田順子 201412  
りんだうや釣れずて帰る切とほし 定梶じょう あを 201412  
竜胆や日を照り返す岬みち 山田春生 万象 201412  
竜胆を手押し車に老婦人 戸辺信重 春燈 201412  
病上りには竜胆の濃過ぎたる 後藤立夫 ホトトギス 201501  
投入れの深山りんだう山の宿 笠井敦子 201501  
日を承けて折り目を正す濃竜胆 岩木茂 風土 201501  
野にありしままにすがれし濃竜胆 溝内健乃 雨月 201502  
仏性の宿つてゐたり白竜胆 寺田すず江 明日葉 201505  
竜胆の色ととのへし忌日かな 稲畑汀子 ホトトギス 201509  
竜胆を素焼の壺に投げ入れる 藤井美晴 やぶれ傘 201511  
竜胆をランチタイムの箸置に 高田令子 201511  
甲斐信濃わかつ峠や濃竜胆 野畑さゆり 201512  
竜胆のただひと色む挿しにけり 根橋宏次 やぶれ傘 201601  
竜胆へ低く屈みて風の来る 中村洋子 風土 201611  
竜胆を駅に飾るや農業科 大日向幸江 あを 201611  
竜胆や気持にことば追ひつかず 田村園子 201612  
竜胆や牛鳴く牧の朝まだき 中澤弘 春燈 201612  
竜胆や懐かしくあり通学路 大日向幸江 あを 201612  
竜胆や霜降りしきる遭難碑 今田清三 馬醉木 201701  
竜胆や一気に緊まる山の風 箕輪カオル 201701  
竜胆へ身を寄せ人を通しけり 善野烺 六花 201702  
箒目に浮く踏石や濃竜胆 森清堯 末黒野 201702  
濃竜胆活けて名刺の女持ち 辻前冨美枝 201710  
丈低き熔岩原径の濃竜胆 穐好樹菟男 馬醉木 201710  
山を恋ふ空の蒼さの濃竜胆 五十畑悦雄 201712  
濃竜胆「命ふたつ」をこころして 浅田光代 風土 201712  
日溜りの竜胆きれいな息をせり 山中志津子 京鹿子 201803  
筆竜胆バス定刻で乗り遅れ 須賀敏子 あを 201807  
薬師如来の撒き給ひしか筆竜胆 浜福恵 風土 201808  
竜胆の竜胆色がちょと不満 火箱ひろ 201812 竜胆→ 1

2019年10月19日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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