野 焼 3    20句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
切株の更に焦げゆく野焼かな 柴田佐知子 202006
曇る日の野焼きの煙土手越えて 石塚清文 やぶれ傘 202006
梅雨寒や志野焼茶碗愛で啜る 長崎桂子 あを 202009
野焼きして旧道現るる池の土手 善野行 聖五月 202010
又延期てふ報せ来て阿蘇野焼 稲畑汀子 ホトトギス 202102
河口まで続く野焼の河川敷 森高武 風土 202105
強風の野焼帰りの消防団 森高武 風土 202105
野焼きして昨日と違ふ風の音 三好康子 風土 202105
煙から人現はるる野焼かな 高橋将夫 202106
パラグライダー野焼の跡の風を飛ぶ 田中とし江 202108
野焼きして昨日と違ふ風の音 三好康子 風土 202201
来てみればきのふ終へたる野焼かな 澤田明子 春燈 202203
掲示板に野焼の報せ伊吹晴 増成粟人 202204
誰しらぬ明日といふもの野焼跡 三木亨 202205
狂ひたるもののかたちに野焼かな 中村重幸 202205
一本の藁にはじまる野焼かな 里村梨邨 202205
野焼の火あらぬ方より立ちにけり 田中佐知子 風土 202205
あはうみの野焼見し夜の雨の音 田中佐知子 風土 202205
噴煙と見紛ふ阿蘇の野焼きかな 本田豊明 202206
野焼果つる長き堤や茜雲 高木邦雄 末黒野 202206
野焼→ 1

 

2023年4月11日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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