西 日 4  259句

火薬に似た恐れも書庫に西日射す   原子公平

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
書を積みて文字を盾とす西日中 神蔵器 風土 200909  
かつかつと西日を下駄で刻み来る 森岡正作 200909  
苛立ちの募る影かな大西日 鈴木伸一 200909  
D51の引かれて行きぬ西日中 松嶋一洋 200910  
棚の上の布袋が西日呼びゐたり 笠置早苗 火星 200910  
戻り来て鍵つかみ出す西日中 生田作 風土 200910  
西日避け商店街を通りをり 後藤とみ子 ぐろっけ 200910  
人間の液洩れのあり西日中 内田玉G 炎環 200910  
四つ手網西日もろとも掬ひあぐ 渡部節郎 転舵の渦 200911  
大西日リユックの列の遠ざかり 熊切修 末黒野 200911  
吊革の手を赤々と大西日 岡崎春菜 万象 200911  
ショベルカー波止場の西日まともにす 遠藤真砂明 200911  
大西日真つ直ぐ受けて生きてをり 武藤嘉子 200911  
皆帰りまた一人なり西日濃く 降幡和津 ろんど 200911  
沖に湧く雲に西日ののこりけり 大崎紀夫 やぶれ傘 200911  
電柱の立ちつくしけり大西日 定梶じょう あを 200911  
大西日紡いでをりぬ観覧車 小嶋洋子 泡の音色 200912  
廃業の小鳥屋の籠西日さす 山田正子 201002  
美術館いでて上野の西日濃し 嘉住きよ美 末黒野 201004  
西日てふタワーを歪めたる角度 稲畑廣太郎 ホトトギス 201006  
華厳的インドの先の大西日 柳川晋 201008  
強烈なゴッホのタッチ西日さす 中島玉五郎 201008  
厨子の戸のつがいを染める西日かな ことり 六花 201008  
曲り角過ぎし余生の西日かな 根岸善行 風土 201009  
大西日まともに受けて入鹿塚 井口淳子 201010  
すぐ終るひとりの水仕西日濃し 安武晨子 201010  
大西日旅客機見送る作業人 伊吹之博 京鹿子 201010  
天守閣の辰巳に拝す大西日 藤田誉子 雨月 201010  
漆黒の富士の背に落つ大西日 菊地惠子 酸奬 201010  
ひと駅で空きし車内よ大西日 出口誠 六花 201010  
Uターンの車渋滞大西日 安本恵子 201011  
西日濃し島に明治の芝居小屋 泉本浩子 馬醉木 201011  
キューポラの丈それぞれに大西日 中村春宵子 春燈 201011  
西日浴び油光りや能登瓦 清海信子 末黒野 201011  
川底を鴉のせせる西日かな 黒滝志麻子 末黒野 201011  
踏切の向うもひとり西日なか 林郁子 201011  
水あびの獏二頭ゐる西日かな 大島英昭 やぶれ傘 201011  
鳥影のビルに膨らむ西日かな きくちきみえ やぶれ傘 201011  
コーヒーを飲む間西日の壁にあり 安藤久美子 やぶれ傘 201011  
なほ続く踏切警報西日中 秋葉貞子 やぶれ傘 201011  
看護師の宿舎に西日当たりけり 瀬島洒望 やぶれ傘 201011  
避雷針太くありけり大西日 柿沼盟子 風土 201011  
耄碌の犬の舌なり大西日 荒井和昭 201011  
干し物を取り込む腕に西日さす 東秋茄子 京鹿子 201011  
ぎらぎらとアスフアルトに大西日 東秋茄子 京鹿子 201011  
図書館を一歩ふみ出す大西日 井口初江 酸奬 201011  
ひたすらに塾への道を大西日 改正節夫 ぐろっけ 201011  
須磨寺や子規も芭蕉も西日中 神田小夜子 ろんど 201011  
たこ焼とハイボールの店西日さす 篠田純子 あを 201011  
西日坂のぼり龍馬の護身銃 和田照海 京鹿子 201012  
一輪車漕ぐ子供等に西日さす 國保八江 やぶれ傘 201012  
大西日後ろに隠す鬼ヶ島 陶山泰子 ぐろっけ 201012  
出棺の曲を弾きをる西日かな 荒井千佐代 201101  
鈍色の海に西日の揺らぎをり 志方章子 六花 201101  
絵硝子のマリア輝く大西日 稲畑廣太郎 ホトトギス 201107  
捨つるものにこだはりてをり西日中 外川玲子 風土 201108  
大西日歴代村長肖像画 川崎真樹子 春燈 201108  
大西日今日の成果を我に問ふ 伊吹之博 京鹿子 201108  
西日中貨物列車が遅々と過ぐ 細野恵久 ぐろっけ 201108  
西日濃かり浪人の日の三畳間 石田康明 春燈 201109  
螺旋階段西日を避くる術もなし 泉田秋硯 201109  
地下を出て我に一喝大西日 塩千恵子 201109  
藻の吐ける西日の中の泡一つ 山田六甲 六花 201109  
西日刺すどうゆく変形歩道橋 梶浦玲良子 六花 201109  
ペンキ塗る西日の中の鉄棒に 安部里子 あを 201109  
西日の矢放射線の矢は見えず 木村茂登子 あを 201109  
鍵失せて泣く鍵っ子や西日なか 阪本哲弘 201110  
ひと部屋は西日が占めてをりにけり 林いづみ 風土 201110  
八十路越え西日まみれのへぼ詩人 小川玉泉 末黒野 201110  
渋滞に巻き込まれをり大西日 小川玉泉 末黒野 201110  
西日の玻璃裸マネキン胸高く 松本三千夫 末黒野 201110  
西日ごと洗濯物を取り込みし 小林朱夏 201110  
大西日玄界灘を黙らする 吉村摂護 201110  
山の端にのこる西日の仮借なし 安武晨子 201110  
戻れなくなるか西日を突き進む 近藤喜子 201110  
大西日廃工場の破れ窓 久世孝雄 やぶれ傘 201110  
三尊五祖の石の背に爆づ梅雨西日 田中貞雄 ろんど 201110 鎌倉光明寺
よろづやの西日に魚の目の乾き 栗山恵子 雨月 201110  
太陽の塔向く病窓西日濃し 阪上多恵子 雨月 201110  
黒潮の西日眩しき紀の岬 和田一 雨月 201110  
西日中大きくたるむ高圧線 川崎良平 雨月 201110  
西日さすジャンジャン横丁詰将棋 コ田千鶴子 花の翼 201111  
忘れものめきて出窓に西日かな 前川明子 201111  
能管やフォルティッシモの大西日 有本南陵 ろんど 201111  
カーナビのとほりに来たり大西日 野澤あき 火星 201111  
交番の二階に当たる西日かな 瀬島洒望 やぶれ傘 201111  
亡き夫の部屋に西日の居座れる 平居澪子 六花 201111  
人ちりぢりジャングルジムに西日差す 藤井美晴 やぶれ傘 201112  
バーディーの十八番は西日なか 安井和恵 201112  
西日差す壁に橋本夢道の句 涼野海音 火星 201112  
北窓に並べられたる西日かな 根岸善行 風土 201201  
張り込みの刑事の部屋も大西日 塩見恵介 船団 201201  
流人なる世阿弥も見しや大西日 中尾廣美 ぐろっけ 201202  
杖止めて笑みつつ西日振り返る 小林清之介 風土 201203 日が延びたんだなあ
家の中古く見えたる大西日 高倉和子 夜のプール 201203  
執念で生きてゐる父大西日 志方章子 蟋蟀 201203  
歯を抜いて西日の中を帰りけり 小林愛子 辻楽師 201206  
大西日離陸の一機きらめけり 土屋光男 春燈 201208  
打ち寄せて西日練り込む波濤かな 布川直幸 201208  
空腹の夫が西日を帰りきし 蘭定かず子 火星 201208  
己が影大地を焦がす大西日 四條進 201209  
いま西日渉り終へたる被爆川 荒井千佐代 201209  
海峡の砦茫茫大西日 米田文彦 かさね 201209  
洗ひ晒しのGパン乾く西日かな 和田幸江 春燈 201209  
湖の西日とどきし観音堂 江見巌 六花 201210  
大西日たつた十歩に泣きしかな 橋本リエ 春燈 201210  
聖玻璃の使徒たくましく大西日 中島久子 馬醉木 201210  
いま西日渉り終へたる被爆川 荒井千佐代 201210  
路地奥に溜る西日や舌の荒れ 師岡洋子 ぐろっけ 201210  
家相など役には立たぬ西日かな 苑実耶 201210  
仏具屋の金の仏具や西日中 松本三千夫 末黒野 201210  
喪の帰り背にぴつたりと西日の矢 中野さき江 春燈 201211  
西日負ひ飛ぶ激安の声高し 池田正江 かさね 201211  
寄席跳ねて西日の上野広小路 上谷昌憲 201211  
病室に西日の窓やただ眠し 神谷耕輔 201211  
大いなる西日を浴びて施餓鬼舟 池田光子 風土 201211  
抽斗の渋くなりけり西日窓 天野美登里 やぶれ傘 201211  
雷神の褌にある西日かな 瀬島洒望 やぶれ傘 201212  
島目指す遊覧船に大西日 渡邊孝彦 やぶれ傘 201301  
これ以上墓は傾げず大西日 天野みゆき 風土 201301  
初富士は見ず大西日見て帰る 嶋田一歩 ホトトギス 201306  
大西日杜の向かうに来迎図 谷口俊郎 201310  
大西日車道を隔て呼び合へる 田中文治 火星 201310  
積ん読の日日続きけり大西日 阪本哲弘 201310  
西日濃し河童の影とすれ違ふ 柳川晋 201310  
西日中時間貧乏楽しめり 能村研三 201310  
登りつめふるさと見ゆる大西日 栗原京子 201310  
西日差す昔モダンなアパートに 小山陽子 やぶれ傘 201310  
鍋洗ふ顔に西日の当たりけり 小山陽子 やぶれ傘 201310  
運転を誤りさうな大西日 國保八江 やぶれ傘 201310  
大西日鳶に雑魚撒く糶仕舞 林八重子 馬醉木 201311  
西日差す席のがれ得ぬ会議あり 黒坂紫陽子 馬醉木 201311  
部屋深く射せる西日や子は嫁ぎ 伊東和子 201311  
極楽へ船漕ぎ出でる西日かな 杉本薬王子 風土 201311  
最上川西日を浴びて舟下る 阿部月山子 万象 201311  
ひとり身の寝床西日に日々曝す 瀧春一 花石榴 201312  
大太鼓小太鼓連打大西日 雨村敏子 201312  
大西日今日と明日の指標見え 伊吹之博 京鹿子 201312  
疎けすけの籬の西日うすら寒 瀧春一 花石榴 201312  
熱くない西日の中に鳳仙花 瀧春一 花石榴 201312  
冬の西日寒き書斎にきらびやか 瀧春一 花石榴 201312  
立ち酒が立ち飲みとなり西日落つ 能村研三 201407  
西日中揺らぐ藻草や被爆川 荒井千佐代 201408  
西日濃き舟屋を指せる舳かな 山本耀子 火星 201408  
湖の底まで届け大西日 岩下芳子 201409  
見世蔵の荒物問屋西日濃し 半田稜 ろんど 201409  
西日濃し配列変へぬ古書肆棚 能村研三 201409  
意味のなき敗者復活西日なか 能村研三 201409  
かくれんぼの鬼にたっぷり西日かな 種田果歩 201409  
止り木の孔雀の背中西日射す 上原悦子 火星 201409  
缶蹴りの缶ぽつねんと大西日 齊藤實 201409  
白つつじ西日の翳の御法窟 松川悠乃 ろんど 201409  
大西日あしたのためにけふを生く 寺田すず江 201410  
窓外に比良の山並大西日 駒井でる太 馬醉木 201410  
西日さす琺瑯引の洗面器 定梶じょう あを 201410  
西日さす吊り皮揺れるローカル線 羽賀恭子 201410  
西日が反射零式戦闘機の写真 池田澄子 201410  
かざす手に西日の刺さる痛さかな 江島照美 201410  
プロパンガスに家繋がれて大西日 楠原幹子 201410  
踏切をわが越ゆ西日いよいよ大 定梶じょう あを 201410  
まどろみの頭が重し西日中 高橋泰子 201410  
車座の一人に西日濃かりけり 斉藤マキ子 末黒野 201411  
磨り減りの靴底ななめ大西日 河村啓花 ろんど 201411  
大学病院の迷路抜け出し大西日 福山和枝 201411  
大西日鯛のあたまの青光り 大長文昭 万象 201411  
江ノ電や小さき窓の大西日 雨宮桂子 風土 201411  
黒牛の動かぬ群や大西日 林八重子 馬醉木 201412  
西日濃し山羊の目のはや夕まどひ 後藤眞由美 春燈 201412  
羽箒西日の部屋に眠らせて 安藤久美子 やぶれ傘 201412  
西日には余分なことが多すぎる 原ゆき 船団 201502  
三姉妹次々帰る西日中 東英幸 船団 201502  
賞状の並ぶ食堂大西日 佐渡谷秀一 対座 201505  
大西日我が残生の影を踏む 野原春醪 馬醉木 201508  
西日中ホームスチール決行す ねじめ正一 船団 201508  
蟻の頭の西日まみれの暗さかな 熊川暁子 201509  
樹木医の熱き話に大西日 高野昌代 201509  
突然の客に西日のついて来る 森岡正作 201509  
湖を来る風の向うに大西日 大崎紀夫 やぶれ傘 201509  
西日さす公園で見る万歩計 出口誠 六花 201509  
柵がこひされし更地に大西日 大崎紀夫 虻の昼 201510  
大蘇鉄沖の西日へ弧を描く 島田万紀子 馬醉木 201510  
肉桂の匂ふ駄菓子屋西日濃く 内海良太 万象 201510  
西日射す宇治金時のサンプルに 小山陽子 やぶれ傘 201510  
西日射す血判状は壺の中 竪山道助 風土 201510  
これやこの西日塗れの道成寺 中島陽華 201510  
抹茶席付録のやうな西日射す 江澤弘子 201510  
スチールの机西日に呑み込まれ きくちえみこ 港の鴉 201510  
土に浸む球児の泪西日中 石田康明 春燈 201511  
なにもかも許されさうな大西日 野村鞆枝 京鹿子 201511  
駅頭の影みな歪む大西日 生田作 風土 201511  
犀の角ひつかけてゐる大西日 寺田すず江 201511  
大西日坂の上より人のこゑ 近藤紀子 201511  
大仏の影の移りぬ大西日 稲垣佳子 末黒野 201511  
西日射す廃液室のガロン瓶 近藤真啓 春燈 201512  
大西日背に銀輪のつらなれり 野村鞆枝 京鹿子 201512  
うねる松大海染むる大西日 遠山のり子 201512  
鉄棒を肩幅に持つ西日かな 藤井なお子 船団 201512  
高野大門雨後の西日に聳え立ち 落合由季女 雨月 201602  
大西日平屋の暮しつつましく 荻悠子 201602  
いかならむ西方浄土の大西日 千坂希妙 船団 201602  
七合目西日に染むる小屋泊り 長尾タイ 末黒野 201604  
客を待つ船の奥まで西日差す 深川淑枝 201605  
信号と重なつてゐる西日かな 丑久保勲 やぶれ傘 201607  
西日中早稲田通りをデモ行進 赤座典子 あを 201607  
露伴忌の谷中の坂の大西日 藤井美晴 やぶれ傘 201609  
真つ向に富士や西日の坂下る 小川玉泉 末黒野 201610  
鐘響き西日の染むる花頭窓 小川玉泉 末黒野 201610  
歯を抜かれ綿噛みしめぬ西日中 松本三千夫 末黒野 201610  
野生馬の草食む傾り大西日 黒滝志麻子 末黒野 201610  
斜陽の街の古き館や大西日 河本由紀子 春燈 201610  
捨てし菜に西日さしくる畑仕舞 秋山信行 やぶれ傘 201610  
西日受け快速電車遅れ気味 高田令子 201610  
鉢のためカーテン降ろす大西日 野中圭子 京鹿子 201611  
西日射す三省堂のコンサイス 服部早苗 201611  
動き出す貨物列車へ大西日 丑久保勲 やぶれ傘 201611  
稿つぐや書斎の西日避けられず 森清堯 末黒野 201611  
こんじきの西日を絞り蛇穴に 浅田光代 風土 201612  
西日濃しそこ動かせぬものばかり 奥田筆子 京鹿子 201612  
わがルーツ西日の当たる鬼瓦 中原幸子 船団 201702  
満員のバスにほつこり冬西日 是松三雄 末黒野 201703  
大阪はほなさいならと西日入る 石田きよし 201708  
大西日厨の小物影の濃く 赤座典子 あを 201708  
夕風やビルだけ浴びてゐる西日 小山陽子 やぶれ傘 201708  
パリコレのショーウィンドー大西日 大島寛治 雨月 201709  
夕風やビルだけ浴びてゐる西日 小山陽子 やぶれ傘 201709  
奥座敷に座り込みたる西日かな 有賀昌子 やぶれ傘 201709  
窓開けて西日の部屋に風を入れ 枝みや子 やぶれ傘 201709  
西日濃し板碑に残る阿弥陀像 持田信子 春燈 201709  
手をとりて西日の尾まで夫送る 加藤峰子 201710  
風道をふさぐビル群大西日 甕秀麿 201710  
梯子かけ西日剪りとる庭師かな 川田好子 風土 201710  
献血の声かけらるる駅西日 栗原完爾 春燈 201710  
日沈の宮やさしかり西日かな 延川五十昭 六花 201710  
平成の畳に届く大西日 安居正浩 201711  
しばらくを雲の造形大西日 安斎久英 末黒野 201711  
たたなはる神名備山の大西日 橋添やよひ 風土 201711  
西日中連理の松の耐へてをり 赤松赤彦 六花 201711  
西日差す午後四時の庭土いきれ 飯田久美子 末黒野 201712  
網はたく小鮒ばかりの秋西日 中江月鈴子 201712  
火気厳禁の倉庫へと大西日 有賀昌子 やぶれ傘 201710  
大仏の顔に西日の高徳院 石塚清文 やぶれ傘 201710  
西日にも耐へし千年踏まれ邪鬼 北村梢 京鹿子 201801  
冬西日格子の路地を明るくす つじあきこ 201803  
西日浴び潜水艦の浮上せり 下山田美江 風土 201808  
西日さすサッカーボールの影を蹴る 岩下芳子 201809  
ふくよかな笑み三尊の西日中 山田六甲 六花 201809  
西日さす摩崖の仏目をつぶり 山田六甲 六花 201809  
北京ダックくるりぐるりと大西日 たかはしすなお 201809  
西日たぎらせ踏切の警報音 諸岡和子 201810  
大西日富士一切の影もたず 片桐紀美子 風土 201810  
玄関の真つ正面や大西日 小川玉泉 末黒野 201810  
記紀の代も同じ山容大西日 河原敬子 201811  
取舵の西日巻き込み大灘へ 池野つむぎ 馬醉木 201811  
大西日世の混濁の中継塔 福嶋正一 京鹿子 201811  
何時よりか西日の部屋を物置に 福嶋正一 京鹿子 201811  
秋簾西日は愁ひ持ちはじむ 岡本尚子 風土 201811  
海図見る男の背中大西日 鶴濱節子 船団 201812  
看護師の脈取る指や西日さす あさなが捷 201902  
照り返す隣の壁の大西日 秋千晴 201902  
高層ビルの窓の多さよ大西日 沼田巴字 京鹿子 201907 西日→1

 

2019年7月26日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。