二百二十日   19句

二百二十日  二百二十日

作品
作者
掲載誌
掲載年月
お使ひに二百二十日の一輪車 細川知子 ぐろっけ 200001
おだやかな二百二十日の川流れ 鈴木とおる 風土 200112
舌の根の二百二十日の生乾き 今村恵子 200211
二百十日二百二十日と過ぎゆけり 塩川雄三 築港 200311
若き日や二百二十日の鬼瓦 天野きく江 200512
二百二十日脂肪の厚さ気にかかる 瀬下るか 200512
こともなく二百二十日の過ぎにけり 二村蘭秋 雨月 200711
草折れば木の音発す二百二十日 丸山佳子 京鹿子 200812
晴れ女二百二十日の雲払ふ 神谷文子 馬醉木 200812
下校児の二百二十日の靴占ひ 大場ましら 200812
雲速く流るる二百二十日かな 岡田史女 末黒野 200912
あつさりと二百二十日も過ぎにけり 松田明子 201101
電車きしむ二百二十日の鞍馬線 南恵子 万象 201212
二百二十日鴉の見張るごみ置場 大日向幸江 あを 201311
いくたびも雨過ぐ二百二十日かな 岡田史女 末黒野 201412
傘を干す二百二十日の晴間見て 渡邊孝彦 やぶれ傘 201412
二百十日二百二十日と楽しぶも 窪田佳津子 雨月 201611
ざっくり盛る二百二十日のタコライス 笹村恵美子 201712
布染めて二百二十日の風に干す 曽根富久恵 202102

 

2021年9月10日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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