夏 館 2    16句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
夏館ステッキの音そこ此処に 松山三千江 春燈 201808
夏館大理石より冷気あり 齊藤實 201808
夏館壁と太陽閲ぎ合ひ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201808
山形方言隔靴掻痒夏館 赤座典子 あを 201808
迷ひ込む太郎の世界夏館 持田信子 春燈 201810
鉄斎の白描掲げ夏館 城戸ひろみ 雨月 201811
海の青窓いつぱいの夏館 涌羅由美 ホトトギス 201901
夏館奥に二畳の化粧の間 青谷小枝 やぶれ傘 201910
鎧ひたる騎士の風格夏館 宇都宮敦子 琴引鳥 202002
垣越しに犬の吠えゐる夏館 村田武 やぶれ傘 202009
竹林の風も過客や夏館 稲畑廣太郎 ホトトギス 202107
浮世絵の額並びゐる夏館 丑久保勲 やぶれ傘 202109
夏館アンドロイドの渋沢翁 志方章子 六花 202109
夏館マントルピースに置き時計 北城美佐 202109
リコーダーのふつくら響く夏館 谷口摩耶 202208
銀の船飾る出窓や夏館 中野千代子 末黒野 202208
夏館 →1

 

2023年6月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。