夏の月 5     20句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
角曲がる友を見送り夏の月 吉田幸恵 やぶれ傘 202110
夏の月貨物列車が長々と 浅嶋肇 やぶれ傘 202110
夏の月あけびの蔓の籠を編む 泉一九 やぶれ傘 202110
ぼた山の草木の上に夏の月 坂本和穂 やぶれ傘 202110
藁屋根を昇りきつたる夏の月 藤生不二男 六花 202110
山といふ闇を離れて夏の月 湖東紀子 ホトトギス 202111
一湾の紡ぐ波音夏の月 大川曄美 末黒野 202111
文机の禿びし鉛筆夏の月 亀卦川菊枝 末黒野 202111
交渉の果ての戦や夏の月 高倉和子 202112
夏の月バッテラ買うて帰りけり 谷口摩耶 202207
夏の月胸中にある休火山 栗原公子 202207
夏の月回峰行の待つ先は 吉宇田麻衣 202209
夏の月蝶の蛹のぶら下がる 中嶋陽子 風土 202209
赤く大きく母の遺影に夏の月 立竹人 春燈 202209
一望の山の端淡く夏の月 六崎正善 末黒野 202210
夏の月くづしてフェリー入港す 佐藤千恵 京鹿子 202211
帰朝かな晩夏の月のお出迎へ 伊吹之博 京鹿子 202211
夏の月地球儀にある海いくつ 和田華凛 ホトトギス 202212
万の椅子埋まるライブや夏の月 伊藤美伽 末黒野 202304
夏の月仰ぎ悌仰ぎけり 今井肖子 ホトトギス 202306
夏の月→ 1

 

2023年6月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。

 
2023年6月24日