(他季を含む) 2    21句

沼底や鰻鯰と哲學の店張るならむ    和田魚里

作品
作者
掲載誌
掲載年月
鯰掛けこんな遺品もありにけり 吉武千束 太古のこゑ 201411
放生の鯰の吹ける泡一つ 横山昭子 雨月 201412
マントラを諳んじあがり鯰かな 中島陽華 201508
僧形となる少年や梅雨鯰 中島陽華 201509
生き生きと微動だにせず梅雨鯰 秋葉雅治 201509
大鯰釣ればぬらぬら地を這つて 大崎紀夫 虻の昼 201510
草に上げくちびる厚し梅雨鯰 深川淑枝 201512
鯰飼ふ駅長ほかみな顔見知り 中川句寿夫 あを 201608
ぬたくりて放生池の大鯰 斉藤マキ子 末黒野 201609
もう誰も捕らぬ鯰の大頭 柴田佐知子 201609
大鯰バケツに髭のつかへをり 秋千晴 201707
おばちゃんと呼ばれていたり大鯰 火箱ひろ 201709
法螺吹きのやうな口髭ごみ鯰 宇都宮敦子 201709
西海道白雨流木地に鯰 七郎衛門吉保 あを 201709
大鯰捕られて池の水凹む 小宮山遠 201805
大鯰捕られて池の水凹む 小宮山遠 201805
コースとは別に鯰の天婦羅を 瀬島洒望 やぶれ傘 201910
海女桶に泥はかせをり梅雨鯰 栗坪和子 201910
掬ひ上げ鯰を扱く南瓜の葉 岸洋子 202002
岩かげに頭だけ入れ鯰かな 田中とし江 202102
梅雨鯰ざつと二尺と目に測り 南うみを 風土 202208
鯰→ 1      

 

2023年7月8日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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