茗荷の子 2   19句

茗荷よりかしこさうなり茗荷の子  正岡子規  寒山枯木

作品
作者
掲載誌
掲載年月
羽州路や農夫に貰ふ茗荷の子 秋山信行 やぶれ傘 201512
茗荷の子貰ふ両手に余るほど 望月晴美 201609
茗荷の子てんでに傾ぎ現るる 南うみを 風土 201610
方丈の裏の茗荷の子沢山 戸栗末匿 201611
茗荷の子三日つづきの七つ八つ 七郎衛門吉保 あを 201709
茗荷の子さくさく刻む夕明り 小嶋恵美 春燈 201709
摘み来しと峡の茗荷の子を賜る 岩井京子 201802
土付きの茗荷の子三つ掌上に 永井惠子 春燈 201810
葉隠れや薄紅さして茗荷の子 山本茂子 末黒野 201810
茗荷の子釈迦は腋より生誕す 奥田筆子 京鹿子 201811
町中の畑の夫婦や茗荷の子 村田武 やぶれ傘 201911
大ぼらや脳内革命茗荷の子 瀬川公馨 202001
新聞紙に包みくるるや茗荷の子 吉澤恵美子 春燈 202008
朝採りの友に届くる茗荷の子 西谷恵美子 春燈 202009
茗荷の子初収穫の五つかな 赤座典子 あを 202009
ひとつ採りふたつみつつと茗荷の子 秋山信行 やぶれ傘 202010
同病と思しき人や茗荷の子 滋野暁 末黒野 202111
茗荷の子黄花もろとも摘みにけり 松川昌義 末黒野 202112
茗荷の子染むる酢漬けやほの紅く 片岡登志枝 末黒野 202211
茗荷の子 →1

 

2023年8月29日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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