目 白 2      21句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
つつましき暮しを守りて目白待つ 武政礼子 雨月 201512
寒金柑そのままにして目白待つ 須賀敏子 あを 201603
今年また番目白の訪ひ来り 槐島修 万象 201607
目白来て磯馴木に羽休めをり 田中臥石 末黒野 201607
十月の昼の密会目白駅 竪山道助 風土 201701
束の間を梅に目白の遊びけり 山田六甲 六花 201704
目白来て冬枯れの庭賑はへり 島田和枝 万象 201704
目白をば化身とおもふ気弱さよ 佐藤喜孝 あを 201709
生駒嶺を見せて吊りたる目白籠 前田美恵子 201710
尾長目白と日々分ち合う蜜柑かな 赤座典子 あを 201802
あたみ桜目白の出入り激しかり 赤座典子 あを 201904
目白鳴く先祖の知恵の麻の糸 橋添やよひ 風土 201906
電線に来ては零れて目白押 稲畑廣太郎 ホトトギス 201910
風に聞く季節の便り目白来る 稲畑廣太郎 ホトトギス 201910
ベランダの目白にきざむ冬林檎 赤座典子 あを 202002
うごく莟うごかぬ蕾目白去る 佐藤喜孝 あを 202003
こぼれ来て古木に遊びゐる目白 住田千代子 六花 202006
目を丸くして驚いてゐる目白 高橋将夫 202008
一羽てふことのなかりし目白かな 府川昭子 春燈 202105
枝垂梅群なす目白取りつかせ 三村純也 ホトトギス 202107
目白来て鵯来て終はる実千両 須賀敏子 あを 202204
枝に挿すみかんに目白二羽三羽 岩井京子 202211
目白 →1

 

2023年6月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。