作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
豆柿や木曽の御岳雲かかる | 田中藤穂 | 水瓶座 | 200002 |
豆柿の実のたわわなり冬ぬくし | 河野友子 | 六花 | 200203 |
豆柿の熟るるを待たず母の逝く | 梅谷昌弘 | 雲の峰 | 200212 |
豆柿にまさぐる旅の金米糖 | 岡井省二 | 省二全句集 | 200312 |
豆柿や萱葺き屋根の明り取り | 鷹羽狩行 | 狩 | 200401 |
豆柿を透かし城へと昼の鐘 | 小林令子 | 鴫 | 200402 |
豆柿熟れ軒の低さに漁師町 | 櫻井多恵 | 朝 | 200501 |
豆柿を大壺に挿し荒物屋 | 近藤てるよ | 酸漿 | 200601 |
溜池のあれば豆柿落葉せる | 山本耀子 | 火星 | 200602 |
鈴なりの豆柿あさる鳥の群 | 木内美保子 | 六花 | 200802 |
豆柿のひたすらといふ稔り方 | 服部早苗 | 空 | 200901 |
豆柿の甘さや渋のいつまでも | 大坪景章 | 万象 | 200902 |
豆柿を活けて川越札場宿 | 菅野日出子 | 末黒野 | 201002 |
豆柿や花材の脇を相勤め | 川上久美 | ろんど | 201002 |
豆柿の空にひといろおきざりに | 佐藤恭子 | あを | 201402 |
豆柿の手桶に灯る躙り口 | 能村研三 | 沖 | 201611 |
豆柿の見向きもされず鈴生りに | 山咲和雄 | 末黒野 | 201802 |
豆柿の落つるにまかせ白き蔵 | 山下良江 | 万象 | 201802 |
豆柿に鳥かげのなき空の碧 | 菅野日出子 | 末黒野 | 201804 |
豆柿や土蔵に残る馬繋ぎ | 岡井マスミ | 末黒野 | 202102 |
2021年10月20日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
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