金亀子(黄金虫 かなぶん ぶんぶん) 2       13句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
金亀子死んだふりして生き返る 藤生不二男 六花 202009
話ある?聞くよ何でもかなぶんぶん 辻水音 202009
灯に落ちて暫しかがやく金亀子 栗原完爾 春燈 202009
黄金虫多雨に窓の棧しがみつく 長崎桂子 あを 202009
艶失せずゐてかなぶんの骸なる 田中佐知子 風土 202010
かなぶんの足のほこりを取りにけり 出口誠 六花 202011
御金神社の吾に飛びくる黄金虫 高野昌代 202011
颱風の逸れたる道にかなぶんぶん 佐藤竹僊 あを 202110
いく度も闇に身を打つ金亀子 荒井ハルエ 春燈 202110
灯を逸れて死をまぬがれし黄金虫 浜崎素粒子 ホトトギス 202112
かなぶんの綺羅を掃きだす独居かな 栗原完爾 春燈 202112
かなぶんの怒りの飛んで来りけり 岩岡中正 ホトトギス 202201
かなぶんを踊り場に掃き寄せてある 兵藤惠 202210
金亀子 →1      

 

2023年7月31日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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