15    100句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
恋神籤に嬌声沸くや今日の菊 篠田純子 あを 201810  
半襟にひと色添ふる菊日和 徳田千鶴子 馬醉木 201811  
野仏に菊の三輪東川 須賀敏子 あを 201812  
白菊や加賀麩料理に添へてあり 大日向幸江 あを 201812  
白菊や聴いて欲しくて母の墓 太田慶子 春燈 201812  
同行二人菊の日の菊を見に 雨村敏子 201812  
牛飼の友訪ふ道や野紺菊 田中臥石 末黒野 201812  
庭を掃く僧ひと叢の野紺菊 黒滝志麻子 末黒野 201812  
大輪の菊懸崖の菊が座に 増成栗人 201901  
東風咲残る菊束ねたり 大日向幸江 あを 201901  
断捨離はひとつの覚悟菊日和 杉本薬王子 風土 201901  
菊花展小菊は鳥の翼にし 中嶋陽子 風土 201901  
子と親と習字教室菊の花 丑久保勲 やぶれ傘 201901  
この家に二坪ほどの菊の庭 大島英昭 やぶれ傘 201901  
五六軒秋明菊を咲かせたる 大島英昭 やぶれ傘 201901  
新しき荊棘線ひかる野紺菊 大島英昭 やぶれ傘 201901  
笈摺の朱印の滲み菊日和 甲州千草 201901  
寺塀の格言を読む菊日和 荻坂真稚子 雨月 201901  
亡き人の席の余白に菊の供花 外山妙子 雨月 201901  
忌を修す墓前に黄菊白菊を 服部珠子 雨月 201901  
父もまた寡黙なりしと菊育て 中原敏雄 雨月 201901  
菊花展まづ大輪に足を止め 中原敏雄 雨月 201901  
父につぐ弟の叙勲や菊日和 高木典子 雨月 201901  
城門を指してつぎつぎ菊車 工藤義夫 馬醉木 201901  
菊の香や息深くせる待ち合はせ 中里昌江 末黒野 201902  
菊日和脇木陣の腕木門 佐藤喬風 末黒野 201902  
近くにも遠目にも見て菊花展 佐藤喬風 末黒野 201902  
橋渡る菊の香りの濃き方へ 佐藤喬風 末黒野 201902  
改札の菊のひと鉢無人駅 梅田武 末黒野 201902  
勝菊の黄のかがやきや鳥の声 小田嶋野笛 末黒野 201902  
戻り来てまた大輪の菊の前 石黒興平 末黒野 201902  
菊の香と葬りの庭の鳶の笛 杉原ツタ子 201902  
嵯峨菊の細きをつなぐいのちの緒 吉田順子 201902  
本膳や紅菊黄菊甘酢和 岩下芳子 201902  
父と子の癖毛の揺るる菊日和 秋千晴 201902  
乱菊の日を零しつつ束ねられ 川内谷育代 馬醉木 201902  
ねんごろに納むる杖や菊の寺 鈴木幾久 馬醉木 201902  
華やぎの中のはかなさ貴船菊 菊池和子 京鹿子 201902  
菊を焚きわが好日の香となせり 亀井福恵 京鹿子 201902  
菊焚く火全て紫煙となりにける 中田禎子 201902  
カリヨンの音にも糸菊縺れさう 吉村幸子 雨月 201902  
漱石子規の往復書簡菊香る 塩見治郎 雨月 201902  
野路菊やガリ版刷の創刊号 山田夏子 雨月 201902  
野紺菊先師好みしむらさきに 山田夏子 雨月 201902  
嵯峨帝の宸筆拝す菊日和 竹内喜代子 雨月 201902  
むらさきの炎の一花あり菊供養 藤森すみれ 201902  
菊の香の匂ふ友の手夕支度 佐藤やすこ 風土 201902  
忌日過ぎ伽羅の香りと菊の香と 平居澪子 六花 201902  
選外のことに薫れり菊花展 今村千年 末黒野 201902  
百歳を寿ぐ集ひ菊日和 中谷未知 末黒野 201902  
菊日和猫に髪の毛舐められる 柴崎和男 やぶれ傘 201902  
野路菊の白や古刹の磴の罅 加藤静江 末黒野 201903  
水茎の著けき碑文菊佳節 亀井福恵 京鹿子 201903  
復元の御殿相成り菊日和 佐藤花木 雨月 201903  
一片の雲もなき日よ野路菊よ 湖東紀子 ホトトギス 201903  
三回忌過ぎてなほ咲く亡父の菊 贄由俊之 やぶれ傘 201904  
菊展に文化の香りありにけり 竹下陶子 ホトトギス 201904  
日照権今は昔に菊日和 仁上博恵 201905  
菊尽し花嫁のれん母の愛 渡辺節子 201905  
妻の眼の中より出でて菊を焚く 神蔵器 風土 201909  
秋明菊俗人凛と背を伸ばす 伊藤希眸 京鹿子 201910  
下町の鐘の音重し菊供養 稲畑廣太郎 ホトトギス 201910  
今日の菊白し星図と天球儀 工藤義夫 馬醉木 201910  
束ねてはむらさき勝てり畑の菊 水原 秋櫻子 馬醉木 201910  
沖晴れて船小屋前の除虫菊 大崎紀夫 やぶれ傘 201910  
ふる里の野路菊あかり妣の空 安田優歌 京鹿子 201911  
秋明菊われに残生幾ばかり 伊藤希眸 京鹿子 201911  
菊花展見しかと問はれをりにけり 稲畑汀子 ホトトギス 201911  
前置きの長き祝辞や菊日和 木村梨花 春燈 201911  
菊日和敦賀は鶴賀凪ゐたる 山田六甲 六花 201911  
順に嬰抱かせて貰ふ菊日和 野坂民子 馬醉木 201911  
貴船菊あかるし魚板打つときは 大崎紀夫 やぶれ傘 201911  
秩父路に秋明菊の白群れて 須賀敏子 あを 201912  
恂々と菊重ねゆく八月よ 秋津 令 201912  
そらいろの蓮華香炉や菊日和 辻水音 201912  
山門を入れば隈なく貴船菊 本田武 やぶれ傘 201912  
菊日和縁に広ぐる色見本 太田昌子 馬醉木 201912  
菊の香を抱きて子らの墓参せり 松本幹雄 馬醉木 201912  
大輪の菊持て余す花占ひ 中田禎子 201912  
指先に残る菊の香草書体 前田美恵子 201912  
娘の初の上梓に盃を菊の秋 横山昭子 雨月 201912  
秋明菊伸びて長雨湛へたる 櫛橋直子 雨月 201912  
師の影を踏みて語らう菊日和 松井季湖 201912  
展示会黄菊白菊相和せり 大橋晄 雨月 201912  
菊祭路面電車はなくなりて 田中藤穂 あを 202001  
磯菊や千畳敷へ道細り 岩田登世 雨月 202001  
誕生日の師を祝ぎ合へる菊の秋 西村しげ子 雨月 202001  
掛軸の余白たつぷり今日の菊 森清堯 末黒野 202001  
おだやかな茶筅の泡や菊日和 吉澤濱子 202001  
菊の香や白は中天を遊びをり 松本三千夫 末黒野 202001  
野紺菊母の匂ひの日暮れくる 本郷 公子 京鹿子 202001  
小菊束小菊の似合ふ手に渡す 高木晶子 京鹿子 202001  
ほぐれんとして白菊のうすみどり 藤岡紫水 京鹿子 202001  
人悼む令和令月菊薫る 塩貝朱千 京鹿子 202001  
晩菊や学徒出陣七十余年 鈴木としお 春燈 202001  
たかだかと上ぐる即位や菊薫る 鈴木としお 春燈 202001  
ぽんぽこと木魚の弾む菊日和 鈴木鳳来 春燈 202001  
祖母の戒名ひらがな二つ菊日和 小張昭一 春燈 202001  
菊の香や慶事に晴るる二重橋 佐藤信子 春燈 202001  
犬死にを隠す美談と菊の花 三木享 202001 菊→ 1

 

2020年12月5日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。